今シーズンの大根は、間引きが遅れたと言うか殆ど出来ていなかったことを過去記事に書きましたが、
今日になって片付けをしているところで、間引きが出来ていなかったことが原因とも思えない
新たな問題が発生していることが判明しました。
以前であれば、間引きが出来ていなくても、2本立ちになっていれば最終的に2本とも育って
少々小振りなLサイズくらいにはなったのですが、今シーズンの大根は大きくなればなるほど
又、1本立ちであろうとなかろうと根の先っぽが細い上にシャープな形にならないのです。
そしてこの形状の先っぽの大根は、Lサイズ以下のものでも容易に引き抜くことが出来ず、
無理に引っ張った結果で葉が全て取れてしまったり、先端が切れてしまうのです。
このような大根の根の先端に起きる異常とも思える現象は、過去20年近く大根を作っていて
初めてのことなので、原因も分からず対策も立てようがない状況です。
大根は、大きくなればなるほど先端がシャープな形状でなくなります。
これで今シーズンの大根の出荷は、完全に諦めざるを得なくなったので、自家用とごく親しい
ご近所の方々に配る以外は、畑の脇の道路沿いに並べておいて、通りかかった方々に無料で
利用していただくしかありません。
幸いなことに、大根の葉を好んで利用される方は多いので、次から次とお客様は絶えません。