人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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原発を止める55の方法(宝島社)

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規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

【管理人よりお知らせ】放射線量測定を再開します

2011-09-23 17:05:44 | 運営方針・お知らせ
7月18日付記事にてお知らせしていた通り、当ブログでは線量計故障に伴い、放射線量測定を中止していましたが、新たに線量計を入手できたことから、放射線量測定を再開することにします。

再開後の新たな測定方法をお知らせします。

1.測定場所
福島県 西郷村転作促進技術研修センター(場所はこちら

7月まで測定を行っていた「八雲神社」と事実上同じ場所ですが、公共施設名で表示したほうが理解しやすいと思いますので、今後はこのように表示します。

2.測定方法
(1)使用する線量計 RADEX RD1503

(2)測定地点
7月までは、西郷村転作促進技術研修センターと同じ敷地内にある「八雲神社」の本殿前の土壌と、隣接する公園遊具下の土壌を測定していましたが、土壌・アスファルト舗装の両方で線量の変化を見る必要があること、公園の遊具が当初の想定ほど子どもたちに利用されていないことから、公園遊具下の土壌の測定は止め、今後は西郷村転作促進技術研修センター正門前のアスファルト舗装の上を新たに測定します。

この結果、測定地点は「八雲神社本殿前の土壌」と「西郷村転作促進技術研修センター正門前のアスファルト舗装」の2カ所になります。

(3)測定する高さ
以前と同様、高さ10cmと1m地点で測定します。

(4)測定方法
RADEX RD1503は、40秒ごとに線量を測定し、それまでの計測値との間の平均値を自動表示する仕様になっています。このため、同一測定地点の同一の高さで3回測定し、その平均値をその測定地点、高さにおける測定値とします。

(5)気象データの発表方法
7月までの測定では、気象データの発表は気象庁サイト掲載のデータを発表していました。しかし、気象庁サイトでは、当日中は最大風速のみの発表であり、1時間ごとの風速データの発表は翌日以降となります。こうした事情を考慮して、今後、風向・風速データは、yahoo!気象情報サイトに掲載のデータを使用することとします。

(6)測定値をご覧いただくに当たっての注意事項
7月までの測定では、線量計の数値を1分間見定めた後、その間の最高値を測定値として発表していました。今後の測定では、測定値の決定方法を(4)の通り改めます。このため、7月までの測定値と今後発表する測定値との単純比較はできませんのでご了承下さい。

また、この測定はあくまで民間測定であり、線量の正確さを保証するものではありません。当ブログで発表する測定値は参考程度の認識にとどめてください。ただ、同一の場所で、同一の測定器を用いた「定点観測」となりますので、時間の経過による線量の変化を見る上でひとつの材料を提供できるものと思います。

(7)その他
7月18日付の記事では、線量測定再開の際には測定場所を変えるかもしれないとお知らせしましたが結局、同一場所での計測再開としました。福島県内は、会津地方の一部を除けば、ほとんどの地域が放射線管理区域以上の状況にあります。公的機関や民間有志による測定の結果、早い時期に住民避難を要するような危険地域もほぼ特定されています。計測結果をどのように評価すべきかをめぐって激しい対立も生まれており、当ブログ管理人も住民防護を最大限重視すべきとの立場から活動していますが、新たな危険地域を探すという意味での計測を行う必要性はすでに薄れています。当ブログとしても、今後は、おおよその測定値と、その経時変化を見ることができれば十分だと考えています。

なお、当初は国産の線量計を購入する予定でしたが、注文から4ヶ月経っても入荷の見通しが立たないとの連絡を受けたため、外国製の購入に切り替え、最も流通している機種のひとつであるRD1503を購入することにしました。この線量計の測定範囲は0.05~9.99μSv/hですが、0.05μSv/h以下であれば安全なので測定の必要はなく、9.99μSv/hを越えるようであれば即時避難すべきであり、やはり測定は不要と考えています。そうした事情を考慮すれば、この程度の性能で十分だと思います。

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