土下座し「お子さん奪った」=畠山被告、判決に表情変えず-顔覆う遺族・秋田地裁(時事通信) - goo ニュース
昨日19日 秋田地裁で連続児童殺害事件の犯人「畠山鈴香」に無期懲役の判決が下りました。
2006年春には大騒ぎしていたわけですから割と早い審判でしたね。
鈴香は豪憲君の両親に土下座して謝罪したそうですが、何とも虚しいですね。
爺は市井の人間ですから「無期懲役」との判決と若干の解説を聞いて関係者が「鈴香が心神耗弱とか人格乖離」と言うような「精神の内面」の話に持ち込まず問題を処理したのは良かったのではないかと思いました。
この感想が浮かんだのは今審判中の「渋谷セレブ妻の夫バラバラ殺人」の事があり、「精神鑑定をめぐって」なんて素人には判りかねる展開にならなくて済んだからだと思いますよ。
次に「なんで死刑でなく無期懲役なのか?」との思いでした。
爺も沢山書きました「鈴香による娘彩香ちゃんの養育ネグレクト」に纏わる可哀想な話。「近隣の米山剛憲君との交流と殺害」被害者一家の感情を考えると何ともやりきれない思いが又こみ上げてきます。
これまでも光市母子殺人事件の時も問題になっていますが日本の「無期懲役は実際には有期懲役であり真面目に勤め上げれば20年?ほどで社会復帰ができる」辺りに一般人が違和感を覚える所でないかと思うのです。
せめて「終身刑(一生刑務所から出られない)」「懲役30年、40年(その間刑務所から出られない)」等、戦後司法行政に任されていた犯罪と刑罰の相場(死刑の相場)、宣告と収監の相場(例えば懲役10年は真面目にやれば5-6年で出所可能)の乖離を是正しなければいけません。
これからは一般人も裁判に参加するそうですから迷いの幅を狭めるのは司法の側の仕事でしよう。控訴審に注目ですね。
さて「渋谷セレブ妻バラバラ殺人」の様に「犯人に心神耗弱や精神に異常がある場合、その罪を問えないのか?どうか?」
又ロサンゼルス銃撃殺人事件で日本で無罪の確定した三浦氏にアメリカの刑事訴追が成り立つのか?
明治以降日本で有効な「欧米ではとか先進国では」とかではなく、日本の、日本人による倫理とそれに基づく法体系を再度構築しなければならない。
「お定め書100か条」と「ドイツ刑法典」のコラボでは解決できない問題が多発している。
片手で抱えるほどの六法全書と山の様な判例集を積み上げても犯罪は防げない。
これを糾すのも本来は政治の仕事である。
時事通信:
「被告人を無期懲役に処する」。秋田地裁で開かれた連続児童殺害事件の判決公判。畠山鈴香被告(35)は、藤井俊郎裁判長の主文言い渡しの言葉にも表情を変えることはなかったが、閉廷直前、法廷で土下座し遺族に謝罪した。死刑判決を求めてきた米山豪憲君=当時(7)=の父は険しい表情のまま。母は涙をこらえていた。
午前10時すぎ。法廷に現れた畠山被告は、これまでの公判と同じ白のブラウスに黒のジャケット、同色のズボン姿。背中まで伸びた髪を無造作に束ね、表情は青白い。「畠山鈴香です」。弱々しく立ち上がると、裁判長の人定質問に消え入るような声で答え、主文言い渡しにも表情を変えることはなかった。
初公判から傍聴を続けてきた豪憲君の父勝弘さん(41)と母真智子さん(41)は、この日も遺影を手に特別傍聴席に。2人は主文言い渡しに一瞬表情をこわばらせ、その後、真智子さんはハンカチで顔を覆い、勝弘さんはぼうぜんとした表情で裁判長を見詰めた。
「一言いいですか。米山さんにお伝えしたい」。裁判長が閉廷間際に再度主文を告げると、立っていた畠山被告は傍聴席を振り向き、勝弘さんらを見詰めた。静かに履いていたサンダルを脱ぎ、ひざを床に突くと、「大事なお子さんを奪ってしまい、申し訳ありませんでした」と泣きながら謝罪した。勝弘さんは表情を変えることなく、真智子さんは目を閉じて涙をこらえていた。(引用終わり)
