王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

Goo ブログのスポンサー誘導枠に抗議する

2006-11-15 16:52:16 | 社会

今月に入ってからだと思うが爺の使っている Goo ブログの編集ページの冒頭に
※「スポンサー誘導枠」についてのお知らせなる一行が入った

暇な折一寸覗いたら 11月14日リリース という表題があって次に
スポンサー誘導枠とは、投稿記事に関連したテキスト広告を表示する機能です
と記してある
更に別枠でスポンサー誘導枠の特徴としての文字の下に
広告掲載料が、ブログユーザーに還元されるしくみです
ユーザがMicroAd(R)(株式会社サイバーエージェント運営)に会員登録をすることで、広告掲載料金を受け取っていただけます。
※MicroAd(R)会員登録については>>こちらをご覧ください。
ブログの閲覧者が広告をクリックした数に応じて広告掲載料金は加算されます
それ以下にイラスト入りでどうしたら広告収入が手に入るか縷々説明があった

どうやらその日に書いたブログの一番下の欄外に出来合いの広告表題とURLか何かが入る様だ

Gooさんにはお世話になっているが爺が誰に気兼ねもせずに書いている駄文である
今更皆さんの1クリックをお願いして書きたくも無い事を思わず書いてしまうような事を避ける意味でも会員登録など遠慮申し上げた

ところが今朝爺がブログを書き上げて一番下まで読み終わるとなんと広告が載っているではないか(14日はうかつにも気が付かなかった)

会員登録をしたわけでないのに何故かとよーく読んだらば、どうやら Goo 側のシステムがデフォルトの状態(default-債務不履行の時にも使う英語だがコンピューターシステムの業界では「標準の状態」とか「特に指示をしない状態」という意味で使う様で)要すれば格段の操作をしなければ広告が載るというシステム設計の様だ
そこでどうせデフォルトで広告が載るなら金になるので会員登録する人と爺の様にひも付きはいや 広告を外したい偏屈人間と別れる
編集画面の下の方にある広告を「表示しない」のポチを押せば広告が消えることが分かった ついでに Goo の技術陣に対するTBやコメント欄にデフォルト状態では広告を表示しないのが筋であろうとの厳しい投書が幾つもあった

標準状態で広告は表示されるのであるから多くの不精ブロガーは表示をしないとの操作もしない とすると広告料の例え1件1円でもそれは Goo 社に残る寸法であろう なんだかセコイなー
無料ではブログを提供できないのならば使用料を月300円でも500円でも取った方が明快だと思うのだけど

この「スポンサー誘導枠」についての説明様式をレトリック(rhetoric)を使ったとかレトリックに富んだ文章と言います
言い換えれば物は言い様、視点を変えて表現するという事ですがともすれば真実を
伝えていません
例えば軍事評論家小川和久氏が「日本が湾岸戦争に参加する大義」はブッシュ大統領に追随するのでなく「卑劣なテロ行為を阻止する為に参加する」という様に訴えればと主張している事がレトリックを使うと言う事の説明に良い例だと思います

話は戻ってここで紹介した Goo のやり方は頼みもしないのに品物を送ってきておいて返品しないから請求書を送るというやり方(ビシネスモデル)に似ていませんか? 爺は Goo 社の本体が何所かも知りません でも嫌なやり方ですよね
どこかさわやかなブログ欄提供会社が有ったら教えてください お願いします

追伸:そんなことよりウイルスバスター2007を入れている方のPCでこの goo ブログを見ると「ウイルス汚染」の警告が出るそうです 
URLフィルタの「許可するWebサイト」に、「http://blog.goo.ne.jp/」を登録していただくことで、警告の表示をストップできます。
そうです
爺のせいでは有りませんがご迷惑を掛けた方にお詫び申し上げます

コメント (24)
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郵便局強盗容疑の警官 逮捕

2006-11-15 08:55:35 | 社会
消費者金融の返済に困った 強盗容疑の巡査長が供述(共同通信) - goo ニュース

爺が子供の頃には、やってはいけないと世間では思われている事が有った
その1:警察官の泥棒
その2:銀行員の使い込み
その3:教師の破廉恥行為
今の言葉で書けば「ウッソー」「マジスッカ」「アリエネー」だろう

