彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

垂水斎王頓宮址

2013年10月15日 | 史跡
12日のお伊勢さんの帰り道、滋賀県に入ってからナビを見ると「垂水斎王頓宮址」という表示があり興味深く寄ってみました。

斎王は京都から伊勢に向かう時に勢多・甲賀・垂水・鈴鹿・一志に宿泊する5泊6日の行程だったそうです。それぞれに泊った場所を頓宮というのですが、正確な場所がわかってるのはこの垂水頓宮だけなのだそうです。
 


天皇の娘ならば、様々なことが思い通りになるようなイメージがありますが、身分が高すぎる為に結婚相手も限定されそれに合わなければ一生独身である可能性もあります。
また、神に一生を捧げることも考えられたのです。
そうなると、天皇の娘であることが女性としてどれほどの意味があるのか?
また斎王という女性が向かう行列は、斎王にとってどれほどの意味があり、この地で流した涙もあるのではないか?

と思うと、歴史を感じる寄り道でした。
コメント
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