なのでしょうか。
まずは新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
穏やかな正月である。昨夜は我が生家にて年越し。ひたすら飲み食いの時間を過ごした。
さて、お正月の総菜であるが、我が生家では欠かさないのが「うま煮」である。拵えるのはお袋で、すっかり薄味になってしまったが、それでもそれを食べないと、正月は物足りない。

漢字を用いると旨煮ということになるのか、この料理。全国共通なのだろうか。
蓮根、人参、シイタケ、筍、ナルト、高野豆腐、何より味の決め手は里芋だ。肉は、多くは鶏を使うと思うが、今を去ること数十年前、母方の祖母が、鶏の匂いを好まなかったことから豚肉を使ったらしく、それを母が引き継ぎ今日に至っている次第らしい。
これをご覧の皆様の食卓やいかに。
それにしても、こうしたものを食べながら数日を過ごす、やはりお正月は良いものだ。欲望渦巻く12月のあの大騒ぎイベントとは違う、この正月気分は日本人の心のふるさとだ。
正月気分といえば、明日は旭笑長屋の新春寄席で獅子舞だ。目出度い空気を人様にお届けしているようで、実は獅子頭を被っている自分が一番楽しい、どうにも御利益の不安な獅子なのである。
まずは新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
穏やかな正月である。昨夜は我が生家にて年越し。ひたすら飲み食いの時間を過ごした。
さて、お正月の総菜であるが、我が生家では欠かさないのが「うま煮」である。拵えるのはお袋で、すっかり薄味になってしまったが、それでもそれを食べないと、正月は物足りない。

漢字を用いると旨煮ということになるのか、この料理。全国共通なのだろうか。
蓮根、人参、シイタケ、筍、ナルト、高野豆腐、何より味の決め手は里芋だ。肉は、多くは鶏を使うと思うが、今を去ること数十年前、母方の祖母が、鶏の匂いを好まなかったことから豚肉を使ったらしく、それを母が引き継ぎ今日に至っている次第らしい。
これをご覧の皆様の食卓やいかに。
それにしても、こうしたものを食べながら数日を過ごす、やはりお正月は良いものだ。欲望渦巻く12月のあの大騒ぎイベントとは違う、この正月気分は日本人の心のふるさとだ。
正月気分といえば、明日は旭笑長屋の新春寄席で獅子舞だ。目出度い空気を人様にお届けしているようで、実は獅子頭を被っている自分が一番楽しい、どうにも御利益の不安な獅子なのである。