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酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

好物。

2013-09-03 | 旨かった話
今日のお昼は打ち合わせを兼ねて。

刺身が好物だという先様の機嫌を取るべく(笑)、寿司。


時々寄らせてもらっている八角さんで。ランチメニューは茶碗蒸しなんぞもついていてけっこう楽しい。

刺身が好物だなんてシブいねえと相手に話を振ると(ちなみにその方はうら若きお嬢さん)、あなたは何が好きかと返してきた。
彼女の場合、ふと好物って何かと考えてみた結果、言葉に出てきたのが刺身だったという。

え?自分? そういう状況で、カレーライス、ラーメン、スパゲッティ、ハンバーグ、フライドポテト、赤いウインナー、(子供か?)とか分かりやすいものを挙げられたらラクなのに、まこと自分の場合は何でも好きなので困る。今日のように不意に振られると、う~ん…ということになってしまう自分なのだった。

そもそもこういう時は、はっきりと○○が好きですというのが適当だ。美味しければ何でも、なんてのは会話の中では無責任。曖昧な返答は会話のリズムをぶち壊してしまう。
う~ん、強いて言うなら開きホッケのハラスのとこ、しかも縞ホッケのね、なんてのはマイノリティが過ぎる。う~ん強いて言うなら旬のものかな、なんて言った日にゃ会話が途絶えること必至。カッコつけすぎ。


よくあるネタ振りに、死ぬ前に何食べたい?ってのがある。
その質問も大いに困る。答えられない。
答えの出ない苦しさに死んでしまうかも。

ので、そういう時は何種類までいいのかと答えることにしている。

すると大概のやつは、もういい、言わなきゃ良かった、ということに。


良くないよねえ。死ぬ前に決めておかねば。
なんて、そろそろ夕食なのに昼の会話をひきずっている自分なのだった。

旭川oh!ピンチョス

2013-09-03 | 酒風景
というイベントが昨日、今週末までの予定で始まった。

ピンチョスとは串に刺したおつまみを意味するスペイン語。参加の飲食店が各々に考えた地元食材を使用してのピンチョスを楽しみながらはしご酒をするというイベントだ。
チケット1枚でピンチョスとドリンク1杯をいただけるというシステム。席料やお通し代はかからない。

仲間とワイワイ歩きながら、なんたってそれが楽しい。

1軒目。皆で乾杯してイベントのスタートを飾るセレモニーもあり、マチバルさんへ。なんと市長もあいさつに。


ここは串料理というよりはバーニャカウダを串で食べてねという趣向。でもこのバーニャカウダは絶品だった。作り方のコツも聞いちゃったもんね。

2軒目。


昨年、一昨年と人気No1だった自由軒さん。三代目を継ぐべき若き息子さんが腕を振るう。
黄色く丸いのはコーンポタージュ。いきなりびっくりなメニューに皆満足。

3軒目。


暗い裏通りでひっそりと営業する黒猫亭さん。初参加なのでピンをお忘れなようで(笑)。
ハーブたっぷりな生春巻きなど。
前から気になっていた店であるが、なかなか美味しいものを出す店だ。近々改めてお邪魔したい。

4軒目。


ロワジールホテルの和食店「嵐山」さん。きりっと冷えた日本酒を出してくれる気の利いた店。

5軒目。


ジャズライブが楽しめる蕎麦屋「放裁」さん。そばを包んだ春巻き。前掲の他店より見た目は地味だがこれでいい。蕎麦屋だから。飲み物はもちろん蕎麦焼酎。
いかにも蕎麦屋な演出に満足。

と、一気に5軒でとりあえず終了。行く先々で出会う参加者達の中には数日かけて全店回るぞなんていう強者もいて、主催者としては嬉しい限りと思う。

初日の収穫は、お初のお店と出合ったこと。お店側もこれで客が増える、そんな構図がイベントの真の狙いである。


ところで

なぜ5軒で切りがついたかというと、チケットが5枚綴りだから。
さて、フツーに呑み直してクールダウンしましょうかと、川わきへ。


マスターのおすすめに従い、穴子天ぷら。
でかい~。締めには上等すぎるのだった(笑)