難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

スマートソニックレシーバーは補聴器ユーザーにどう聞こえる?

2012年08月04日 19時52分37秒 | 生活
難聴者にとって、携帯電話は鬼門だ。仕事でも退社後の生活でも電話が出来ないことは不便を通り越して、「差別」ス等感じる。
このスマホの電話は画面全体が振動することで聞こえる仕組みなので、スピーカーのようなコイルがない。Tモードが使えないということだ。全面振動で「ノイズキャンセル」で聞くと、難聴者にどう聞こえるか確認したい。

ラビット 記
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受話器がない!? パネル全体で音を出す
スマートソニックレシーバーがステキすぎる

 URBANO PROGRESSOの特長として上げられているスマートソニックレシーバーは、電話としてのスマホの使い勝手を加速させている。そのため、スマホではおなじみの受話口が本体正面には存在しない。

 仕組みとしてはディスプレー全体を振動させて、スピーカーにしている。バイブレーションのようにわかりやすく振動しているとは一切感じないが、段ボールの上に置いてみると、振動が伝わりかすかに音声が聞こえるといった具合だ。

 メリットとしては、耳を当てる位置に関係なく音を聞き取りやすくなること、もうひとつは耳を覆うようにぺったりと密着させると、駅のホームや工事現場近くなどでもクリアな音声を聞くことができる。またヘルメット越しでもディスプレーの振動を介して、音声を聞き取ることができることも加えておこう(ヘルメット内部に声が響く感じで、ちょっと不思議な感覚を覚えるのだが)。そういう意味では、バイク乗りをはじめ、シニア層でなくても全年齢で便利すぎるオススメの機能だ。

 受話機能としては「ノイズキャンセル」、「はっきり」、「ゆっくり」があり、通話前・通話中に切り替えられる。「ノイズキャンセル」は、上記のように耳にぺったりとURBANO PROGRESSOをつけた状態でONにすると、比類なき聞き取りやすさを体験できるだろう。「はっきり」は相手の声が聞き取りやすくなるというもので、基本的にONにしておくといい機能だ。「ゆっくり」は、たとえるならICレコーダーや音楽プレイヤーにある再生速度0.8倍といった感じで、しっかりと聞き取りたい内容のときに重宝するだろう。

▼ASCII.jp:スマートソニックレシーバーで通話が捗る「URBANO PROGRESSO」より引用。
http://ascii.jp/elem/000/000/713/713740/
メディアワークス転載了解済み。