トウモロコシは、ここ2年間は「味来」から自家採種を何年も繰り返したものだけを育てていたのですが、
昨年の秋に採った種の発芽率があまりにも悪かったので、出荷用に実績のあるゴールドラッシュを
播くことにしました。
トウモロコシの種は、人気の高いものほど1粒当たりの価格が高いです。
ゴールドラッシュを選んだのは、栽培実績が豊富であることと「味来」より安いからです。
ゴールドラッシュは早生種で栽培期間が短く、草丈もあまり大きくならないのが特徴です。
以前はキャンベラ90という中生種ばかりでしたが、早生種の栽培の方が早く収穫出来て畑も早く空くので
都合の良いことが多いのです。
ゴールドラッシュの種を購入したのは昨日でした。
そして播種は今日です。
「味来」からの累代の自家種の発芽率が悪い原因が分かりませんが、取りあえず「種なき培土」を山土と
半々にして使うことにしました。
「種まき培土」は40リットルで1000円くらいです。
保水性など土としての性質が良く、肥料も含まているので安心です。
それに土としては軽いので、セル苗を植え付けのためにセルから引き抜くときに根のダメージが
軽くなる特徴があります。
今日は72穴のセルトレイに3枚播きました。
★一番斜め手前のセルトレイは比較用に播いたものですが、「味来」から自家採種を繰り返した
秋作の種で、発芽率が悪いことを考慮した3粒播きです。