めんそーれ 沖縄!
パイナップルが日本で栽培されているとは、
今まで知りませんでした。
沖縄のガイドさんが、「次にパイナップル園でその栽培と
ワイナリーの見学です。パイナップルは食べ放題、
ワインは飲み放題」と言う。
パイナップルの食べ放題は、その昔 会社の褒章で、初めての
夫婦海外旅行を思い出しました。
キャディラックのリムジンでハワイ・オアフ島を一周した後、ガイド兼運転手さんの友人がパイナップルの栽培農家だそうで、そこで少し休憩したとき、出てきた山盛りのパイナップル。パイナップルとは、こんな美味しいものかとその時思いました。
今回はワイナリーもあるという。しかも飲み放題。
ワイナリーの見学では、説明もそこそこに のみ放題へ。
樽は三つ置いてある。樽には蛇口がついていて、コックをひねればワインがいくらでも出てくる。
蛇口の横にプラスチック製のコップが置いてある。
人件費の削減か、「どうぞご自由に こちらは甘口」と書かれており、
「甘口」と「やや辛口」「辛口」と三つの樽が5~6メートル間隔においてある。コップの大きさは100CCほど。順番に飲み比べて約150CC。
甘口が良いか?
いや辛口か?
辛口から甘口へ。甘口から やや辛口へ。そうこうしている間に
750CCは多分飲んでしまった。通常のワイン一本分である。
辛口はパイナップルの味と香りが無いので、
結局やや辛口が一番美味しいということになって
(やや酩酊していたので、本当のところはわかりませんが)
後で考えれば、こんな いきさつで「やや辛口」がお土産になったしだい。
私への お土産は、胃袋の中にしこたま入れておきました。
夜は、沖縄の焼酎「泡盛」の古酒、「グラス 600円」で悩んでしまった。
およそ焼酎は、アルコール度数40℃前後で強そう。
ウエイトレスに聞くと、これが200CCのグラスで出て来るという。それをミネラル・ウォーターならぬ雨水(沖縄ではで雨水以外の水は無い)で割って飲むらしい。
せっかく高価な沖縄料理を食べるのに、本土から取り寄せた、
船賃を飲んでいるような日本酒でもなかろう。
(多すぎれば、残せば良いこと)と思い切って「泡盛」をたのんだ。
出てきた20年 古酒「残波」(残波岬の地名から?)は、
なるほど200CCのグラスではあったが、焼酎はツー・フィンガーしかは入っていない。
そのまま一度舐め、次に氷を入れオン・ザ・ロックでいただき、
最後は水割りにした。
ホテルのダイニングでは、周りのテーブルの人たちが、私のやり取りを聞いていて、出てきた焼酎の量を見たのか、味も素っ気も無い焼酎(みょうな香りはある)を飲んで見せて、
お世辞にも美味しくないのに、カミさんに
「うん、いける」なんて見栄を張ったのを聞いたのか、ボクのテーブルを指差して焼酎を依頼していた。
焼酎は、土産話の種にしかならない。
しかし、カミサンが沖縄にいる間飲んでいた「地ビール」
これはすこぶるホップが利いていて美味しかった。
後で聞くところによれば、「沖縄では、暖かくてホップが採れず、ホップはドイツから輸入している」と言う。銘柄は帰京するなり
忘れてしまったが...
