オープンカーZ3のオイルとオイルフィルターを交換しました。
安くあげようと思って、30年ぶりにDIYでやりました。
直列6気筒 2.2リッターエンジンのオイル量は、なんと6.5Lです。
指定オイルは全合成オイル5W‐30 SNグレードなので、交換費用は結構掛かります。
4L缶×2にオイルフィルターを含めると1万5千円以上かかるのです。
節約したいけど、昔のように車をジャッキアップし、床下に寝転びながら潜り込んでオイルを抜くのは勘弁してほしい。
ネットで調べると、オイルチェンジャーなるものが売られています。
安い電動式は評判が良くないので、手動式を購入。
指定オイルは、アマゾンで20リットル入りのペール缶で購入。
1缶買うと、3回交換できるので安上がりです。
オイルフィルターも同時に交換することにします。
BMWのオイルフィルターの位置は、エンジンと前方の上部にあります。
床下に潜る必要ないのがありがたい。
あっしと息子の持っているフィルターを外す工具を出してみたけど、全部合いません。
ベルト式もあったはずだけど、見つからず。
BMWのフィルターカバーは36ミリの◆で回せます。
こんな大きなサイズの工具は持っていません。
コーナンへ買いにいきましたが、30ミリを超えるスパナやソケットは売られていません。
代用工具を探します。
モンキーレンチ、プライヤー、パイプレンチなどを試しましたが、全部ダメでした。
口径は合っても、狭い場所なので回せなかったり、舐めてしまいそうなのです。
再びコーナンへ行き、口径が広くて握りの短いモンキーレンチを買いました。
昼食後、畑のガレージまで走って、エンジンオイルを温めます。
オイルチェンジャー(OT)を組立て、車のオイルゲージの穴に吸い取りホースを入れます。
OTのレバーを上下させて、タンクを負圧を下げます。
ドロっとしたオイルがゆっくり上がってきますが、タンクになかなか溜まりません。
寒くてオイルの粘度が高すぎるのでしょう。
「これじゃ、夕方までかかりそうだ」と思って、さらに暖気運転をします。
再び吸い上げると、今度はゆっくりと溜まりだします。
30分ほど掛かって、6リットルのタンクが一杯になりました。
廃油タンクに移し替えてから、残るオイルを再び吸い出します。
ホースを持つと、底の方まで吸い出した感触が伝わってきます。
時間は掛かりますが、服も汚れないし結構いい感じ!
オイルフィルターカバーを外すのに手間取りましたが、何とか無事に外れました。
パッキンとワッシャーガスケットを入れ替え、フィルターをはめてカバーを締めます。
6.5リッターのオイルを入れて終了。
工具の調達に2時間と交換・片づけに2時間も掛かりました。
楽しみながらの作業なので、全くイライラしません。
オイルチェンジャーは見た目チャッチィーですが、台湾製で意外と品質は良さそうです。
少なくとも3年は使えるような気がします。
オイル缶とオイルチェンジャーを3回使うと仮定すると、1回分の費用はショップの二分の一以下で済む計算になります。
少し走ってみると、エンジンの吹き上がりが良くなっています。
一層、車に愛着が湧くので、自分でメンテナンスするのも悪くないですね。