
(前夜に撮った合掌造集落のライトアップ)
気持ちよく目覚めました。
お隣の彼は、今日の宿泊場所が遠いので早く出発するようです。
あっしは急ぐこともないので、のんびりと朝飯を作ります。
夜露でテントが濡れているので、良く乾かしてからたたむことにします。
何度キャンプをしても、撤収作業は苦手です。
キャンプには向いていないのかもしれません^^;

平湯キャンプ場と違って暑いです。
大阪と変わりません。
ヘルメットを被ると、汗がしたたりおちてきます。
出発の準備を済ませ、集落の駐車場に停めて散策します。
夜の雰囲気とは全く違います。
実際にここで生活をされているので、厚かましく立ち入ることは控えます。
観光資源とはいえ、住まいの周りをうろつかれるのはいいものではないはずです。





「絶景ポイント5分」にひかれて、高台に登ります。
少し上がるだけで、集落が見渡せます。
上から眺めるのは気持ちが良いものです。

昨晩、お風呂に入れなかったので、汗をかくと気持ち悪いです。
すぐ近くにある温泉「くろばの湯」に行きます。
汗を流すと、サッパリしました。
「ああ~気持ちいい~」と自然に声が出ます。
露天風呂からはダム湖が望め、気分爽快です。
大広間にいくと、お客さんがゴローンとしています。
あっしも横になると、知らぬ間に寝入っていました。
周りのざわめきで目が覚めると、たくさんのお客さんが揃ってゴロ寝していました。
1時間以上も寝ていたようです。
眠気も飛んで、スッキリ~~
白川郷に向かって走っていると、「世界遺産 菅沼合掌集落」の看板があります。
道路から下に集落が見えます。
五箇山の相倉合掌集落と同じような風景ですが、バイクを止めて全景を撮ります。

白川郷合掌村も同じようなもんなら、スルーするつもりでした。
集落に入ると、通りに並ぶお店も茅葺きを意識した作りだし、規模も大きそう!
ガイドブックにある高台からの風景も見てみたくなって、バイクを降りて散策します。
2時を回っているのに食欲がありません。
「濃厚ソフト」にひかれて注文すると、看板に偽りなし。
牛乳の味が濃い、美味しいソフトクリームでした。

横には5人の家族連れがいます。
外国人のご主人と日本人の奥さん、男の子3人です。
末っ子は、お父さんとかき氷を分けっこして食べていましたが、食べ終わると動き回ります。
お父さんに一番似ています。
目がクリクリして、表情が可愛いです。


展望台まで15分と書いてあります。
暑いのでバイクで上がろうかと迷いましたが、バイクの駐車場所まで戻るのが面倒になって歩くことにします。
下から見上げると結構高いじゃないですか!
膝に負担をかけないように、ゆっくりゆっくり上ります。
25分もかけて到着です。


写真で見た景色と一緒です。(そりゃ、当たり前ですね)
「同じ写真じゃ、つまらんなぁ」と思いながらシャッターを押しますが・・・
できたものを見ると、同じような写真でした^^;
道の駅で休憩していると一台のオフ車が来ました。
和泉ナンバーで、岸和田在住の方です。
帰るルートを聞くと、福井経由にするとのこと。
東海北陸自動車道は混みそうな気がします。
九頭竜を通る国道158号線は快適ロードだと聞いていたので、イイ機会なので同行させてもらうことにしました。
名神高速道路の混雑を予想して、途中で温泉タイムを入れることにします。
「平成の湯」は、道後温泉の泉質に同じだと言われているらしいです。
特徴らしいものはありませんが、肌あたりが柔らかで良いお湯でした。
北陸自動車道に入って、最初のSAでガソリン補給をします。
9時半の案内情報をみると、彦根~八日市間で30kmの渋滞とあります。
ここからだと1時間余りで渋滞区間に入るので、渋滞に巻き込まれそうです。
同行の彼は、翌日が仕事だというので出発しました。
あっしは翌日を休みにしてあるので、そのあと1時間ほどゆっくりして10時半に出発しました。
名神高速道路に合流すると、渋滞は5kmとなっていました。
手前のSAでお茶してると、渋滞はなくなったみたいです。
深夜になると風が気持ちいいし、制限速度でもストレスなく走れます。
昼寝をしたからでしょうか、全く眠気が襲ってきません。
自宅には1時過ぎに到着しました。
2泊3日+1時間の旅は終わりました。
お天気にも恵まれ、人との出会いもあって思い出に残るツーリングの旅になりました。
荷物を片づけながら・・・次はどこへ行こうかと^^@