昨日19日 秋田地裁で連続児童殺害事件の犯人「畠山鈴香」に無期懲役の判決が下りました。
2006年春には大騒ぎしていたわけですから割と早い審判でしたね。
鈴香は豪憲君の両親に土下座して謝罪したそうですが、何とも虚しいですね。
爺は市井の人間ですから「無期懲役」との判決と若干の解説を聞いて関係者が「鈴香が心神耗弱とか人格乖離」と言うような「精神の内面」の話に持ち込まず問題を処理したのは良かったのではないかと思いました。
この感想が浮かんだのは今審判中の「渋谷セレブ妻の夫バラバラ殺人」の事があり、「精神鑑定をめぐって」なんて素人には判りかねる展開にならなくて済んだからだと思いますよ。
次に「なんで死刑でなく無期懲役なのか?」との思いでした。
爺も沢山書きました「鈴香による娘彩香ちゃんの養育ネグレクト」に纏わる可哀想な話。「近隣の米山剛憲君との交流と殺害」被害者一家の感情を考えると何ともやりきれない思いが又こみ上げてきます。
これまでも光市母子殺人事件の時も問題になっていますが日本の「無期懲役は実際には有期懲役であり真面目に勤め上げれば20年?ほどで社会復帰ができる」辺りに一般人が違和感を覚える所でないかと思うのです。
せめて「終身刑(一生刑務所から出られない)」「懲役30年、40年(その間刑務所から出られない)」等、戦後司法行政に任されていた犯罪と刑罰の相場(死刑の相場)、宣告と収監の相場(例えば懲役10年は真面目にやれば5-6年で出所可能)の乖離を是正しなければいけません。
これからは一般人も裁判に参加するそうですから迷いの幅を狭めるのは司法の側の仕事でしよう。控訴審に注目ですね。
さて「渋谷セレブ妻バラバラ殺人」の様に「犯人に心神耗弱や精神に異常がある場合、その罪を問えないのか?どうか?」
又ロサンゼルス銃撃殺人事件で日本で無罪の確定した三浦氏にアメリカの刑事訴追が成り立つのか?
明治以降日本で有効な「欧米ではとか先進国では」とかではなく、日本の、日本人による倫理とそれに基づく法体系を再度構築しなければならない。
「お定め書100か条」と「ドイツ刑法典」のコラボでは解決できない問題が多発している。
片手で抱えるほどの六法全書と山の様な判例集を積み上げても犯罪は防げない。
これを糾すのも本来は政治の仕事である。
時事通信:
「被告人を無期懲役に処する」。秋田地裁で開かれた連続児童殺害事件の判決公判。畠山鈴香被告(35)は、藤井俊郎裁判長の主文言い渡しの言葉にも表情を変えることはなかったが、閉廷直前、法廷で土下座し遺族に謝罪した。死刑判決を求めてきた米山豪憲君=当時(7)=の父は険しい表情のまま。母は涙をこらえていた。
午前10時すぎ。法廷に現れた畠山被告は、これまでの公判と同じ白のブラウスに黒のジャケット、同色のズボン姿。背中まで伸びた髪を無造作に束ね、表情は青白い。「畠山鈴香です」。弱々しく立ち上がると、裁判長の人定質問に消え入るような声で答え、主文言い渡しにも表情を変えることはなかった。
初公判から傍聴を続けてきた豪憲君の父勝弘さん(41)と母真智子さん(41)は、この日も遺影を手に特別傍聴席に。2人は主文言い渡しに一瞬表情をこわばらせ、その後、真智子さんはハンカチで顔を覆い、勝弘さんはぼうぜんとした表情で裁判長を見詰めた。
「一言いいですか。米山さんにお伝えしたい」。裁判長が閉廷間際に再度主文を告げると、立っていた畠山被告は傍聴席を振り向き、勝弘さんらを見詰めた。静かに履いていたサンダルを脱ぎ、ひざを床に突くと、「大事なお子さんを奪ってしまい、申し訳ありませんでした」と泣きながら謝罪した。勝弘さんは表情を変えることなく、真智子さんは目を閉じて涙をこらえていた。(引用終わり)