湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

大塩温泉(共同湯)   福島県

2013-09-05 | 福島の温泉
2007年の夏、この年もお盆前後、今年と同じように猛暑だった記憶がある。
初めて「夫婦で車旅・東北地方までの湯めぐり」をしたのは、この暑い夏だった。

東北地方での最初の湯は「福島県の大塩温泉(共同湯)」だった。

近くまで来ているのはわかっていたが、どこを見渡しても「共同湯」らしき建物が見えない。
あるのは、この建物ばかり???でも車が止まっている。これが共同湯??
少し横に回ってみたら、「大塩温泉」の看板と入口が見えた。

さらに「あれ~??」なんか下に続きの建物があるのを発見。
入っていくと、

急な長い下り階段があり、どんどん降りていくと

階段の突き当りに

この看板の左右ある男女別のお風呂を発見!!
中に入ると

さらに更衣室と浴室の堺の壁に「入浴心得」が貼ってある。

浴室は・・

明るい陽射しの中に濁ったお湯と赤茶けた浴槽、洗い場が浮かびあがった。
赤い鉄錆び?の色の源泉が贅沢にも、浴槽からあふれて洗い場に流れている光景!!
これぞ!!夫がこだわる「源泉かけ流し」風景だ・・
たしかに、このころ(2007年頃)になると
私も「源泉掛け流し」と「循環湯」「半循環湯」などの区別!!にうるさく?なり
「源泉かけ流し風呂」の風景は、入る前から「しみじみと感動できるもの」になってきた。

この赤茶けたお湯に浸かり、窓の下に見える「只見川」を覗き見て
脱衣所から聞こえる地元の人の会話「福島弁」も心地よくて
なんかほっこりして
「ずいぶん遠くに来たなあ~ 東北の第一号の大塩温泉に入っているんだ~」
としみじみとうれしかった覚えがある・・
また、福島県に行くことがあれば、もう一度立ち寄りたい共同湯だ。

途中で立ち寄った「田子倉ダム」の景色も強烈だった。






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「はしうど荘」と京丹後の景色  (京都府)

2013-09-05 | 海の景色(夕日スポット・道の駅)

長く暑かった今年の夏も終わり、やっと涼しくなりました。
それにしても暑い夏の間は、温泉の「お」の字も浮かんでこないのに・・
こう朝晩が冷えこんで昼間の気温も低いと
再び?「一気に?温泉に行きたい!!」と思い始めます。
しかし、諸事情から10月にならないと温泉めぐりはできそうにないので・・
過去に行った温泉で、まだブログ更新していないのを書くことにしました。

「てんきてんき丹後」
この面白い名前は京丹後地方の「道の駅」の名前です・・
この道の駅に車中泊して、昔(2001年と2007年)温泉めぐりをしました。

2001年当時、
買ったばかりのキャンピングカーで初めて連れて行ってもらったのは、
京都府京丹後の「てんきてんき丹後」でした。
海岸の景色のよさと共同湯の素朴さ、湯のよさが印象的でした。
その車は13年間乗ってついに故障し、残念ながら泣く泣く?手放したので
初めて、その車で行った京丹後市は一層懐かしく思い出されます。
「我々夫婦が車旅湯めぐりを本格的にスタート」させた懐かしい地なのです。

京丹後市「間人浦(たいざうら)」の景色

海に浮かぶ特徴のある岩は「立岩」といいます。

「立岩」の説明もありました。

聖徳太子の母親の名前が「間人(はしうど)」
それにちなんで、この地を「間人」と書いて「たいざ」と読むようです。
「間人(たいざ)蟹(かに)」は有名な冬のブランド商品です。

間人浦を背にして・・
「はしうど荘」という入浴施設があります。

そこの浴槽風景

「はしうど荘」の風呂には2001年と2007年の2回入りました。

2007年のことです・・
海の潮鳴りを聞きながら、潮風に吹かれて入る半露天の風呂は、
日常からの解き放たれて、開放感いっぱい!!非常に満足してお風呂から上がると・・
湯待合所で、一足先に上がった夫が、なぜか?ひどく落胆顔をしています。
理由をきくと
前に来た時(2001年)には源泉かけ流し湯だったのに
今回、浴槽を大きくして施設内も美しくなったが
肝心の風呂が「半循環湯になっている・・」というのです・・
え~!?
そのころ、源泉かけ流し、半循環湯、循環湯の区別など
全く無頓着だった私ですが・・
この夫の落胆ぶりは、今も強烈に印象に残っています。

浴槽を(内湯も露天も)広げて大きく(リニューアル)したら
湯量が足りなくなったのか?近頃のお湯の衛生基準の厳しさからか?
「源泉かけ流し~半循環湯になった」というのです・・
確かに2001年の時は、素朴なお風呂だった気がします・・
しかし、さほど湯の変化がわからなった私ですが・・
夫が発した★「源泉かけ流し」★の言葉が強烈に頭に入った出来事でした・・

「はしうど荘」の向かい側には「漁火亭」というお食事処があり
ここの屋上にも「入浴施設」があります。

ここの3階部分がお風呂(男女別)で
夕方などは、間人浦の夕陽が美しく見えます。

★この建物「漁火亭」は現在(2018年)は営業していません。建物も解体されて更地になっています★

 

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