沖縄県知事 仲井真氏 当選

沖縄知事に仲井真氏初当選　安倍政権に弾み(共同通信) - goo ニュース

沖縄件知事選は自公推薦の仲井真弘多（なかいまひろかず）氏が当選しました
仲井真氏　　　　３４万７千３百票
糸数氏　　　　　３０万９千０百票
屋良氏　　　　　　　　　６千２百票
投票率は６４．５％

選挙の対立軸は当選した仲井真氏が普天間飛行場の県内移設条件付賛成、経済問題は国との一体による産業振興であろう
反自公を結集した糸数氏は普天間飛行場の県外或いは国外移設を主張、経済問題は米軍基地に頼らない地域の自立振興を訴えていた

選挙前に汗だくおばさんの高市沖縄担当相が「基地に賛成しなければ国の金は一寸ねー」見たいな話をしているのをＴＶで見た　おいおい　特命担当相なのだから「基地に賛成でも反対でも平均的な所までは経済振興を応援します　大いに潤いたい方々は基地に賛成をね」とでも言えばまだ分かる

心情的反自公の爺にも基地反対といえば経済自立となる糸数氏の立場は良く判った
原則はそこに置き米軍の国際的再編を睨み日米安保に於ける沖縄の重さを測った時もう少し素人にも分かる戦術論があったら面白い戦いであったろう

出口調査の分析で無党派層の８０％は糸数氏に投票したようだ
仲井真氏との得票差が３万７千数百票であるから投票率がもう５％上がっていたら糸数氏の勝利も夢ではなかった
得票率を上げるという事は無党派層の人々にも納得の行く、感動を呼び起こす何かを訴えると言う事だ
　
爺が子供の頃映画館のニュースで総選挙?だと思う　寝たきりの爺ちゃん婆ちゃんをリヤカーに乗せて投票所に連れてゆく場面がマジで流れたもんだ
投票しない自由も有るかもしれないが投票したくなる様な「訴えかけをしない」のは政治家の力量不足である
つまり既存反自公勢力の結集に加えて「無党派層」とか「草の根グループ」等と呼ばれる人たちの柔軟で新鮮な感覚を政治に結びつける努力が必要なのであろう

沖縄知事選は自公勝利だが知事は「普天間」は条件付賛成である　仲井真知事と安倍内閣は難しい舵取りが要求されよう

追記：　福岡市長選は新人の吉田氏が当選しました　おめでとう御座います

共同通信：
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題を争点とする沖縄県知事選は１９日投票、即日開票の結果、無所属新人で、自民、公明両党推薦の沖縄電力元会長仲井真弘多氏（６７）が、新人で民主党など野党６党が推す前参院議員糸数慶子氏（５９）らを破り初当選した。投票率は６４・５４％で過去最低だった前回知事選を７・３２ポイント上回った。
仲井真氏は普天間移設をめぐり、キャンプ・シュワブ沿岸部（名護市）にＶ字形滑走路を造る日米両政府案には反対だが、条件次第で県内移設を容認する構え。稲嶺恵一知事が提案する暫定ヘリポート案の取り扱いなどで政府と地元が一致点を見いだせれば、普天間移設が前進する見通しだ。（引用終わり）
写真；娘さんに祝福される仲井真氏