楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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めんそーれ 沖縄!(沖縄へ ようこそ!)

2003年12月06日 15時25分00秒 | つれづれなるままに考えること
めんそーれ 沖縄! 

パイナップルが日本で栽培されているとは、
今まで知りませんでした。

沖縄のガイドさんが、「次にパイナップル園でその栽培と
ワイナリーの見学です。パイナップルは食べ放題、
ワインは飲み放題」と言う。

パイナップルの食べ放題は、その昔 会社の褒章で、初めての
夫婦海外旅行を思い出しました。

キャディラックのリムジンでハワイ・オアフ島を一周した後、ガイド兼運転手さんの友人がパイナップルの栽培農家だそうで、そこで少し休憩したとき、出てきた山盛りのパイナップル。パイナップルとは、こんな美味しいものかとその時思いました。

今回はワイナリーもあるという。しかも飲み放題。
ワイナリーの見学では、説明もそこそこに のみ放題へ。
樽は三つ置いてある。樽には蛇口がついていて、コックをひねればワインがいくらでも出てくる。
蛇口の横にプラスチック製のコップが置いてある。
人件費の削減か、「どうぞご自由に こちらは甘口」と書かれており、
「甘口」と「やや辛口」「辛口」と三つの樽が5~6メートル間隔においてある。コップの大きさは100CCほど。順番に飲み比べて約150CC。

甘口が良いか?
いや辛口か?

辛口から甘口へ。甘口から やや辛口へ。そうこうしている間に
750CCは多分飲んでしまった。通常のワイン一本分である。
辛口はパイナップルの味と香りが無いので、
結局やや辛口が一番美味しいということになって
(やや酩酊していたので、本当のところはわかりませんが)
後で考えれば、こんな いきさつで「やや辛口」がお土産になったしだい。
私への お土産は、胃袋の中にしこたま入れておきました。

夜は、沖縄の焼酎「泡盛」の古酒、「グラス 600円」で悩んでしまった。
およそ焼酎は、アルコール度数40℃前後で強そう。
ウエイトレスに聞くと、これが200CCのグラスで出て来るという。それをミネラル・ウォーターならぬ雨水(沖縄ではで雨水以外の水は無い)で割って飲むらしい。
せっかく高価な沖縄料理を食べるのに、本土から取り寄せた、
船賃を飲んでいるような日本酒でもなかろう。
(多すぎれば、残せば良いこと)と思い切って「泡盛」をたのんだ。

出てきた20年 古酒「残波」(残波岬の地名から?)は、
なるほど200CCのグラスではあったが、焼酎はツー・フィンガーしかは入っていない。
そのまま一度舐め、次に氷を入れオン・ザ・ロックでいただき、
最後は水割りにした。

ホテルのダイニングでは、周りのテーブルの人たちが、私のやり取りを聞いていて、出てきた焼酎の量を見たのか、味も素っ気も無い焼酎(みょうな香りはある)を飲んで見せて、
お世辞にも美味しくないのに、カミさんに
「うん、いける」なんて見栄を張ったのを聞いたのか、ボクのテーブルを指差して焼酎を依頼していた。
焼酎は、土産話の種にしかならない。

しかし、カミサンが沖縄にいる間飲んでいた「地ビール」
これはすこぶるホップが利いていて美味しかった。
後で聞くところによれば、「沖縄では、暖かくてホップが採れず、ホップはドイツから輸入している」と言う。銘柄は帰京するなり
忘れてしまったが...

2泊3日で楽しくいろいろ体験してきたが、一番印象に残ったのは、
太平洋戦争のときも激戦地で、戦争へのこだわり(反戦の気持ち)が、
住民からひしひし伝わってきたことでした。
にもかかわらず、米軍基地が沖縄にあるため、
9・11の同時多発テロ以来、観光客が激減して困っていること。
いずれも、アメリカに関係している。
いつまで、アメリカに悩まされ続けるのか、住民の不安は尽きない。

日本の隅々には、もっと色々複雑な事情を抱えている
地方があるに違いない。そう思うと、今置かれている自分達の
幸せを感じずには居られませんでした。

パイナップルワインに事寄せて綴りました。         










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