お蕎麦屋の教訓

ツーリングで寄ったお蕎麦屋さんで、こんな貼り紙がありました。


　　　　伸びるのは「爪」ばかりではない
　　　　ほっておけば「欲の皮」も伸びていく

　　　　だから時々は「爪」のように
　　　　切って捨てなければならない　　　　　　　　　
　　　　人間とは欲の深い動物である

　　　　　　　　　　　　
　

人間、欲があるから向上し努力もするのかもしれない。
ただ、欲がむき出しになると人間性まで変わってしまいそうで怖い。

両親が良く言ってます。
『肥だめと金は、溜まるほど汚い』と・・・

お金の苦労はしたくないけど、ほどほどあればいいかな・・・と。
歳とともに、お金への執着心が減ってきたように思う。
自分の貯金が幾らあるかも、ここ数年間確認したことがない。
まあ、バイク一台も買えない金額だろうけどね。
家に蓄えがないので、退職後のことを考えると心配ではありますが・・・


　　　　苦労を多く経験した人ほど
　　　　人間に味と深みが出る

　　　　悲しみを多く経験した人ほど
　　　　他人にやさしく親切になれる

　　　　人間は最初から他人に
　　　　やさしく親切な人はいない

　　　　人生の経験から心の持ち方が
　　　　わかり他人に親切になれる

　　　
　　　　　　　　　　　ふくろう（不苦労）


何となくわかるような気がします。

自分はどうなんだろう？
他人には、やさしく親切にできていないみたい・・・
人生経験が少ないから？　心が狭いから？
多分、人並み以上の苦労はしているはずだけど・・・

愛情の感じる人や物にしか、本当に優しくできないみたいです。

ただ、口先だけの人間には、絶対になりたくないです・・・