王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ラサで新たな大規模デモ

2008-03-31 07:17:46 | 海外
ラサで新たな大規模デモ=「数千人参加」-チベット亡命政府(時事通信) - goo ニュース

昨日日曜日はTVニュースの枠が少ない上、活字の読み上げニュースなので印象が薄いのですがチベットのラサで29日午後大規模なデモが新たに起きたと伝えました。

チベット亡命政府によれば29日、中国チベット自治区ラサで同日午後2時(日本時間同3時)ごろ、数千人規模のデモが発生したと発表したそうです。又米政府系放送局「ラジオ自由アジア」(電子版)も同日、ラサ中心部での数百人規模のデモ発生を報じたとの事。規模にして約10倍の違いが有りますが、警官と軍隊が歩兵戦闘車まで持ち込んで厳重に警戒している中で数百人といえどデモを起したとすれば大変勇気ある行動ですね。14日の暴動の時は観光客もいて写真や動画が持ち出されて騒然とした状況が伝わりました。今回は被害者や逮捕者はどうだったのでしょうか?
画像が無いと言う情報はインパクトに欠けます。(事の本質を理解していればそう言う問題でない事は理解するのですが)

まあ警備当局としては厳重監視体制下でデモをやられて面子丸つぶれですね。
デモは当局により解散させられたとありますがけが人や逮捕者のない事を願います。
それにしても監視体制は北京五輪が終わるまでは続くでしょうから「ラサ参拝の観光客の激減或いは中止」「封鎖による商流、物流の混乱」等で現地の人は生活の困難が増すのでしょうね。

その上今日にも聖火が北京に到着し中国国内と世界の主要都市をリレーして回るようです。国内ルートは厳重監視下に置くとしても海外コースで何かが起きそうですね。中国当局は強気の外面とは別に頭の痛い事です。

それやこれやあるのに福田総理は5月に胡錦濤の訪日を受け入れ何を成果にしようと考えているのでしょう。
「その頃は僕は居ないもんねー」なんて無責任ですよ。


時事通信:
インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は29日、中国チベット自治区ラサで同日午後2時(日本時間同3時)ごろ、数千人規模のデモが発生したと発表した。米政府系放送局「ラジオ自由アジア」(電子版)も同日、ラサ中心部での数百人規模のデモ発生を報じた。14日の暴動が中国当局に鎮圧されて以来、ラサでの大規模デモが伝えられたのは初めて。

 亡命政府の声明によると、デモはラサ中心部にあるラモチェ寺前のほか、近くのジョカン寺(大昭寺)前などでも行われた。ラサでは14日の暴動以降、抗議行動阻止のため、装甲車両や戦車が街頭に配置されているという。(引用終わり) 
コメント
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