6月21日の記事の続きです。
草取りで優先するのは種を付けた草の除去です。
例えばイネ科の草の場合、穂が出たばかりならそれを除くのが優先です。
穂から種がこぼれて落ちるようになってからでは遅いのです。
また、まだ種を落とさない若い穂の付いた草を抜いたり刈り倒したままにしておくと穂に付いた種の元が
熟してしまい、その全てでなくとも一部に発芽して育つ力を持つことがあります。
次の世代となる種を残さなければ後作でも草取りの苦労は軽減されます。
この畑は昨年もジャガイモを植えていましたが、草は今年より旺盛で草取りをする前から種は穂から
落ち始めていました。
今年も同じように草だらけに見えますが、エノコログサの穂は出ていてもまだ種は落ちていません。
それはジャガイモを植え付ける直前近くまで繰り返し耕運機を入れていたからで、土の中に残っていた
種から発芽したものを繰り返して耕運することで、すり潰していたのです。
草取りは種の付いたものから優先して抜いて集めました。
これらは、畑以外のところで処分します。
草が抜かれ集められると枯れかかったジャガイモの茎葉が見えて来ます。
草を抜いた時に出て来るジャガイモは収穫時期のものなので、拾って集めます。
場合によっては、積極的に収穫もします。
雨も降りだしたので、今日はここまでです。
畑で水をかけて泥をざっと流した後です。
これらは年2回収穫出来るジャガイモですので、9月になったらまたどこかに種芋を植え付けで、来年の
春作のための種芋を作ります。
これは「さやあかね」です。
ここでは一番よく育ち味も良いです。
畑全体の様子です。
トウモロコシを中心とした状況です。
明日も草取りとジャガイモの収穫の続きです。