その1 警察官の泥棒が今回は郵便局強盗で5日間逃亡の末、ヘリコプターでの捜索という(老妻曰く-アメリカ並みの)追跡劇まで繰り広げ山中で逮捕となった

大人になってからは酔って人が(悪く)変わるのは警官、教師、医者と知ってはいたが警官の連続強盗となると爺でも「ゲゲーアリエネー」と叫びたい
逮捕の日は偶然にも「諒介ちゃん事件」で母親が逮捕となった日と重なり爺はニュースを追いきれなかった

今朝ニュースをまとめ読みしてみるとざっと以下のようになる:
埼玉県警加須署地域課巡査長の長利(おさり)高雄容疑者(44)が8日群馬県太田市の世良田郵便局に押し入り現金を奪ったとしてを群馬県桐生市の山中で発見、逮捕された。容疑を認めているという その後2件の郵便局強盗を認めているのだそうだ
しかし付近では6月から3件の郵便局強盗があったと報道されている
新聞によって2件で135万円と400万円としている所が有り、別の情報では全部で930万円としている所もある では1件分は自供してないので除かれその金額がざっと300万円と言う事なのであろうか
情報が混乱していて良く判らない

爺が興味を持ったのは容疑者が警察官で44歳、社会的には分別もつき社会の中核となって働いている時期であろう 妻子がいて普通(事件の報道で妻名義の自動車と言っていたので妻帯者と分かった、その後3人の子供がいて云々と聞いた)である なんで連続強盗を働いたのかという理由を知りたかった

どうやら4400万円の借金と言う事、その内?800万円程がサラ金からの借り入れとか 借金の大本が住宅ローンだとしても35~3600万円の住宅ローンは多すぎなかったであろうか? 住宅ローンだけで4400万円では最初から無茶苦茶であろう
40歳代の警察官の給料が年俸で何ぼのものか全く見当もつかないが出費の方だけ計算してみよう
住宅ローン 3500万円 30年返済 金利2%で借りられたとする
銀行のローンの目安として提供されている簡易計算表を使う
ボーナス時返済なしの月額均等払いで約13万円の返済となる
自宅の有った群馬県伊勢崎市の近郊で3500万円掛けたらば豪邸であろうし住宅ローンはもっと少なくサラ金の金が多ければ地獄の火の車と言えよう

警察官の互助会のような所から借り入れしているなら年収に対する返済額の占める割合を一定以下に抑えるよう指導しないと資金繰りが着かないのだよ

みんな泥棒を捕まえる事には優れた人ばかりであるが??警察の機構と人間関係が世間一般の常識とひどくかけ離れているのでないか

8日の犯行には休暇も取らず出かけたらしいから長利巡査長の頭はもはや正常では無かったのであろう
もう少しワイドショウの報告を見ないとなんともいえない  しかし奥さんと子供さんたちは地域にいられない事だけは明白だ
実に嫌な事件である

共同通信:
群馬県太田市の世良田郵便局に押し入り現金を奪ったとして、強盗容疑で逮捕された埼玉県警巡査長の長利高雄容疑者(44)が、群馬県警の調べに「数年前から消費者金融に少しずつ借りていた金の返済に困り、郵便局を襲った」と供述していることが14日、分かった。

県警は「ほかに2件の郵便局強盗をやった」と供述している余罪の追及とともに、借金をした理由などを調べている。

左手首などの切り傷については「盗んだ軽乗用車の中にたまたまあったなたで自殺を図ったが、死にきれなかった」と話しているが、長利容疑者を名乗る男から埼玉県警にかかった自殺をほのめかす電話については「自分はしていない」と否定している 引用終わり
写真は長利巡査長
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秋田男児殺害 母親逮捕

2006-11-14 08:45:30 | 社会
交際相手、暴行後「捨ててしまえ」 秋田男児殺害(朝日新聞) - goo ニュース

昨日昼ラジオでニュースを聞いたときは「母親」が殺人容疑で逮捕との事で驚いたついで「秋田・母親・男の影」と重ね「畠山鈴香」の事を思い出した

犯人が他人であれば良いと言う事にはならぬが子供が「母親」に殺されるのは悲惨だ 又犯行時一緒にいた畠山博(43歳)も殺人容疑で逮捕となった

この事件は10月23日秋田県大仙市の保育園児進藤諒介ちゃん(4)が夕刻自宅から行方不明になり探したところ近所の用水路で遺体となって発見された 警察は事件と事故の両方で捜査をしていたものだ

