安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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こんなホテルには泊まってはいけない~欠陥ホテルの実例、教えます

2016-09-24 21:48:01 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
当ブログ管理人が7月末、所用で大阪府内に出かけたときのこと。重大な欠陥ホテルの実例に遭遇した。その後、入院するなどしたため当ブログに書けないままになっていたが、当ブログは鉄道乗りつぶしや旅行を趣味にする方の多くに見られている可能性があるので、2ヶ月以上前のこととはいえ、今後のみなさんの旅行の参考になるように書き留めておくことにする。該当するホテルを「見せしめ」にすることが目的ではないので、ホテル名を挙げることはしない。

このとき私の泊まったホテルの何が問題だったのか? 論より証拠、まずはこの写真をご覧いただこう。



宿泊した部屋の入口ドアの内側に、このような避難経路図が貼ってあった。そのこと自体はよいことだが、問題はその内容だ。

私の泊まった部屋は、一番奥の706号室。705号室と706号室の間に挟まれた廊下の突き当たりの小さな空間が機械室になっていることを、私は直接見て確認した。

察しのいい方はお気づきになったかもしれない。そう、このホテルには廊下の突き当たりに非常口と、避難用の非常階段がないのだ。非常口は一応、2カ所に設けてあるが、その2カ所は、私の泊まった706号室から見ると同一方向に位置している。この状態で、例えば、708号室から出火して、廊下にまで燃え広がった場合、私はどこに逃げればいいのか? この部屋は7階なので、窓から飛び降りても助かる保障はない。

こんな状態で、よく消防署から何も言われなかったな、と思ってしまう重大な欠陥だ。接客態度がいいとか、食事がおいしいとか、そんなことはどうでもいいし、他でいくらでも代替が利く。いざというときに命を守れないようなホテルには、絶対に泊まってはならない。

とりあえず、このホテルは私の中で「ブラックリスト」入りした。当ブログ読者のみなさんも、ホテルに泊まったら設備のチェックはきちんとして、もしこのような実例を見かけたら今後は使わないようにしてほしい。

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