現行の「VA-50」の後釜に収まった中古のAURA「VITA」ですが、箱を開封すると、電源プラグ・USBコード・コントローラーは未開封で、本体そのものも全く傷がありません。
本当に使用してたん?と思えるような、とても良い状態の商品でエージングすると随分と良くなりました。
「VA-50」と同じMOS FETを搭載し、同サイズで筐体の厚みは55㎜の小型・薄型アンプです。
同じ意匠でもVA-50の音質は望めないだろうと思っていましたが、温かくて柔らかな音質は引き継がれているようです。
スイッチングノイズはリレーが入ったことで起こらなくなりました。
VA-50とは比べものにならないほど発熱量が少なくて、夏でも電源は入れっぱなしにできます。
リレーが組み込まれたり、発熱が抑えられたことによる音質低下が心配されるところですが、あっしの駄耳では今のところ大きな影響は感じません。
十分に使えると思えたので、予備機としてもう1台購入しました。
ただ、RCA入力端子が2ヵ所しかないないので使い勝手が悪いです。
フォノアンプ、CDプレーヤー2台、コンピューターを繋ぎたいので、4カ所は欲しいところ。
他にXLR端子が1カ所あるので、これを利用することにします。
RCAからXLRへ変換するコネクターがアマゾンで販売されていたので注文します。
オスとメスの間違いに気づきましたが、開封してので返却できず再発注です。
繋いで、音が出た途端、「なんじゃあ、これは!」と声が出ました。
中国製の安価な商品とはいえ、あまりに酷すぎます。
千円のAMラジオの方が良いくらい・・・
10分間も聴けずに外しました。
下の黒い線 は、交換したピンコードの線
「どんな線を使ってるんやろ?」と思い、コネクターを分解します。
開けてビックリ!細~い線が繋がっていましたわ。
DIYできそうなので、ピンコードを切って交換します。
半田ごて当てると、温度が高くないのに固定のプラスチックが解けピンが曲がってしまいました。
間違って買ったメスのコネクターを利用して、無事に接合できました。
コネクターが無駄にならず良かったわ~
視聴すると、何とか聴けるというレベルにまで改善しましたが・・・
RCA端子との差はあるので、別の方法があるか調べてみます。
VITAのアンプのお陰で、コロナ自粛の中にあっても自宅で楽しく過ごせています。
音楽・映画鑑賞の趣味があって良かったです!