ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

ボランティアのすすめ

2007-09-11 22:10:06 | 気になる話題
今朝、職場で新聞を開く
 ( 9月11日読売朝刊 )

「泣いて笑ってボランティア珍道中」の記事に目がいく。
女優の東ちづるさんの講演の内容です。

          

新聞を読みながら、思い出していました。
「世界ウルルン滞在記」というテレビ番組です。
「ドイツの国際平和村」の支援をしている彼女の姿をとらえたものでした。
テレビに映し出されたのは、戦争でケガをした子供の姿や、地雷で足を失くしている現実。
その中で、子供たちとコミュニケーションをとり、募金活動に奮闘する東ちづるに好印象
を持ちました。

その後、この番組の特番で再び「ドイツの国際平和村」を訪れる企画がありました。
1回目の放映を見た時は、番組を意識しての活動だと思っていました。
でも、違ったのです。
平和村の子供たちは、東さんを心から慕い、再会を喜んでいました。
『ち~、ち~』と名前を呼びながら、抱きつく子供。

           

それを見て、家人と二人で涙しました。
感動しました!!
素晴らしい人です。

国際平和村の他にも、骨髄バンクやあしなが育英会などのボランティアを
行っていることを、そののち知りました。
15年間もボランティア活動をしているそうです。
忙しい女優業の傍らで、真のボランティア活動を行っている姿を見て、
大ファンになりました。


記事中の印象に残った言葉を少し紹介します。

   「ボランティアは私の新しい居場所です。人生が豊かになり、
    生き方が変わりました。
    最初は救いたい、癒したいと思って始めましたが、結果的に、
    私が救われ、癒されました。
    人は、国籍も宗教も思想も違います。でも、対等だということ
    を初めて知りました。」

   「活動を始めた当初、患者さんにビクビクしていました。でも、
    だんだん普通でいいと分かってきました。
    結局は人間同士の交流です。」

   「人は死ぬということも分かりました。人は死にますが、生き方
    というのは残ります。
    ・・・自分の心に耳を傾け・・・自分らしく生きたい。」


              


     ”心にゆとりを持ち、他の人のためになる行動をしなければ・・・”
      と考えさされた一日でした。