酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

焼肉店での案件

2016-10-07 | 旨かった話
某焼肉店にて、某商店街の役員さんと懇談。


個人的には、とても久しぶりな焼肉。
それはそうと、集まった皆さん。実は10年以上も前から知ってるお顔なのだが、一緒に呑むのは今回がなんと初めて。
話してみれば、同年、同世代。あるいは同じ時代を共有するお方など。良い機会を得たものと感謝申し上げる次第。


ひとしきり食べた後は、軽いものや野菜焼きで飲み続けるというのはよくあるパターン。
たしかアウトドアの話題で盛り上がったような。
とても楽しかったが、あれ?自分が呼ばれた理由に関する話題は済んだんだっけ(笑)

オマケ


役員さんたちが役員会をやっているという間の時間つぶしに「たりき」で酒を二つほど。
肴は茄子とピーマンの辛味噌炒め。旨かった。

キープボトルは男山

2016-10-06 | 酒風景
ふと気づけば、前記事もこの店の話だが、頻繁に顔を出していれば必然的にこうなるな(笑)

場末のその店。常連として名前くらい覚えてもらうようになると、好きなお酒を取り寄せてくれ、ボトルごと預かってくれるという嬉しい気遣いが。
いつのまにか自分もその域にいたようで(自分で自分のことを常連というのはみっともないが、本編においては説明の便宜上お許しあれ)、好きな酒はないかと声をかけてくれるので、それではとお願いしたのがコレ。


有難くも日頃より我がブログをご覧いただいている方にはお馴染みのラベル。またそれかい!と言われそう(笑)
男山の生酛純米。目下のお気に入り指折りの酒だ。
PCやスマホの環境によって「もと」という字が表示されない場合があるが、ラベルは「きもと」純米と読む。

冷や(常温)で呑ると、これが堪らない旨さ。店が古くて寒いので、これを台所あたりに置いておくと、今の時期は実に適温である(笑)

一升瓶には当然向こうの利益も付いてそれなりの値段になるが、一合換算してみれば断然お得。
もう腹いっぱいに呑めること請け合い。なんて、それはない。一応オトナな呑み方を心がけてますから(笑)


長芋の酢漬けとか高野豆腐とか納豆とか、お通しも何気にヘルシーな上に酒と合う(トマトはオプション)。

呑んでいたら、あとから来た客がその酒は?と聞くから、生酛とは何かを解説し、コクのある非常に旨い酒なのでお勧めですと申し添える。
向こうさんは酒じゃないものを呑んでいたので一杯どうですかとはいかなかったが、思えば、飲み屋で他人とはからまない主義であるが、この店では不思議とイヤじゃない自分だったりもするのだった。

落葉

2016-10-05 | 旨かった話
・・・と書いて「おちば」と読む人。一方では「らくよう!」と叫ぶ人。
後者はもちろん旬のキノコに目がない食いしん坊に間違いない。

拙も自信満々に後者なわけで、先日、飲み屋で女将から「落葉のおつゆがあるけど食べれるかい」と声をかけられ、思わず「らくよう!?」と、ちょっと声が大きくなった(笑)



常連の「社長さん」と呼ばれる方が山から採ってきたものを土産に持ち込んだとのことで、運よくご相伴に与ったのだが、まあ、おいしいこと。かなりの上物だ。ひさびさに本物らしい本物の落葉を食べた、という満足感はかなり大。近頃はスーパーなどで正体不明なものが出回ってるからねえ。

ところで、女将が言った「食べれるかい?」。ら抜き言葉の是非はさて置いて、「食べることができるか、好きか」という意味だ。
世の中には落葉キノコのことを「ぬるぬるして嫌い」とかいうヒトがたまにいて残念なことである。
こんな旨いものを、けしからん!とさえ思うが、まあいいか。みんなの好物ならとっくに枯渇してたろうし。嫌いだというヒトの分をありがたくいただくとしますか。
といっても、昔に比べぜんぜん採れなくなったそうで、それはそれで大いに懸念されねばなるまい。


おまけ


名前は明かさない、その店のかなりドメスティックなお通しの図。


これが実にいいんだな。プラスチックの醤油瓶も泣かせる(笑)

近頃多い居場所はここ。なんだか「あったかい」んだよな。

辛い麻婆で山廃の実力に出合う

2016-10-04 | 酒風景
何気に手持無沙汰な夜は「ふらりーと」で軽く一杯。

まずは、おばんざい「たりき」にて。
きっと何かあるだろうと期待した通り、用意されていた酒はこれ。



好きな酒のひとつ「雪の茅舎」。ひやおろしと聞けば見逃す手はない。
まろやかな旨み、また、その深さ。雪の茅舎らしいクオリティは期待どおり。冷蔵庫の緻密な設定があってのことかどうか分からぬが、たりきの冷酒は冷えすぎていなくて良い。酒の旨みが分かりやすい。

肴は、あえてチャレンジと思い、かなり辛いものを。


同店の人気メニュー「辛い牛肉の麻婆豆腐」。牛肉の辛い麻婆豆腐、だったかな(笑)

確かに辛い。唐辛子的な辛味はかなり効いているのだが、刻んだ牛肉の旨みもたっぷりあってとても食べやすい。
辛味よりもそっちの方が酒と出合う。が、酒なら何でも上手く行くというものではない。やはり山廃。その特徴を簡単に言ってしまうなら「コク」のある酒。これがなければ麻婆豆腐とは寄り添わない。

などと、食べながらそんな面倒なことを考えていたかは分からないが、まあ、そんなとこだ(笑)

そして、ちょいハシゴ。



「べてぃ」にて。今年の初燗だ。

時間が遅かったせいか、大好物のつくねはすでに品切れ。


なので、同じくらい大好物な「揚げ納豆」を。
野菜価格の高騰もなんのその、いつもネギたっぷり。これが女将のこだわり。メインを食べてしまっても、残った薬味で酒が呑める。

という、いつものノリで酒を楽しみお開き。ふらりーとで呑むと、深酒にならないのが良い(閉店が早い)。

ただし、真っすぐ帰ればね。