3日のロイターの記事です。2日(現地時間)トランプ大統領はジョージア州の州務長官ラッフェンスパーガー氏との電話会談で「(投票の結果を)再検討するというべきだ!」と脅したとの電話会談の録音を明らかにしたそうです。
大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領との書き出しやトランプ氏がジョージア州の結果(選挙人16人)を覆したとしても、米大統領選の結果が覆る事はない(バイデン勝利)とのコメントを見ても反トランプキャンペーンの一環ですね!
既にジュリアーニ弁護団長によりジョージア州での2020大統領選挙の不正行為の数々について12月3日の同州公聴会でアリーナでの監視カメラによる指摘、ここをクリック⇒同12月30日には発明家にしてIT技術者の宣誓証言に基づく、ビデオを映像による Dominion集票機とそれにつなったインターネットによる接続とそれを介した外部の人間による投票に対する関与(トランプ票の削除、バイデン票への付け替え等)が明らかに成っています。
数々の宣誓証言付きの証拠に警察や司法当局が動き出さない事が可笑しいし、テキサス州の議員による4州の選挙不正に関する最高裁への訴えも原告資格なしとのブラ化し戦法で門前払い、シドニー・パウエル弁護士によるペンシルベニアとアリゾナ州の戦況違反の最高裁への訴えも大統領就任式の3日後という問題の先送りが行われています。それでも、6日のペンス副大統領主宰による両院合同委員会での「州による投票結果の集計」にバイデン派が触れざるを得ないのはいささかヤバイと感じているのでしょうか? 5日(現地時間)中にジョージア州の2名の上院選挙が決まります。民主党がとればナンシー・ペロシ女史は断然有利になります。まあもう一日待ちましょうね。もう2日はきょろきょろと辺りを見回さないといけません。ドキドキします。
写真:1月2日、米大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領(写真)は、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官との電話会談で、同州の選挙結果を覆すのに十分な票を「見つける」よう圧力を掛けた。米メディアが3日公開した電話会談の録音で明らかになった。写真は2020年12月、ホワイトハウスで撮影
ロイター:
[3日 ロイター] - 米大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領は2日、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官との電話会談で、同州の選挙結果を覆すのに十分な票を「見つける」よう圧力を掛けた。米メディアが3日公開した電話会談の録音で明らかになった。
トランプ氏は、昨年11月3日の大統領選で大規模な不正があったと主張している。
電話会談について最初に報じた米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏はお世辞や懇願、脅しを交えて、選挙結果を覆すようラッフェンスパーガー氏に要求。
「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何ら悪いことではない。私が望むのは1万1780票を見つけることだ」などと述べ、同州で自身が敗北することは「あり得ない」と主張した。
同州はこれまで3回にわたり票の集計を実施し、バイデン氏の勝利を2回認定した。最終集計結果によると、500万票近い有効投票数のうち、バイデン氏は1万1779票の得票差をつけて勝利した。
トランプ氏は「われわれが選挙に勝利したのにそれをこのような形で奪うのは公平でないし、いろいろな意味で犠牲が大きい」とし「結果を再検証すると言うべきだ」とラッフェンスパーガー氏に迫った。さらに「ジョージアや他の場所で混乱が起きている。ジョージアだけではない。他の州も間もなくわれわれの側に転じるだろう」と主張した。
ラッフェンスパーガー氏はトランプ氏の主張を終始否定し、トランプ氏が公正で正確な選挙に関し、ソーシャルメディア上で拡散している虚偽の陰謀説を拠り所にしていると同氏に伝えた。
ラッフェンスパーガー氏は「大統領、あなたの持っているデータが間違いだというのがあなたの問題です」と述べた。
ホワイトハウスはコメントを控えた。ラッフェンスパーガー州務長官の事務所は、現時点でコメント要請に応じていない。
バイデン次期大統領の上級顧問、ボブ・バウアー氏は電話会談の録音について「米国の民主主義に対するトランプ氏の不名誉な攻撃の全容」を捉えていると指摘。「大統領が自身の政党の当局者に圧力を掛け、脅して、合法的に認定された投票数を取り消して結果を改ざんするよう仕向けているという反論の余地のない証拠だ」と語った。
ジョージア州立大学の法律学の教授によると、トランプ氏は選挙違反に関するジョージア州の法律や同様の連邦法に抵触した可能性があるという。
トランプ氏は、昨年11月3日の大統領選で大規模な不正があったと主張している。
電話会談について最初に報じた米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏はお世辞や懇願、脅しを交えて、選挙結果を覆すようラッフェンスパーガー氏に要求。
「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何ら悪いことではない。私が望むのは1万1780票を見つけることだ」などと述べ、同州で自身が敗北することは「あり得ない」と主張した。
同州はこれまで3回にわたり票の集計を実施し、バイデン氏の勝利を2回認定した。最終集計結果によると、500万票近い有効投票数のうち、バイデン氏は1万1779票の得票差をつけて勝利した。
トランプ氏は「われわれが選挙に勝利したのにそれをこのような形で奪うのは公平でないし、いろいろな意味で犠牲が大きい」とし「結果を再検証すると言うべきだ」とラッフェンスパーガー氏に迫った。さらに「ジョージアや他の場所で混乱が起きている。ジョージアだけではない。他の州も間もなくわれわれの側に転じるだろう」と主張した。
ラッフェンスパーガー氏はトランプ氏の主張を終始否定し、トランプ氏が公正で正確な選挙に関し、ソーシャルメディア上で拡散している虚偽の陰謀説を拠り所にしていると同氏に伝えた。
ラッフェンスパーガー氏は「大統領、あなたの持っているデータが間違いだというのがあなたの問題です」と述べた。
ホワイトハウスはコメントを控えた。ラッフェンスパーガー州務長官の事務所は、現時点でコメント要請に応じていない。
バイデン次期大統領の上級顧問、ボブ・バウアー氏は電話会談の録音について「米国の民主主義に対するトランプ氏の不名誉な攻撃の全容」を捉えていると指摘。「大統領が自身の政党の当局者に圧力を掛け、脅して、合法的に認定された投票数を取り消して結果を改ざんするよう仕向けているという反論の余地のない証拠だ」と語った。
ジョージア州立大学の法律学の教授によると、トランプ氏は選挙違反に関するジョージア州の法律や同様の連邦法に抵触した可能性があるという。
(引用終わり)
米大統領選で民主党の候補がジョージア州を制したのは数十年ぶりのことで、5日に行われる同州上院選挙決選投票で民主党候補が2議席をおさえ、同党が上下両院の多数派を獲得するとの期待が党内で高まっている。
一方、トランプ氏がジョージア州(選挙人16人)の結果を覆せたとしても、大統領選の結果自体がひっくり返ることはない。バイデン氏は1月20日に就任する予定。
米大統領選で民主党の候補がジョージア州を制したのは数十年ぶりのことで、5日に行われる同州上院選挙決選投票で民主党候補が2議席をおさえ、同党が上下両院の多数派を獲得するとの期待が党内で高まっている。
一方、トランプ氏がジョージア州(選挙人16人)の結果を覆せたとしても、大統領選の結果自体がひっくり返ることはない。バイデン氏は1月20日に就任する予定。