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ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

努力の結晶!

2012-07-09 22:36:46 | オーディオ・AV

      スピーカの艶を見たら、オーディオへの情熱が分かります

良い音楽を最高の音で聴きたい!
そう思って、うん十年が経ちました。

同じ思いでオーディオに取り組んでいるWさんという友だちがいます。
日々努力を積み重ねて、素晴らしい音楽を再生しています。

彼の目標は、誰もが目指す「原音再生」でしょう。
楽器の実在感を出し、リアルな音楽を表現させることですが、彼はほぼ達成していると思います。

オーディオとの関わりは、あっしと同じように中学生の頃からだそうです。
彼のHPやブログを見ると、ここ10年余りの努力の経過が見とれます。
オーディオに関心があれば、一度ご覧ください。
きっと、彼のこだわりと情熱を垣間見れることでしょう。


七夕(土曜日)の午後から、久しぶりに聴かせてもらいました。
今回は、彼がチャレンジしたデジタルオーディオを試聴させてもらうためです。

彼のシステムは、4年ほど前に「管球王国」に掲載されたほどの素晴らしいものです。
それほどの良い音を出していたら、もう、そんなに良くなっていないだろうという気がしていました。
ところが予想は外れ、これまで以上に生々しさが表現されています。

最初の一曲目を聴いただけで、これまでとは違うのがわかります。
これまでもベースの胴鳴りやシンバルの響きなどが忠実に再生され、実際のライブ以上にジャズが聴けました。

今回は、さらにシェイプアップされているのです。
女性ボーカルの口元が見えるようです。
サックスのリードが震える様や息つぎまでもが目の前に現れます。

音の分解能が大きく向上したことが、臨場感のアップに繋がっているのでしょう。
ほどほどの音量でも迫力があるのは、スピード感のある音、質量を感じる音が再生できているからでしょう。

オーディオを究めていけば、こんな再生音楽が聴けるのです。
実際に音を聴かなければ、オーバーな表現に感じるでしょうし、想像さえもできないでしょう。
「演奏が終わったら、拍手をしたくなる」と言えば、その素晴らしさを感じてもらえるでしょうか!
大型電気店などで鳴らしている装置・音とは、全くの別物ですから・・・。



使っている機器は、涎が出るものばかりです。
こんな最高級機器でも、これらを繋げば良い音が出るというような簡単なものではありません。
装置のセッティング、コード類の選別、電源取り方など、あらゆる状況が上手く整った時に、初めて良い音が出るのです。
デジタルオーディオを導入したことも良い結果に繋がっているようです。

音が良ければ導入しようと考えて聴かせてもらったのですが、とても買える金額ではありません。
今あるMacと安価なDACで、取りあえず遊んでみるつもりです。

オーディオの世界は深いと感じた一日でした。
この素晴らしい世界に、若者も興味を持ってもらいたいものです。


【W氏のHPとブログ】
  H P : http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/

 ブログ : http://jazz-audio.air-nifty.com/