アウディA3は初期登録から6年近い。
「バッテリーの交換もそろそろかな?」と思う。
バッテリーの状態を示す色も良好だし、充電器のチェック機能でも良好と示している。
ただ、セルを回した時の音がほんの少し重そうだし、相当な距離を走らないとアイドリングストップしないのが気になるところ。
遥か昔のことの失敗を思い出す。
キャンプに行く途中の湖西道路上でセルが回らなくなり、とても困ったことだ。
それまで何の異常もなかったのに、突如としてバッテリーが上がった。
ブースターケーブルを繋がしてもらおうと車の停止を頼むが、有料道路上なのでスピードが出ていて止まってもらえず。
やっとのことで止まってもらえて助かったが、ガソリンスタンドを探すまで冷や冷や。
急遽、バッテリーを交換してもらったが、凄く高くて残金が少なくて不安だったのを覚えている。
あと何年か乗るのであれば、早く変えた方が良いと判断。
ディーラーで交換すると結構するので、DIYでやることにする。
輸入車でアイドリングストップ対応のバッテリーは高価だが仕方がない。
今のバッテリーと同じメーカーのVARTA Silver Dynamic AGM LN3 E39(570 901 076)にする。
ネットで購入した商品が届いたので、補充電を行う。
充電をはじめてから満充電まで6時間も掛かったので、補充電をやっておいて良かった。
最近の車はバッテリーを外すとメモリーが解除されるので、別の電源を繋いでおく必要がある。
バイク用のトルクスバッテリー充電器があるので、大きめのクリップを繋げるように準備。
ネットで見たとおりにバッテリー固定のボルトを外し、バッテリーを動かすが固くてビクともせず。
ネットを見直すと、A3でも1.4Lの車種の説明だったよう。
A3のクワトロとS3などは、バッテリーの手前にエアクリーナーのボックスがあって外すのは難しそう。
長男が休みだったので、二人で頭を捻る・・・
先ずはエアクリーナーカバーを外すことにし、エアダクトの接合部を外す。
大型リングの専用工具がないので、外すのも入れるのも二人がかり・・・
次はエアクリのカバーを外そうとするが、トルクス(星形の工具)T25が見つからず。
やっと見つけてカバーを外すが、今度は本体の外し方は分からず?
長男が「カバー外した分、手を入れるスペースが出来たのでこのままで外せるかも?」と言う。
メモリー保持のクリップは邪魔になるので取っ払った。
二人がかりで思いっきり力を入れると、ハ・ズ・レた~!
新しいバッテリーを載せて、先端を嵌めようとするが全く入らず。
バッテリーが外れにくかったのは、固定金具とバッテリーがキツかったからだろう。
叩いていれる方法もあるが、本体に衝撃を与えるのは良くないと考えた。
バッテリーの下部をヤスリと回転式の砥石を使って削った。
今度はすんなり収まり、あとは元に戻して完了。
メモリーが解除されてしまい、エンジンを駆けると「エラー」と「故障」と表示される。
少し走行するとエラー表示は消え、正常に戻った。
クワトロやS3・RS3の場合には、事前にDIYで交換できるかどうかを調べた方が良いと思う。
3時間も掛かったが、ディーラーで交換する費用の半分以下で済んだ。
ついでに、ヒヤヒヤと満足感も・・・(笑)
新車で買って、2回目の車検までに交換した記憶がありませんね。
何故か、交換したバッテリーの持ちは良くない気がします。
ディーラーで交換してもらうと、5万円を超えるそうですよ。
バッテリーはネットで買うと2万円ほどなので、なんぼ儲ける気なんやろと。