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湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「喜久屋旅館」で出会った女性たち

2015-03-16 | 湯めぐり四方山話
熊本県・湯の鶴温泉「喜久屋旅館」は 
女性が入れる風呂が5つ(男性は4つ)あり

風呂事情は 女性に有利なお宿だと思える。

今回 この宿で一泊する間に
熟女6人(60代~70代)と朝食、夕食時に食事処(御座敷)で会った。

初日の夕食時、
先にテーブルに座っていた彼女たちは 早くも楽しいおしゃべりに夢中だった~・・
そこへ 少し遅れて 我々が 衝立を挟んだテーブルに着いた。
すると、このまま楽しくお話はしたいし・・
ちょっとした衝立があるにしても~「同じ空間で食事をする我々に気を遣ってか?」
彼女たちの一人から お漬物(写真)の差し入れがあった。

このお漬物 おそろしく美味しい!!
瓜・キュウリ・生姜などの粕づけで自家製という。
非常に美味しくて、びっくりした。
「こんな美味しい漬物は最近食べたことがない」
この お漬物の登場で、ますますご飯が進み??困ったものだ!!

翌日も朝食で 彼女たちと再び出会った。
そして、またしても「お漬物」の差し入れがあった。

朝食を早めに切り上げた夫。
私だけ残って 御ひつに残ったご飯と漬物で昼食用のおにぎりを作っていた。

すると、ついに彼女たちが私のテーブルにやってきた。
「どこから来たの?どんな旅をしているの??」
「きょうはどこへ行くの??」
矢継ぎ早な質問に一つずつ答えていたら・・
「車旅で湯めぐりしながら宮崎のホークスキャンプに行く」ことが伝わった。

彼女たちが言うには
ここ「喜久屋旅館」の女将さんは、出した食事を完食する客が大好きらしい。

そのためか?「この漬物も使い」「このご飯も使い」と
自分たちが食べ切れないで御ひつに残していたご飯と
自家製の漬物まで さらに追加してくれた。
「どれだけ漬物を持って来ているだろう・・」
「やはり一日も手放せない漬物なんだな~・・」

彼女らに煽られたためか?とてつもない大きなおにぎりが2個でき・・
本日の車旅 昼食のうちの少なくとも「ご飯」だけは2個確保となる。

おにぎりを作りながらの 彼女たちとの会話は楽しかった。

彼女たちは「熊本の宇城(うき)」から来ている幼馴染・仲良し6人組?。
このメンバーで毎月一回は「昼食付き日帰り入浴プラン」で温泉地へ出かけるという。
さすが温泉大国、九州 熊本!!
さらに一泊の旅行も一年に2回しているという。
そのうちの一つは この「喜久屋旅館」にいつも決めていて
もう一つの宿泊地は 毎年あれこれ考え 楽しんで計画するという。

今回も 
前日のお昼前に「喜久屋旅館」の送迎車(20キロ以内だと一人500円)を
利用して ここに来て昼食をいただき、その後 お風呂は入り放題、
屈託のないおしゃべりもいっぱいして命の洗濯をし 元気一杯に帰って行くらしい。

この話、部屋に帰って夫に話すと・・
「とにかく女は元気だよ。昼食プラン付きの日帰り湯でも出会うのは女ばかりだ」
「男はみんな年取ったら早くにくたばってしまうのか?
       団体で温泉に入りに来るやつはいない。全く出会わない」と・・

そうなのかな??


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