れもん*です。
今回の新潟行き、泊まったのは 松之山温泉 の 凌雲閣 でした。
松之山温泉は、今から七百年前、南北朝時代に発見されたと伝えられ、
有馬、草津とともに、 日本三大薬湯 と称されていて、その泉質は折り紙付き。
また、温泉街から少し離れたところにある凌雲閣は、
国の有形文化財に登録されている木造三階建ての宿です。
入母屋屋根の車寄せも付いた、堂々とした構えの玄関。
ホールの木彫の衝立と、2m近い高さの古時計。
ロビーの真ん中には、自然木の飾り柱が・・・。
客室が7室ある3階には、特に趣向を凝らした部屋が集まっています。
建築時に初代館主が上州渋川の宮大工を呼び寄せて、
一人一室ずつ任せて技を競わせたので、部屋ごとに意匠が異なり、
創意工夫と遊び心溢れる造りになっているのです。
ちなみに室内は、次の間、本間、広縁の3間続きの間取りになっています。
廊下に面して、それぞれに違った飾り窓があるのがお判りでしょうか。
私たちが泊まったのは一番向こうの「管領」でした。
皇族も宿泊されたという、格式高い客室です。
管領の間の飾り窓には欄干が付いています。
角部屋のこの部屋だけは、基本の間取りはほかの部屋と変わらないのですが、
入り口の戸を開けると、広縁まで内廊下が続いています。
内廊下から、次の間を見たところ。
次の間から本間を見たところ。
あらかじめ布団が敷いてあるのは、コロナ対応で仕方ないですね。
本間から広縁を見たところです。
書院窓には木の枝や鳥の細工が施されています。
右側の障子の向こう側は、内廊下です。
広縁は洋風でカーペットが敷かれ、ゆったりとした作りになっています。
お楽しみの夕食は、地元の素材を大切にした懐石料理です。
お造り(岩魚、カンパチ、甘海老) と 天婦羅(海老、南瓜、茄子、舞茸)
目鯛の柚子味噌焼き
ナラタケとチチタケのきのこ豆腐とけんちん汁
きのこ鍋。 きのこは、ナメコ、ムキタケ、クリタケ。
この後は、松之山産コシヒカリのご飯と鯉こく。デザートは赤ワインゼリーでした。
続いて温泉を紹介しましょう。
浴場は、時間で男女が入れ替わる大浴場と中浴場と、家族風呂があります。
大・中浴場は自家源泉の 「鏡の湯」 で、
湧き出る時は無色透明ですが、時間と共に美しい浅緑色に変ります。
泉質は、ナトリウム成分を多く含んだ美肌の湯
古代に地中に閉じ込められた「化石海水」が地中深くで温められて、
源泉として湧き出しているので、塩分濃度が濃いのが特徴です。
塩分のほかにも、消毒や洗浄効果がある「ホウ酸」の含有量は日本一。
天然保湿成分の「メタケイ酸」もかなり多く、三大薬湯の名に恥じません。
朝の玄関に、明るい光が入ってきます。
朝食は、温泉卵や車麩とゼンマイの煮物など。
ナメコとお豆腐の味噌汁はお代わりしました
別テーブルで、食後のコーヒー をいただきましょう。
今日は一日、いい天気になりそうです
今回の新潟行き、泊まったのは 松之山温泉 の 凌雲閣 でした。
松之山温泉は、今から七百年前、南北朝時代に発見されたと伝えられ、
有馬、草津とともに、 日本三大薬湯 と称されていて、その泉質は折り紙付き。
また、温泉街から少し離れたところにある凌雲閣は、
国の有形文化財に登録されている木造三階建ての宿です。
入母屋屋根の車寄せも付いた、堂々とした構えの玄関。
ホールの木彫の衝立と、2m近い高さの古時計。
ロビーの真ん中には、自然木の飾り柱が・・・。
廊下や柱には銘木が使われ、綺麗に磨き込まれています。
階段もあめ色に輝いていました。
客室が7室ある3階には、特に趣向を凝らした部屋が集まっています。
建築時に初代館主が上州渋川の宮大工を呼び寄せて、
一人一室ずつ任せて技を競わせたので、部屋ごとに意匠が異なり、
創意工夫と遊び心溢れる造りになっているのです。
ちなみに室内は、次の間、本間、広縁の3間続きの間取りになっています。
廊下に面して、それぞれに違った飾り窓があるのがお判りでしょうか。
私たちが泊まったのは一番向こうの「管領」でした。
皇族も宿泊されたという、格式高い客室です。
管領の間の飾り窓には欄干が付いています。
角部屋のこの部屋だけは、基本の間取りはほかの部屋と変わらないのですが、
入り口の戸を開けると、広縁まで内廊下が続いています。
内廊下から、次の間を見たところ。
傘を張ったような独特の天井に驚きました。
次の間から本間を見たところ。
あらかじめ布団が敷いてあるのは、コロナ対応で仕方ないですね。
本間から広縁を見たところです。
書院窓には木の枝や鳥の細工が施されています。
右側の障子の向こう側は、内廊下です。
広縁は洋風でカーペットが敷かれ、ゆったりとした作りになっています。
書院窓の広縁側には屋根が付けられていました。
お楽しみの夕食は、地元の素材を大切にした懐石料理です。
お造り(岩魚、カンパチ、甘海老) と 天婦羅(海老、南瓜、茄子、舞茸)
目鯛の柚子味噌焼き
上はナメコおろしと茄子のお浸し、下は梨の白和え
かきのもと(食用菊)のお浸し
ナラタケとチチタケのきのこ豆腐とけんちん汁
きのこ鍋。 きのこは、ナメコ、ムキタケ、クリタケ。
この後は、松之山産コシヒカリのご飯と鯉こく。デザートは赤ワインゼリーでした。
続いて温泉を紹介しましょう。
浴場は、時間で男女が入れ替わる大浴場と中浴場と、家族風呂があります。
大・中浴場は自家源泉の 「鏡の湯」 で、
湧き出る時は無色透明ですが、時間と共に美しい浅緑色に変ります。
泉質は、ナトリウム成分を多く含んだ美肌の湯
古代に地中に閉じ込められた「化石海水」が地中深くで温められて、
源泉として湧き出しているので、塩分濃度が濃いのが特徴です。
塩分のほかにも、消毒や洗浄効果がある「ホウ酸」の含有量は日本一。
天然保湿成分の「メタケイ酸」もかなり多く、三大薬湯の名に恥じません。
朝の玄関に、明るい光が入ってきます。
朝食は、温泉卵や車麩とゼンマイの煮物など。
ナメコとお豆腐の味噌汁はお代わりしました
別テーブルで、食後のコーヒー をいただきましょう。
今日は一日、いい天気になりそうです