以下の毎日の記事は13日(現地時間)米国連邦議会下院でトランプ大統領の弾劾訴追決議案の採択で「賛成232、反対197」で可決されたと報じています。共和党からも10名が賛成に回ったそうです。別紙の報道によれば、トランプ大統領は同案が可決されると同時にビデオメッセージで「連邦議会を襲撃したり占拠して暴力を振るう人々は私の支持者でない。暴力の正当化は出来ない。非難する」と表明し「議事堂襲撃した者は法の裁きを受ける」と警告したと報じられています。
これは前日テキサス州アラモの国境の壁に視察に行き、ここをクリック⇒現地で演説した内容に沿っています。
テキサスに向かう前の空港で(朝日新聞)
テキサスの壁の前で(Right Sideの動画より)
演説は、写真から判断すると、国境の壁を前にした場所で開かれているように見えます。
この時点では、修正憲法25条を使い自分を辞任或いは解任に追い込むことには0リスクと語り、ナンシー・ペロシとチャック・シューマーは(中世の)魔女狩りの様に私を追う(前回のウクライナ事件に関する弾劾と合わせ2度目)を非難していますし、連邦議会襲撃については6日の演説で私は暴力行為を煽ってなんかいない。私の話したことを分析すればすぐわかる。暴力行為は認め無い。と語った事と整合性があります。弾劾訴追についてはトランプ大統領が文書で「認めなければ」上院は3分の2以上の可決でなければ弾劾裁判は始まりません。そこで在任中に何とか弾劾裁判に持ってゆきたい民主党側にいろいろ事情がある様にトランプファンは書いていますが。さてどうでしょうか? 後はリン・ウッド弁護士が語ったように反乱法による軍事裁判なのか?大統領令による外国勢力による2020大統領選への介入なのか? 戒厳令を敷くのか? 判りませんが、出る出ると言って出ないのは、冬のお化けとジュリアーニ弁護団の証拠になってしまいます。何かを確り出して見せて下さい。
お願いします。
写真:トランプ大統領
毎日新聞:
トランプ米大統領(共和党)の支持者が、昨年11月の大統領選の結果確認を阻止するため連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、米下院は13日、トランプ氏を弾劾訴追する決議を賛成232、反対197で可決した。下院で過半数を維持する民主党の議員だけでなく、共和党議員10人が賛成に回った。
トランプ氏は2019年のウクライナ疑惑をめぐる決議に続いて、2回の弾劾訴追を受ける米史上初めての大統領となった。【ワシントン高本耕太】