今朝は「みのさんの朝ズバ」でしっかり全貌を頭に入れた
そもそも彼女の家族関係が複雑で2度の離婚と、その後の50男との同棲、この男は長期出張中だとか この男性とは別に今回彼女と一緒に逮捕された畠山博と交際中であった様だ
これを不倫関係と呼べるのであろうか? ずばり不倫関係なのか?
当日デートの途中母親が連れてきた「諒介」ちゃんがうるさく纏い付いたのであろうか? 子供にしてみれば当たりまえだ
報道では母親は「邪魔だから」という事で車内で殴り口を塞ぎぐったりした諒助ちゃんを交際相手の畠山が「捨ててしまえ」といったので用水路に投げ込んだらしい

真相の解明はまだこれからである

それにしても進藤美香の生き様が凄い!
おとなしい高卒の女が就職後半年ほどで最寄の駅に放火を2度 消防署勤めの男の気を引く為とか嫌がらせとか?
執行猶予5年付きの懲役3年の刑を受ける
その後最初の結婚で長女をもうけすぐ離婚、2度目の結婚で「諒介ちゃん」が生まれる これも離婚、ここ1年位で50歳代の男性と同居する様になったが今回の交際相手畠山の方が付き合いが長いとする報道もある
では何の為の同棲だよ?!

「諒介ちゃん」には虐待の疑いが濃厚のようである
追って色々隠れている事が分かってくる
取敢えず「諒介ちゃん」の霊に合掌 

朝日新聞:
秋田県大仙市の保育園児進藤諒介ちゃん(4)が殺害された事件で、母親の美香容疑者(31)=殺人容疑で逮捕=に対して、交際相手の県立高校非常勤技師畠山博容疑者(43)=同=が、2人から頭や顔を殴るなどの暴行を受けてぐったりした諒介ちゃんについて、「捨ててしまえ」という内容の指示をしていたことが13日、県警の調べでわかった。

 調べでは、両容疑者は10月23日午後4時過ぎ、大仙市北楢岡の「道の駅」に駐車した車の中で、諒介ちゃんの頭や顔を素手で殴り、口をふさぐなどして暴行したとされる。直接の動機は、ぐずる諒介ちゃんが「うるさかった」ことらしい。

 諒介ちゃんがぐったりしたため、畠山容疑者が美香容疑者に対し「(諒介ちゃんを)捨ててしまえ」という趣旨の指示をしたという。

 美香容疑者は自宅近くの用水路まで諒介ちゃんを運び、そのまま放置したとされる。その後、諒介ちゃんが行方不明になったように装った点について、事故や第三者の犯行に見せかけようとしたのではないかと県警は見ている。(抜粋終わり)
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佐藤氏初当選 福島県知事選

2006-11-13 07:32:32 | 政治
民、社推薦の佐藤氏初当選 福島県知事選(共同通信) - goo ニュース

昨日夜TVのニュースを見ていると福島県知事選の開票速報が入った
佐藤氏 1800数票 森氏 800数票で早くも当選確実を報道していた
開票率は0.3%であった様な気がする 一体どんな判定の仕組みになっているのであろうか? 選挙の度に気になって終わると直ぐ忘れる

ところで10月の衆院補選では2議席とも自民党に敗れた民主党であった まあこれは本来自民の葬式選挙(息子が立候補)で有った事と安倍総理の北朝鮮に対する強い姿勢+北の核実験で想定外の追い風を受けた
ラッキー 

今回は前知事の汚職辞任とは言いながら保守王国の福島県である どうなるかと興味を持ってみていた
爺が考えても自民党系の前職の汚職辞任、佐藤氏の参議院議員を辞しての意気と知名度、社民党との選挙協力等が効いたのであろう もっとも党としての応援を受けないと言う隠れ民主党戦法

本来ならば自民党に対する野党としての国民的美少女ならぬ国民的政治課題を提供してそれを元に共産党も公明と自民の一部、今回は協力関係にあった社民党も乗れるマニフェストなり選挙公約を出すべきなのだろう でも小沢さんも忙しくて県知事選挙まで目が届かないのであろう

