チベット騒乱 「３０人死亡確認」亡命政府発表

チベット騒乱「３０人死亡確認」　亡命政府発表(朝日新聞) - goo ニュース

数日前から報道されていたチベットラサのデモ行動ですが中国の治安部隊の制圧行動で多くの死者が出たようです。
中国側の発表でさえ「１０人」と言いますし、亡命政府の発表では「３０人の死亡を確認」更には１００名に達するのでないかと言われています。

僧侶と市民が中国に抗議行動と書いてありますが、ミャンマーの僧侶によるデモ行動の時と違って「何故いまこの時」なのか良く判る解説がありません。
多分情報が抑えられて、誰にも良く判らないのでしょうね。

在チベットの日本人３０名ほどと観光客３名（いやはや世界各地に旅行に行くものです）は取り敢えず無事だとか。やれやれです。

治安維持に装甲車が出ていましたが本格的な戦闘用装甲車でしたね。
８月の北京オリンピック前に沈静化させたいのが中国首脳部の鉄の意志でしょうが
そんなに上手く行きますかね？
爺は１９８０年のモスクワオリンピックに対するボイコットを思い出しています。
この後、ラサに戒厳令でも敷くようになれば西側諸国の幾つかが参加しないーなんて事になりかねません。

何が起きていたのでしょうね？
爺にはペマ・ギャルボ氏の話でも聞いてからでないと良く事情が判りません。
しばらく注目ですね。

読売新聞：
中国チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動で、インドにあるチベット亡命政府は１５日、３０人の死亡を確認したと明らかにした。自治区の公安当局などは同日、デモに加わった僧侶らに自首を呼びかける通告を発表。現地では警備が強化され、外出が制限されており、事態は沈静化に向かっている模様だが、デモはチベット族が住む中国の他地域にも波及している。

　インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のトゥプテン・サンペル報道官は１５日、ラサから寄せられた情報を総合した結果として「ラサで３０人の死亡を確認した。約１００人との未確認情報もある」と述べた。（引用終わり）