12日ロイター通信の報道を共同が翻訳して載せたようです。
トランプ大統領の支持率が15日発表の米調査機関「ビュー・リサーチ」によれば「29%と過去最低となった」そうです。一方 トランプファンの投稿動画によると12日のテキサス州アラモの演説以降、大統領の支持率は49%に達しているとの報道もありますから、米国の政治経済的な動きに敏感な仕事をされている方は情報は2つある事を知っておくと良いでしょう。
さて、米国の大手SNSを扱うツイッター、FB, YouTube , Googleなどがトランプ支持のニュースを扱わなくなってから、とんと正しい情報が伝わっていません。12日テキサス州アラモの国境の壁完成式典でトランプ大統領が演説した事に希望を託し、テキサス州が合衆国を離脱してトランプ氏はそこのリーダーで活躍すると期待する投稿がありますが、浜爺はこの手の話は「憲法と大統領選を外国から守る」とする「ジェナ・エリス弁護士(憲法担当)の基本線と今一手つながりが足りないように思っています」そして昨日あたりから聞こえてくるのは「オバマゲート(オバマ前大統領がトランプ大統領にロシアゲート疑惑を仕掛けた)問題に関する秘密資料を公開する」 動きが有り15日から17日迄の間にそれが行われ、特別検察官が任命されるのでないかとの話が起きています。これの裏返しが「ロシアゲートでフリン中将が有罪(のち昨年暮れトランプ大統領が恩赦)」になったケースです。しかし、追っての情報では、ロシアゲート事件に関しては既に資料が公開されており、今回は上院司法委員会の議員らによる詳細な情報の公開が認められた(に過ぎない)そうです。これでは、特別検察官の指名は無理筋の様に見えます。その他に、ここをクリック⇒20日でなく3月4日迄、昔はそれまで大統領だったという見解は「憲法と2020大統領選を外国の勢力から守る」にしてはムーディー(暖かな気分は出ますが、そこに至るもう一手二手が不足なんですよ。いずれにしても、現地時間で丸4日しかありませんので大統領として、資格のある内にその資格に基づいて戒厳令なり、反乱法なり軍事法廷なりを発令しないと、この先手詰まりになってしまうのでないか? と心配しています。そこでもう少し話を戻すと11日夜、トランプ大統領とペンス副大統領の面談後、ワシントンDCによる地域の治安維持の為「非常事態宣言」をしているのが判ってきました。11日のこのブログ,ここをクリック⇒軍の高官が州兵6千人を派遣したのも、13日に書いた,ここをクリック⇒大統領が非常事態のため、FEMAに必要な支援要請をしたのは大統領令によるものだったようです。情報を十分に拾えない素人の悲しさ、ワシントンDCへの州兵派兵は大統領令によって行われている事に気づきました。従って、後は就任式前後に暴徒が出現する様なら州兵が鎮圧できる用意がされていると考えるのが正しい様に思えてきました。これなら「憲法を守り2020大統領選挙を守る」事を手続き通り踏んでいるように見えます。さて誰の見方がトランプ陣営に近いですかね?
写真:トランプ米大統領=1月12日(ロイター=共同)
共同通信:
【ワシントン共同】米調査機関ピュー・リサーチ・センターは15日、トランプ大統領の支持率が過去最低の29%になったとの世論調査結果を発表した。68%が退任後は政界にとどまってほしくないと回答した。6日に起きたトランプ氏支持者による連邦議会襲撃事件が影響したとみられる。
米主要メディアは15日、支持者の議会襲撃を扇動したとして下院で弾劾訴追されたトランプ氏が、バイデン次期大統領就任式が開かれる20日の朝にワシントンを離れると報じた。側近らを引き連れて南部フロリダ州の別荘マールアラーゴに向かうとみられている。
調査は8〜12日に5360人を対象に実施された。
(引用終わり)