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「カラクリン」ってなあに?

2008-10-04 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
マイミクのぬか&tomoさんの日記に「カラクリン」のことが書いてありました。

堺市役所で10月7日まで展示されているとのことです。

写真を見たら、ブリキのような金属でできた玩具のようです。
「ラピュタの船みたい」という言葉に興味をそそられます。


午前中の作業をすませ、午後からの会議を終えたのが4時でした。
支度をしてマウンテンバイクで出かけます。

市役所へ行くのは何年ぶりでしょう。
近くの支所でほとんどの用事が済むので、市役所まで行くことがありません。

          

立派な庁舎です。
立派すぎると言う方が適当でしょう。
旧庁舎の面影は全く残っていません。

オープンな広場には、コスモスの花やモニュメントなどが置かれていて好印象です。

  



高層棟は21階の最上階に展望台があります。
休日でも自由に入ることができます。
まだ明るいので、昇ってみます。

360度見渡せる展望台です。

  

見渡すと、緑が少ないことに驚かされます。
古墳と大きな公園しか緑が見えません。

コンクリートと瓦屋根だけの景色には、何の感激もありません。
自分が住んでいる方向をカメラに収めて降ります。

  
       左側の緑は反正陵古墳です


目的の「カラクリン」の展示会場へ

堺市で生まれた造形作家の井村隆氏の作品です。

貼られたポスターには「カラクリンの原点は堺の風」とあります。
同じ堺出身のあっしには、嬉しい言葉です。

     

カラクリンとは、モーター・歯車・ゼンマイなどの機械部品を使い、銅や真鍮・アルミなどの金属を素材に、魚・鳥や昆虫をモチーフにしたオブジェの総称で、この井村氏の造語との説明がありました。


「ラピュタの船みたい」というのは、ピッタシの上手い表現です。
モーターと歯車で動いている様は、何故か懐かしく、心が落ち着きます。

木製のおもちゃにマブチモータを付けて動かしたり、戦車や自動車などのプラモデルを作って遊んだ子供の頃を思い出しました。

  

                          

  

                          

    

大阪は、奈良や京都などと比べると芸術的な土壌が少ないように感じます。
堺から発信する芸術があることを嬉しく思い、続く芸術家が生まれることを期待しています。


   【 余 談 】               

    「バッテリーあり」の表示だったのに、突然のバッテリー切れ。
    バッテリー切れの前に、レンズが本体に収納されないリコー製のカメラ。
    故障かと思ったら、「そういう仕様」らしいです。

    この状態ではケースに入らないので、持って帰るのに気を使いました。
    使う身になった設計がなされていないのが残念です。
    買ってすぐに故障したし、リコーのカメラにはガッカリ。

    折角カメラを持っていったのに、ほとんど携帯電話のカメラで撮影です。