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26日 民家の庭に廃棄物269トン、流山市が3123万円投じ撤去…一般家庭から出された家具や家電などを無許可で収集

2025-01-27 07:04:46 | 社会
一般論で「市町村に不法投棄された産廃物の撤去」に地元住民が迷惑し撤去に税金が使われる不条理な話があちこちで有ります。
【千葉県流山市は2023年5~6月の行政代執行で、約3123万円を投じて同市美原の民家から廃棄物を撤去した。その後、市が土地所有者らから回収できたのは約27万円。大半は市民が税金を通じて負担した形になっている。市は支払いを求めているが、回収の見込みはたっていない】と読売の報道です。
しかしよく考えてみると「産廃物の集積を許可したのも市町村だろうと思い、許可をするには環境の保全に充分な配慮が有るのかを熟慮すべき」と思いましたが「無許可で集積されていた」とは困りましたね。
それでも地元住民の迷惑にかかわる事案は「阻止のための立法」が必要でないか? と思い至りました。流山市の事案が「対処すべき法案が無い」とすれば、それはそれで行政の追うべき結果責任かと思いましたが「本当のところは何がネックだったのでしょうか?

写真:民家の庭には廃棄物が積み上げられていた(2023年5月、流山市美原で)

読売新聞オンライン:
千葉県流山市は2023年5~6月の行政代執行で、約3123万円を投じて同市美原の民家から廃棄物を撤去した。その後、市が土地所有者らから回収できたのは約27万円。大半は市民が税金を通じて負担した形になっている。市は支払いを求めているが、回収の見込みはたっていない。
 この民家では、土地所有者の関係者が運営する会社が、一般家庭から出された家具や家電などの廃棄物を無許可で収集し、庭に積んでいた。市は周辺環境の悪化を理由に撤去命令を出したが、従わなかったため、撤去の代執行に踏み切った。
 撤去した一般廃棄物は269トンで、撤去料は約3084万円に上る。冷蔵庫や洗濯機などの家電は63台で、約39万円を費やした。
 市は撤去費用を市に納付するよう土地所有者ら2人と同社に命じた。土地所有者らが一括納付は困難としたため、5年間での分割納付を認めた。
 しかし、土地所有者らはその後、連絡も取れなくなった。このため市は、24年7月に預金を差し押さえるなどしたが、27万5000円の回収にとどまっている。
 不法投棄された産廃や、いわゆるゴミ屋敷の廃棄物を撤去する行政代執行では、費用の回収に苦慮する自治体が多い。原因者の財産不足や生活困窮などで回収を断念した自治体もある。
(引用終わり)
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