8月2日に播いた100均で購入した品種は強風による被害がありましたが、それに耐えて育った穂も、授粉していないと思われる部分が殆どにあって、収穫と言えるようなものではありませんでした。授粉が上手くいかなかったのが原因であれば、風媒花の特性を考慮しない一列植えにも問題があったと思います。やはり今の時期に満足出来る大きさや品質のトウモロコシを収穫するのは難しいのです。但し、鳥獣による食害は全くなく、カラス対策としてA4 サイズくらいに切った金網を被せて穂を守る方法は効果があると思いました。(アライグマには効果がありません)
一方で、7月29日と7月29日に播いた「味来」から自家受粉を繰り返して来たものについては、東側の花壇に植えてあったものだけが、小振りながら粒がしっかり詰まった穂を付けていました。トウモロコシは自宅周りで育てるとアワノメイガやカラスによる食害を受けないので、来年は自宅周りでの栽培をもっと増やそうかと考えています。
東側に面した花壇です。
授粉状況は悪くありません。
南側に面した花壇です。
熟しが遅いようですが、何故?
庭の中央にある花壇です。
穂がちっちゃいです。
南側の擁壁を背にしているプランターです。
これも小さな穂です。期待していたのにがっかりでした。
今シーズン最後のトウモロコシは、食べるためのものとしては期待した結果でありませんでしたが、「味来」からの累代の種を更新することが出来そうですので、来年はそれを播くのが楽しみです。