難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

手話を知っている女性大神楽師

2009年12月21日 21時14分26秒 | 日記(つぶやき)
協会のクリスマス例会に、落語家協会から女性の太神楽師に来て芸を披露してもらった。

最初に、指文字で名前を自己紹介していた。手話が出来るというほどではないが難聴者協会の例会のために一所懸命覚えてきてくれたのだろう。
こうしたことから難聴者への理解も広がると思う。

要約筆記奉仕員は、要約筆記をしない奉仕員(ボランティア)として、内容を変え、彼女のように難聴者のことも理解した人として社会に普及したい。
国の事業もあるが、難聴者協会として、どんどん聞こえのサポーター、難聴者支援員として大いに普及しよう。
失語症の人たちを支援する人たちが、会話支援サポーター養成に乗り出している。


ラビット 記

難聴者の社会生活力プログラム(1)

2009年12月21日 18時15分06秒 | 日記(つぶやき)
社会生活力SFAの考え方、実際のプログラムについて、奥野英子筑波大学特認教授の講義を初めて聴いた。

これは、難聴者の自立のための力を身につけるための手話講習会の学習目標やカリキュラムを考える際にとても参考になった。
身体障害者のためのSFAプログラム・マニュアルは1999年1月に7年半の月日をかけて発行されたということだった。

今年10月に初めて購入したが障害者の自立のための学習の単元をモジュールと呼んで、グループ討議を中心に実施するようになっている。

モジュールを実践する人は援助者またはファシリテーターとなるとある。
手話講習会では講師が手話を「指導」しているが、これは難聴者等の自立する力(SFAの目的にほぼ当たる)を身につけることを支援すると言うように、講師が受講生まで同じ立場で接するように変えないといけない。

難聴者支援は、要約筆記者のコミュニケーション支援とと別の専門性を持っていると考えて、内容を考える必要がある。


ラビット 記