ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

大使

2008-03-26 20:37:39 | タックル
ご存知、ABUの大使(アンバサダー)であります。
このリールのすばらしさについては、故開高健先生も「フィッシュ・オン」の中で切々と述べておられており、世界中にそのマニアを持つ希有のリールであります。
以前の記事でも書きましたが、若き貧乏アングラーにとってはまさに「高嶺の花」であり、いつかそのリールを手にする日を夢見ておりました。

左端の5000Cは、給料をもらえる身分になって初めて購入したABUのリールで、釣りキチ三平が「イトウの原野」の章で鮎川魚紳さんからプレゼントされ、2mの巨大イトウを釣り上げたリールであり、最初からあなたに決めていました!

その後、堰を切ったように給料の大半を注ぎ込んで2500C、5500C、1500C、6500Aと買い漁って行ったものであります。この写真以外にもパーミングカップ&インスタントアンチリバースのモデルも何台か購入したのですが、今ひとつ?ピンとこないので手放してしまい、結局手元に残ったのはこの5台だけとなりました。

この5台の共通点といえばドラグの端が角ばっている、いわゆる「角ヅメ」と呼ばれるタイプで、ドラグ作動時にカクカクとラチェット音がする点です。魚が走ってドラグが作動した時にドラグサウンドがすると、「おーっ頑張ってるね~」と実感することができるため、感性の領域で気に入っているのだと思います。

そういえば、最新のハイテクスピニングリールにおいても、このドラグサウンドについては、機能的には無くても特に問題はないと思うのですが、アングラーの琴線に触れる部分で重要なファクターになっているのではないでしょうか。
バスプロのバーニーシュルツ氏もステラのドラグサウンドを「ドラグが歌っている♪」と形容していましたね・・・

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雷魚ゲーム | トップ | 江戸川 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こりゃまたいったい・・・。 (briver)
2008-03-27 22:25:00
今回はまたディープなネタですね・・・。読んでて初めて見る単語ばかりで難しかです。(でもとても楽しそうですけど・・・。)

私は、フライリールが反転してドラグが出た経験は少ないですが、ドラグの音は良い音ですよねぇ。はやくドラグを引き出してくれる魚に出会いたいです・・・。(ToT)
返信する
ドラッグ!? (hickieyjoe)
2008-03-28 22:06:33
昔はドラグのことをドラッグ!?と呼んでいました。
アンバサダーは、その星のようなドラグの形状からスタードラッグ、カーディナルは後ろにダイヤルがあるのでスターンドラッグと呼びました。ドラッグ中毒です
返信する
Unknown (あまかす)
2010-11-09 21:38:55
私が現在居住している神奈川県茅ヶ崎市には開高健記念館がありまして中には開高氏が所有しているタックルを見ることができます、ルアーも沢山あり愛煙家らしくジッポーライターとかも沢山展示されています、メールが送れれば画像とか送れるのですが残念です。
返信する
開高先生は・・・ (hickleyjoe)
2010-11-11 18:49:06
晩年を神奈川県茅ヶ崎で過ごされたのですね。
きっと良い所なのでしょうね・・・

機会があれば、是非行ってみたいと思います。

ちなみにメールは下記のアドレスで受信できます。

hickleyjoe2008@mail.goo.ne.jp
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

タックル」カテゴリの最新記事