今月に入りとありますが、国防法関連案を上院がトランプ大統領の拒否権を覆して再可決したのが1日(現地時間)、この報道が3日ですから、嫌がらせはその間に行われたのでしょう。
共和党上院院内総務のミッチ・マコネル氏と民主党の下院院内総務ナンシー・ペロシ女史の自宅に落書きなどの被害が相次いで見つかったそうです。議会ではここをクリック⇒法案に含まれていたコロナ対策の補助金について激しい議論が交わされました。600ドルと2000ドルではざっと3倍の開きですから怒る人がいるのは判ります。ナンシー・ロペス氏の自宅には「豚の頭」が置かれていたとか。 民主党のナンシー・ペロシ下院議長。米首都ワシントンで(2020年8月6日撮影、資料写真)
けさ外電を見ましたが3日夜までのトランプ大統領が再可決の法案に署名したとの報道は見えませんでした。
さて、3日NY(現地時間)も夜も終わりまもなく4日です。そして5日ジョージア州の2名の上院選挙、6日がペンス副大統領主宰による両院合同会議での各州選挙人の確認と時間が無くなってきました。
Xmas以降の週の出来事としては、30日ジョージア州で2回目の公聴会が行われ発明家でIT技術者であるピューリッアー氏の証言によれば「投票用紙に仕掛けがあるものがあり、それはドミニオンの集票機を介してインターネットで外部と繋がり、外部から票を増減できた」としてデモを行ったそうです。バイデンの票を単に増やすやり方やトランプ票を減らしバイデン票に付け替える等複雑な手段を使い組織的犯罪だ!と指摘しました。プルトン郡での投票結果は11万9千票のうち93.8%がバイデン票になったり、トランプ票に数えられた票数が時間と共に減る(一般的な開票では考えられない)現象をサンプルのモニターで見せたそうです。同氏によれば選挙票を調べれば「意図的変更の点検は可能で、原票が破棄されても追跡可能」だそうで、”50万票を追跡するのに1日程度で出来る”とトランプ大統領に進言すみでトランプ大統領のGo サインが出れば6日迄には問題の州の調査は終わるとしています。
さて、ジュリアーニ弁護団長やトランプ大統領が言う確たる証拠とはそれですかね? 6日ペンス副大統領の主宰する両院合同会議でも「リック・グリーンという憲法学者が指摘するのは”議会に諮らずペンス副大統領が決めろ”」との提言が有ります。1960年リチャード・ニクソン共和党副大統領がハワイ票を却下した事例があるそうです。(選挙は負けましたが)或いは1877年の大統領選で大統領が決まらなかったとき「上院議員、下院議員と最高裁判事各5人の15人で大統領選挙人団」を構成そこで、当初当選した民主との候補に替え共和党の19代ヘイス大統領を選んだ例があるそうです。当日いろいろな手段が出てくるのでないかと期待しています。
写真:マコネル上院議員
AFP=時事:
【AFP=時事】米メディアによると共和党のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務と民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長の自宅で今月に入り、落書きなどの被害が相次いで見つかった。米議会では新型コロナウイルス景気対策による国民への現金給付をめぐり、年末にかけて激しい議論が交わされていた。
報道によると、南部ケンタッキー州ルイビル(Louisville)にあるマコネル氏の自宅正面玄関と窓に「私の金はどこ」「ミッチは貧乏人を殺す」と書かれた落書きが確認された。西部カリフォルニア州でも、現地メディアが2日、サンフランシスコ市のペロシ氏の自宅前にブタの頭部と血のりが見つかったと報じた。
米議会では先月、新型ウイルスの景気対策として、9000億ドル(約93兆円)規模の経済救済法案が可決された。国民への現金給付をめぐっては、民主党多数の下院で1人当たりの支給額を600ドル(約6万2000円)から2000ドル(約21万円)へ引き上げることで可決した。一方、共和党多数の上院では、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による激しい増額要求にもかかわらず、増額案の通過には至っていない。
ケンタッキー州の地元WAS11テレビは警察の話として、マコネル氏の自宅で2日午前5時(日本時間3日午後7時)ごろ落書きがあったと報道。当時、家に人がいたかどうかは明らかにされていない。マコネル氏は落書きについて「極端な怒り」と呼び、「破壊行為と恐怖による政治は私たちの社会に存在する余地はない」と非難した。
サンフランシスコ市のペロシ氏の自宅ガレージのシャッターにはスプレーで、2000ドルを意味する「$2K」が書かれ、その上に取り消し線が引かれた。その横には「家賃を凍結しろ!」、下には「私たちは全部欲しい!」との落書きが書かれた。NBCニュース(NBC News)によると、同市警察の特別捜査課が捜査に当たっている。