2泊3日で楽しくいろいろ体験してきたが、一番印象に残ったのは、
太平洋戦争のときも激戦地で、戦争へのこだわり(反戦の気持ち)が、
住民からひしひし伝わってきたことでした。
にもかかわらず、米軍基地が沖縄にあるため、
9・11の同時多発テロ以来、観光客が激減して困っていること。
いずれも、アメリカに関係している。
いつまで、アメリカに悩まされ続けるのか、住民の不安は尽きない。
日本の隅々には、もっと色々複雑な事情を抱えている
地方があるに違いない。そう思うと、今置かれている自分達の
幸せを感じずには居られませんでした。
パイナップルワインに事寄せて綴りました。
パイナップルが日本で栽培されているとは、
今まで知りませんでした。
沖縄のガイドさんが、「次にパイナップル園でその栽培と
ワイナリーの見学です。パイナップルは食べ放題、
ワインは飲み放題」と言う。
パイナップルの食べ放題は、その昔 会社の褒章で、初めての
夫婦海外旅行を思い出しました。
キャディラックのリムジンでハワイ・オアフ島を一周した後、ガイド兼運転手さんの友人がパイナップルの栽培農家だそうで、そこで少し休憩したとき、出てきた山盛りのパイナップル。パイナップルとは、こんな美味しいものかとその時思いました。
今回はワイナリーもあるという。しかも飲み放題。
ワイナリーの見学では、説明もそこそこに のみ放題へ。
樽は三つ置いてある。樽には蛇口がついていて、コックをひねればワインがいくらでも出てくる。
蛇口の横にプラスチック製のコップが置いてある。
人件費の削減か、「どうぞご自由に こちらは甘口」と書かれており、
「甘口」と「やや辛口」「辛口」と三つの樽が5~6メートル間隔においてある。コップの大きさは100CCほど。順番に飲み比べて約150CC。
甘口が良いか?
いや辛口か?
辛口から甘口へ。甘口から やや辛口へ。そうこうしている間に
750CCは多分飲んでしまった。通常のワイン一本分である。
辛口はパイナップルの味と香りが無いので、
結局やや辛口が一番美味しいということになって
(やや酩酊していたので、本当のところはわかりませんが)
後で考えれば、こんな いきさつで「やや辛口」がお土産になったしだい。
私への お土産は、胃袋の中にしこたま入れておきました。
夜は、沖縄の焼酎「泡盛」の古酒、「グラス 600円」で悩んでしまった。
およそ焼酎は、アルコール度数40℃前後で強そう。
ウエイトレスに聞くと、これが200CCのグラスで出て来るという。それをミネラル・ウォーターならぬ雨水(沖縄ではで雨水以外の水は無い)で割って飲むらしい。
せっかく高価な沖縄料理を食べるのに、本土から取り寄せた、
船賃を飲んでいるような日本酒でもなかろう。
(多すぎれば、残せば良いこと)と思い切って「泡盛」をたのんだ。
出てきた20年 古酒「残波」(残波岬の地名から?)は、
なるほど200CCのグラスではあったが、焼酎はツー・フィンガーしかは入っていない。
そのまま一度舐め、次に氷を入れオン・ザ・ロックでいただき、
最後は水割りにした。
ホテルのダイニングでは、周りのテーブルの人たちが、私のやり取りを聞いていて、出てきた焼酎の量を見たのか、味も素っ気も無い焼酎(みょうな香りはある)を飲んで見せて、
お世辞にも美味しくないのに、カミさんに
「うん、いける」なんて見栄を張ったのを聞いたのか、ボクのテーブルを指差して焼酎を依頼していた。
焼酎は、土産話の種にしかならない。
しかし、カミサンが沖縄にいる間飲んでいた「地ビール」
これはすこぶるホップが利いていて美味しかった。
後で聞くところによれば、「沖縄では、暖かくてホップが採れず、ホップはドイツから輸入している」と言う。銘柄は帰京するなり
忘れてしまったが...
2泊3日で楽しくいろいろ体験してきたが、一番印象に残ったのは、
太平洋戦争のときも激戦地で、戦争へのこだわり(反戦の気持ち)が、
住民からひしひし伝わってきたことでした。
にもかかわらず、米軍基地が沖縄にあるため、
9・11の同時多発テロ以来、観光客が激減して困っていること。
いずれも、アメリカに関係している。
いつまで、アメリカに悩まされ続けるのか、住民の不安は尽きない。
日本の隅々には、もっと色々複雑な事情を抱えている
地方があるに違いない。そう思うと、今置かれている自分達の
幸せを感じずには居られませんでした。
パイナップルワインに事寄せて綴りました。