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みんなのレジャーは?

2010-01-05 22:17:40 | 気になる話題
     


ある雑誌に、「レジャー白書」のことが書かれていた。
平成20年と19年の余暇活動の参加人口上位20位が載っている。

20年の特徴としては、単価が安く、家庭や近場で繰り返し参加して楽しめるような「日常型レジャー」が延びているそうだ。

パソコンが、9位から5位に上がり420万人増。
音楽鑑賞が、同じ10位だけど160万人増。
ビデオ鑑賞が、5位から7位に下がったけど160万人増。

全体的に余暇を楽しむ人数が増えているものの、支出額は減っているそうだ。

 【20年のベスト10】
   1位 外食          
   2位 国内旅行         
   3位 ドライブ         
   4位 宝くじ         
   5位 パソコン
   6位 カラオケ
   7位 ビデオ鑑賞
   8位 映画
   9位 動物園、植物園など
   10位 音楽鑑賞(自宅)

       
自分の遊びと比べると、宝くじとカラオケを除けばほとんどやっている。
あっしも食べることが好きだけど、外食がレジャーの1位とはチョッと寂しい気もするけど。
宝くじがレジャーの項目に入っているのも不思議な気がする。
それも、4位。宝くじを合わすときが楽しみなのだろう。

スポーツがベスト10に入っていないのも、寂しいかな。
やってみたいスポーツとしては草野球やテニスなどがあるけど、やる人は少ないようだ。
ジョギングやハイキングが人気を集めていると聞くけど、16位と17位。
まだまだ一般的じゃないんだ。

子供が小さい時はよくキャンプに行ったけど、何ヶ月も前に予約しないと取れないほどの混みようだった。
今は予約なしでも泊まれる。
ベスト20位にも入っていない。
ブームだったと言えばそれまでだが、日本のレジャーの浅さの表れだろう。

日本人は、先進諸国に比べれば時間の使い方が上手くないように感じる。
それは、日本の企業の休暇のあり方と関係するように思える。
長期の休暇が取れない、休みがゴールデンウィークや盆・正月に集中する。
リフレッシュのために、1週間以上の休暇を取れるようにならないと余暇の使い方は大きく変わらないだろう。

金銭面で生活が余裕がないと、行動的になれないのだろうか?
企業が経営状況を良くするために、人件費削減の策としてパートや臨時社員を多く取り入れた。
これは一企業としては経営が良くなるかもしれないが、安定しない雇用では消費を抑制してしまう。

「子供手当」なんぞ最悪の政策だ。
生活の安定をはからないと消費は伸びないだろう。
遠回りかもしれないが、安定雇用の構築こそが景気回復のポイントだと考えるが・・・

レジャー白書をみて、こんな独り言を呟いた。
みなさんは・・・?