湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

七釜温泉街と新・旧の共同湯

2019-05-21 | 温泉街の風景

奥澤温泉に泊まった翌朝、七釜温泉街を散策した。

実は、「七釜温泉」は2回目なのだ。15年以上前に一度、七釜温泉「共同湯」に入ったことがある。「共同湯」には駐車場が少ししかなく、車を停める場所に苦労した覚えがある。今はあの「共同湯」は取り壊され(代わりに?)七釜温泉街の少し外れ、広い場所に大きな駐車場を整備した日帰り入浴施設「ゆ~らく館」が出来ている。

「もと共同湯・跡地」は、今回泊まった「奥澤旅館」のすぐ近くだった。現在その場所は、どうなっているのか??興味があり、最初にそこへ行った。

 奥澤旅館を出て

左手に行くとすぐ近くに小さい川があり、橋がある。

橋を渡ると、以前、共同湯があった場所には、別の建物があった。

その建物には「七釜ふれあいセンター」と表示があった。

新しく出来た「七釜の公民館」かな?

「もと共同湯」の痕跡が、何処かにないかな??「七釜ふれあいセンター」建物の裏手にまわってみたら・・!!

あった!!七釜の泉源が、今もある!!

消えかけた「七釜温泉の成分表示・看板」の跡がある!!

泊まっている「奥澤旅館」にあった温泉成分表示(下記写真)と同じ内容かな?

懐かしい景色だ!!確かに、この場所が「七釜温泉・共同湯」だった証拠だ。

間違いない!!今も源泉が流れ続けている!

 振り返ると、さっき渡って来た橋がある。

橋のすぐ端には「七釜保養所」があった。(写真の左の建物)

この「七釜保養所」は、隣に「共同湯」があった時代からここにあったものか?

15年以上も昔に来た「七釜・共同湯」なので、記憶が定かでない。

続いて再び「奥澤旅館」前を通過して

今度は、反対側の町外れに行ってみた。

 閑散な温泉街を歩く。

 

七釜温泉街は、岸田川を挟んで浜坂温泉とは反対側にあり、町内を県道が通っていない。朝の温泉街には車一台、走っていない。静かな静かな温泉地だ。

やっと七釜温泉の入り口に来た。

あの看板の先は、交通量の多い県道が走っている。

七釜温泉は、この大きな橋(岸田川に架かる橋)を挟んで、向こうの県道とは反対側で、田園地帯にある。

温泉街の入り口にデンと立っている「100円自動販売器」

少し歩くと新しく出来た日帰り温泉施設「ゆ~らく館」が見えて来た。

コメント (2)
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「奥澤旅館」七釜温泉(食事)

2019-05-21 | 兵庫の温泉

「奥澤旅館」は、浜坂漁港から近くて「海の幸」が期待できる宿。

以前のように頻繁に温泉に行けなくなった我が家。それゆえに「温泉+海の幸」の両方を揃えた「奥澤旅館」(七釜温泉)は期待が大きい。

期待の夕食は、1階の和室に用意されていた。

わあ~海の幸が一杯!!

 お刺身(今が旬の「飛び魚」も・・)

 「ホタルイカ」(浜坂漁港の名物)の酢味噌和え

 オコゼの煮付け

 「サザエの壺焼き」と「蕗の和え物」

 茶碗蒸し

「蕗の木の実和え」

「ホタルイカ・やさい・キノコ・海藻」の鍋

水炊きの鍋に入れて、ポン酢で食べる。

海老・筍・蕗・えんどう豆・山芋の煮付け(海と山の幸・ナイスな融合)

熱々の「山野草の天ぷら」

吸い物

終わりはフルーツ

ご飯は、奥澤旅館の自家米で、これが超美味しい!!

「七釜」のトレードマークの宿だけある。

翌朝の朝食は

湯豆腐

このカレイの焼き物がフカフカで美味しかった。

ジャガイモ・ワカメの味噌汁

玉子焼が美味しい~!

朝食後には、コーヒーまで頂けた。

いや~!満足!満足!

「奥澤旅館」は、今も農家で、食事の時に頂けるお米は自家米。

ツヤツヤ、ふっくら非常に美味しい~!満足!

すべての料理が丁寧で、ほどいい味付け。

季節の山野菜と浜坂漁港の海の幸が、見事にマッチングしていて非常に美味しい!!

 「温泉+海の幸」に加え「山野菜+静かな田舎の宿」の「奥澤旅館」(七釜温泉)

お気に入りの宿になった日。

コメント (4)
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