オーディフルの8センチユニットの桧スピーカー(SP)は快調に鳴っています。
猛暑続きなので、このSPで聴く機会が多いです。
発熱のほとんどないD級アンプでも十分ドライブ出来るからです。
スーパーウーハーを使っていましたが、映画を観る時にはいちいち配線を繋ぎ変える必要があり面倒です。
アルテックなどで、スーパーツイターを繋ぐと低域まで改善されるのを思い出しました。
手頃なスーパーツイターを調べていて、Amazonでいいものを見つけました。
TAKE Tの「BATPURE」です。
本体23ミリ×12ミリの玩具みたいなものですが、使えそうな勘が働きました。
ペアで4千円チョットなので、ダメでも諦めがつく価格ですから。
小型SPの下部に貼りつけました。
視聴すると、左右のバランスが悪いです。
調べると、片方のツイターから音が出ていません。
SPへの配線を半田付けした時に、コテの熱で壊してしまったようです。
ツイーターを加えることで良くなったのが確認できたので、すぐに1セットを注文し、
今度は慎重に半田付けしました。
音の出方や響きが良くなり、低域も音階が分かるほど改善しました。
もう、スーパーウーハーはなくても不満は感じません。
可聴域を超える高域を伸ばすことで、何故、低域が変わるのか分かりませんが、良い方向に変化するのは間違いなさそうです。
大型SPの上に置いているので、音像は上の方です。
不自然とまではいかないですが、目の高さに定位して欲しいと思っていました。
スパーツイターをSPボックス下側に付けたことで、音像の定位する位置が下がってくれました。
楽しく音楽が聴けるようになり、オーディフルの桧スピーカー「PR-83Sol」への愛着が深まりました。
一個残った「BATPURE」は、AV用のセンタースピーカーに仮止めをして、映画を観てみました。
セリフが聞き取りやすくなり、音量がアップしたように感じます。
他のSPとのバランスを調整しないといけないほどです。
この商品は低額な投資で、驚くような音質向上を望める可能性があります。
システムによって変化の度合いは変わるでしょうが、試してみる価値は十分にあると思います。
オーディオは、聴くのもいじるのも楽しいね~!