話は少し飛んで先の栗東市の市長選挙の場合、民主党と共産党の得票数を合わせれば自民党の現市長に楽々勝てた
薩摩と長州の手を握らせた坂本竜馬により日本の夜明けがやってきた
民主党、共産党と社民党、それに無党派層の全てと自公の一部この人達の政治的要求を一本化する事の出きる人が平成の夜明けを切り開いてくれる

マスコミが報じている様に19日の沖縄知事選に対し民主党に追い風となろう


共同通信:
佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う福島県知事選は12日投票、即日開票の結果、無所属新人で前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主、社民推薦=が、いずれも無所属新人の弁護士森雅子氏(42)=自民、公明推薦、県労連議長小川英雄氏(57)=共産推薦=らを破り、初当選を果たした。

前知事が県発注工事をめぐる談合事件で辞職、告示日直前に収賄容疑で逮捕される状況の中、佐藤氏が事実上の与野党対決を制した。10月の衆院補選で2敗した民主党は、19日の沖縄県知事選への弾みが付くと同時に、来年の統一地方選や参院選に向けても好材料となりそうだ。 引用終わり

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TV 「泣きながら生きて」

2006-11-12 07:33:59 | 社会
今月の3日夜 フジTVでドキュメンタリー番組「泣きながら生きて」が放映された
爺はこれが張麗玲の作品だと知らなかったので見過ごした
ところが老妻が見ていて大変感激だとの話をしてくれた なにしろ30年以上夫婦をやっているから「あれあれ」「それそれ」「例のなにだろー」で固有名詞は出てこないが「あの人の作品」と見当が付いたわけ

以下は彼女の話と爺の想像をつなげた話で「変形伝言ゲーム」ですから間違えは全て爺の責任です

恐らく天安門事件後1990年直前だろう 上海に住む丁さん(35歳)は考えた
若い頃文化大革命にぶつかり下放政策で農村部で働き通し 勉強をする暇が無かった
折から日本の日本語学校留学ブーム 働きながら卒業できると思ったのだろう 親類から42万円という(中国人にとっての大金)金を借り集め北海道は阿寒の日本語学校に妻子を残して旅立つ
大きな希望と裏腹に着いた阿寒はコンビニさえ一軒も無いような寒村で働きながら学べる様な所で無い事がわかる
後はお決まり 借金は返さねばならない 生活の糧を求めて東京へ出る
以降賃金の安いアルバイトを昼は2箇所夜1箇所と1日中働きまくりの生活が始まる あっという間に滞在期限が切れお決まりの不法滞在となる
その間働いた金は上海の妻子に送り続ける
都電荒川車庫付近の安アパート、風呂も無い 風呂は湯沸かし器のお湯を使い行水もどきで済ます生活 終電の終わった線路を歩いて帰る毎日の様だ
別れた時小学生?だった娘が成長し8年後?に米国NYに留学し医師になる事が決まる
娘は訪米の為成田に寄りトランジット(乗り継ぎのため24時間日本に滞在が可能)を利用して父に会う 丁さんは不法滞在だから成田空港付近には顔を出せない
荒川のぼろアパートで知る父親の苦労と娘への想い 娘は母子を捨て父が日本へ行ってしまったと思っていた様子
時間が来て笑顔で別れる父娘 お互いに姿が見えなくなるとどっと出る涙涙
妻ももらい泣きでうるうる

上海の妻も娘を訪ねる名目で米国入りのヴィザを申請 やっとの事でヴィザがおりる 今回も成田でトランジット 13年振りに対面し夫の苦労を知る 夫は妻を捨て日本で適当に遊び暮らしていたと思い込んでいたのに 妻は夫の送金に手を着けず貯金 娘は自分の働きで学校に通わせていた お互いの苦労が分かる 笑顔で別れる二人 
姿が見えなくなるとお互いに涙涙涙

それから4年 娘は医師になり丁さんも帰国して夫婦で暮らしているらしい
良かった 良かった

張麗玲さんの作品はこれまでに「小さな留学生」「若者たち」と見ました 本編も機会があれば再放送を見たいと思いました

コメント (14)
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