お袋が亡くなったことで、身近なところに仏壇を置きお参りしたい。
夫婦ともに、そういう気持ちが強くなってきました。
実家にある仏壇を綺麗に再生して我が家に持ってきたかったのですが、仏壇に手を合わせたことがない親父なのに首を縦に振りません。
無理に持ってくるようなことはしたくないので諦めていました。
そんな話をしたら、「仏壇はお寺を家に備えるようなものなので、双方にあってもよい」とのアドバイスをもらいました。
浄土真宗は位牌がなく過去帳なので、新しい過去帳に法名を書き込んでくれるとのこと。
12月に入ってから仏壇屋めぐりを始めました。
それぞれのお店で、仏壇のことや宗派による違いを教えてもらいました。
これまで興味のなかったことですが大切なことであるし、知らないことを知る楽しさを味わいました。
仏壇選びですが、大きくは金仏壇と唐木仏壇に分かれます。
手入れが簡単で長く使える唐木仏壇にも興味がありましたが、実家に置いてあるような金仏壇で手を合わす方が自然な気がして、これに決めました。
後日、住職に伺うと、極楽浄土を煌びやかな金で表しているそうなので、金仏壇にして正解だったのかもしれません。
金仏壇は、国産製と海外製があります。
国産品の方が卓越した技術で丁寧に作られており、将来に再生する場合も不安がないそうですが、値段がべらぼうに高いです。
とても手が出せないので、海外生産の国内組み立てのものにしました。
金の部分は、金箔を貼るものと金粉を吹き付ける手法があるそうです。
少し高いですが、耐久性があり、落ち着いた金色の金粉吹き付けの物にしました。
お店によって値引きの額が違いますが、製品の内容が明確に表示され信頼できるお店で購入することにしました。
単に値段と値引き率だけで決めるのではなく、接客や説明内容などを含めた総合的な判断です。
電化製品のようにどこで買っても同じ商品ではないからです。
我が家は浄土真宗の仏光寺派です。
少数派なので、飾りものは別注なり割増となるのは仕方のないところ。
発注して約40日、やっと納品されました。
キンピカの仏壇が収まると、ご先祖様が帰ってきてくれたような気分がします。
昨日、仏壇の開眼供養のおつとめをしてもらいました。
これから、しっかりとお参りをしていきます。
わかります。お墓じゃなくて家でお祀りしたいて気持ち。毎日手をあわせたいですよね。
私は嫁いだ身なのに親を祀りたくて仏壇おきました。キラキラじゃないけど。正直今はそこまでしなくてもよかったというのが本音(≧∇≦)ちゃんと祀れてないから(~_~;)
ヒロ爺さんは長男やから仏壇は堂々と置いてないとね(^_^)
毎日手を合わすとスッキリしますよ!
それでも、お袋が好きだったからでしょうか、自宅にも仏壇を置きたいと言います。
高価な仏壇は買えませんでしたが、格好だけはつけられたかな?!
あっしは親父の家には週に1~2日ほどしか行かないので、襖の奥に仏壇があると思うだけで落ち着きます。
仏壇の前でなくても、心の中で手を合わせればいいかなと・・・