ヒロ爺のあれやこれや!

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プチ・チューン!

2013-05-11 22:44:09 | バイク・車
  

あっしのサンバートラックを少しチューンしてみました。
バイク仲間、ムサシくんのサンバーのチューンをそっくり真似ました。

軽四のトラックだから、スーパーチャージャーのエンジンなのでそのままで十分だと思っていました。
全くのノーマルで、プラグやプラグコードも変えていません。
エンジンさえ見たことがないという状況でした。

ところが、息子の軽四輪VIVIOの運転の楽しさに触発され、いじってみることにしたのです。
一つ目は、点火時期の変更です。

若い頃、もっとパワーが欲しくて、ディストリビューターを回して点火時期を調整していました。
当時は、キャブレターで機械式の進角調整でした。
タイミングライトが買えず、エンジンの吹きあがりの感触と目盛を頼りに設定していたことを思い出します。

今は、燃料噴射式となり、コンピュータで制御しています。
電気のフューズのようなものを差し込むだけで、点火時期を調整できます。
サンバーでは、-5~+5までのレジスタがあって、今回は一番無難な+3°にしました。
なんと手軽にチューン出来るんでしょう!

  
    レジスタ(+5°)

  

  
    キャップを外して、レジスタを差し込むだけ

ガソリンをハイオクにしないとノッキングすると聞いていましたが、レギュラーを満タンにしたところなので、そのまま走ります。
ノックセンサーが付いているからでしょうか、ノッキングしているような感じがありません。

給油の際にハイオクを入れたら、俄然良くなりました。
踏み込んだ時のパワーの出方が大きく変わったのです。
回転の上がり方が気持ち良くて、ついついアクセルを踏み込んでしまいます。

このことで燃費が悪くなると思いきや、グ~ンと良くなりました。
レギュラーガソリンからハイオクに変えても、出費は増えないみたい。ラッキー!
掛った費用は部品代の399円でした。

気を良くして+5°のレジスタを追加注文。
今日変えて走ってみましたが、少し違和感があります。
+3°の方が良いような気がするので、常用はこちらにしようかな。


二つ目は、スーパーチャージャー(SC)のブースト圧をアップすることです。
SCの回転数をあげるのが普通のやり方ですが・・・
ムサシ君のブログによれば、「可変バルブなので、スーパーチャージャーのバイパスホースを遮断することで、ブースト圧が上がる」のだそうです。
水槽用のバルブが代用できるとのことで、熱帯魚を扱っているお店で買ってきました。

取り付けた印象ですが、点火時期調整のような大きな変化は感じられません。
アクセルを強く踏み込んだ時に、「パワーの伸びが良くたかも・・・??」という程度でしょうか。
掛った費用は部品代の178円でした。


こんな超簡単なチューンでも、パワーアップが体感できました。
エンジンが気持ちよく回るので、運転が楽しくなりました。
「スーパーチャージャーが仕事してるぞ!」というのがアクセルを踏む足の裏から伝わってきます。

「軽トラでスポーツを感じる」と言ったら、笑われるでしょうかね・・・

VIVIO「RS-R」のような快感を得るには、ロムチューンと更なるブースト圧アップが必要でしょう。
そうすると、必然的に吸気温度を下げるためのインタークーラーが必須になるでしょう。
これを狭いエンジンルームに納めるのは難しい気がするし、軽トラにそれだけの費用を掛けるのも・・・と思ったり。

しばらくは、今のプチ・チューンで楽しみたいと思います。
プラグコード、タコメーター、ブースト計が欲しくなっています・・・(笑)