S子ちゃん(小4):
大きく3つのパーツに分けて練習してきた「小さな世界」。
楽譜を見た最初は「難しそう!」と気後れしそうでしたが、高い音で加線がいっぱいの前奏、左手が2ビートの伴奏になるAメロ、アリベルティ・バスの伴奏のBメロと、それぞれのパーツを一つずつ仕上げて、今日はついに全パーツがつながり、全曲通しての演奏が完成しました!
弾いてみたら、加線ばっかりの高い音で、イヤだな~と感じていたことが、逆にキラキラした可愛らしい音色で とっても効果的だったこともわかりました。
「できたねー。むずかしい楽譜だったけど、なんか可愛い感じのアレンジだったよね」と言うと、S子ちゃんも
「うん、なんかオルゴールみたいな♪」と、思いがけない仕上がりに満足している様子です。
「それじゃあね」
と、先生が新しいアイディアを出しました。
「まず、S子ちゃんが前奏から弾き始めるでしょ。そしてこのページ(Aメロ)のところを弾いたら、次のページのBメロに入るとき、先生がAメロから弾き始めるよ」
「えっ、いっしょに弾くの?」
「そう。弾くところがずれてるんだけど、一緒に進めていってね。そしてS子ちゃんが、ダル・セーニョでAメロを弾き終わったところでおしまい。」
「ああー、『かえるのうた』みたいな?」
「そうそう。」
こういう、同じメロディーやパターンを、タイミングをずらして弾いていく形式を、音楽用語で「カノン」といいます。
かえるのうたも、カノンの一種。
「じゃ、弾き始めて。つられないようにね!-」
そうして二人で弾いてみると、一気にサウンドが広がり、とってもゴージャスになりました。
「どう?」
「うわあー、なんかテレビの音楽みたい!」
「すごくいいよね?!じゃ、もう一回やろうよ」
2度目に弾いた時は、お互い様子がわかっているので余裕もでき、豪華なサウンドを楽しんで弾いた後、最後は大きくジャン!ジャン!としめくくりました。
「最後のところが、気持ちよかったー」とS子ちゃん。
とっても楽しかったね。
すてきな「小さな世界」でした!
大きく3つのパーツに分けて練習してきた「小さな世界」。
楽譜を見た最初は「難しそう!」と気後れしそうでしたが、高い音で加線がいっぱいの前奏、左手が2ビートの伴奏になるAメロ、アリベルティ・バスの伴奏のBメロと、それぞれのパーツを一つずつ仕上げて、今日はついに全パーツがつながり、全曲通しての演奏が完成しました!
弾いてみたら、加線ばっかりの高い音で、イヤだな~と感じていたことが、逆にキラキラした可愛らしい音色で とっても効果的だったこともわかりました。
「できたねー。むずかしい楽譜だったけど、なんか可愛い感じのアレンジだったよね」と言うと、S子ちゃんも
「うん、なんかオルゴールみたいな♪」と、思いがけない仕上がりに満足している様子です。
「それじゃあね」
と、先生が新しいアイディアを出しました。
「まず、S子ちゃんが前奏から弾き始めるでしょ。そしてこのページ(Aメロ)のところを弾いたら、次のページのBメロに入るとき、先生がAメロから弾き始めるよ」
「えっ、いっしょに弾くの?」
「そう。弾くところがずれてるんだけど、一緒に進めていってね。そしてS子ちゃんが、ダル・セーニョでAメロを弾き終わったところでおしまい。」
「ああー、『かえるのうた』みたいな?」
「そうそう。」
こういう、同じメロディーやパターンを、タイミングをずらして弾いていく形式を、音楽用語で「カノン」といいます。
かえるのうたも、カノンの一種。
「じゃ、弾き始めて。つられないようにね!-」
そうして二人で弾いてみると、一気にサウンドが広がり、とってもゴージャスになりました。
「どう?」
「うわあー、なんかテレビの音楽みたい!」
「すごくいいよね?!じゃ、もう一回やろうよ」
2度目に弾いた時は、お互い様子がわかっているので余裕もでき、豪華なサウンドを楽しんで弾いた後、最後は大きくジャン!ジャン!としめくくりました。
「最後のところが、気持ちよかったー」とS子ちゃん。
とっても楽しかったね。
すてきな「小さな世界」でした!