安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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JR北海道の安全崩壊を受けて-保線職員の「魂」伝える映画

2013-10-31 21:35:00 | 鉄道・公共交通/安全問題
以下にご紹介するのは、太平洋戦争直前の1941(昭和16)年3月、十字屋文化映画部(その後の日本映画社)によって配給された記録映画「鉄道保線区 第1部“礎”」である。

軍国主義・精神主義的な描写が見られること、機械化が進んでおらず人海戦術に頼っていることなど、現在とはあまりに時代が違いすぎ、参考にならないかもしれないが、保線職員がどのようにして鉄道線路の保守を行っていたかの一端を知ることができる。鉄道員の「魂」に触れるという、いささか趣味的動機での紹介だが、興味のある人はご覧いただきたい。

この映画を見れば、現在のJR北海道が、この当時のレベルの保線すら行えていないということが容易にわかると思う。

なお、この映画の冒頭で歌われている、「轟け、鉄輪…」で始まる歌は、国鉄の事実上の社歌として使われていた「鉄道精神の歌」である。

鉄道保線区 第1部“礎”(1/2)


鉄道保線区 第1部“礎”(2/2)

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