人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

もう、このメーカーダメだなこりゃ

2009-05-07 23:25:12 | IT・PC・インターネット
「IT・PC・インターネット」カテゴリの記事を書くのはずいぶん久しぶりな気がする。

それはともかく、過去ログで既報のDVDレコーダー、まだ買い換えずに録画はPCという態勢のまま現在に至っているわけだが、最近になって、衝撃の新事実が発覚した。

参考:コデラノブログ(2009年4月24日)

さらに、こんな記事も…

RD-XS41って、うちの機種じゃん…

なるほど、DVDドライブの構造的欠陥というわけですか。しかも、東芝は通常の有償修理にしか応じていない、と。しかも、東芝が無償修理に応じないことを前提に、腕に覚えがある者たちは自力でドライブ交換とファームウェアのアップデートに余念がない、と、まぁ、そう言うわけで。

まぁ、こう言っちゃなんだが、東芝といえば、過去、東芝ホームページ事件という歴史的事件を起こし、サポートの対応の悪さは知れ渡っている(もっとも、この事件の場合、苦情を言った顧客のほうにも問題があるが)。もう10年も前の事件だが、顧客に向かって「お前はクレーマー」などとのたまう企業の製品を買ったこと自体が間違いだったのかもしれない。

決めた。私、もうこのメーカーのDVDレコーダーは絶対買わない。

というか、一事が万事こんな姿勢だから、ブルーレイ陣営との規格争いに負けるのだと思うんですが。

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「JR最難関路線」岩泉線乗りつぶしと小岩井農場の旅(2)

2009-05-05 23:09:39 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
「ねえ、起きて。快晴だよ」

妻の弾んだ声で目覚める。昨日見た天気予報は曇、ところによりにわか雨と告げていたが、見事に外れたようで、窓の外は快晴だった。

あわただしく朝食を摂り、ホテルを朝8時過ぎチェックアウト。車に乗り込み、一路、小岩井農場をめざす。国道をしばらく順調に走ったが、農場へ通じる県道に入ったあたりから渋滞にはまった。しかし、全く車が動かないような絶望的状況でなく、のろのろと動きながら、9時半過ぎ、小岩井農場の駐車場に滑り込む。折しも今日はこどもの日。子供は入場料無料となっていた。

小岩井農場では、羊が放し飼いになっており、そこかしこで子供たちが羊毛だらけの背中に手で触れていた。妻は、「羊毛館」でフェルト作りに挑戦した。

場内で販売していた牛乳は、もちろん場内で生産されたもので、ソフトクリームもその牛乳が原料。いずれも、とてもおいしかった。(小岩井農場で撮影した、放牧の羊と岩手山の写真

午前中いっぱい小岩井農場を楽しんだ私たちは、次なる目的地、田沢湖へ向かった。猪苗代湖を訪れたときにも思ったが、湖というのはなんだか神秘的だ。時ならぬ陽気のせいか、田沢湖に膝まで入り、水遊びをする家族連れも見られた。

田沢湖訪問により、私たちは1泊2日の旅の全目的を果たした。後はひたすら高速道路を帰るだけだが、その前にやり残したことがある。小岩井農場から田沢湖に向かう際、カーラジオのFM放送が、三陸鉄道の開業25年記念誌が製作され、岩手県内の書店で発売されていると伝えていたのを思い出したのである。岩手県内限定発売らしいから、この機会に入手しておきたいと思い、書店へ向かう。お目当ての記念誌はすぐに見つかった。

書店を出た私たちは盛岡ICから東北自動車道に乗る。Uターンのピークと1,000円効果が重なり、今日が一番の渋滞と聞いていたが、途中3カ所ほど渋滞が発生したものの、いずれも10分ほどですぐに解消した。交通量は増えても、東名や中央道の大渋滞にはほど遠かった。やはり不況の影響もあるようだ。また、昨年夏の燃料高騰でやむなく車を手放した人もおり、高速に乗りたくても車がない人が予想以上に多かったのかもしれない。

ちなみに、サムネイル写真は、田沢湖からの帰途、雫石~春木場で撮影した田沢湖線(秋田新幹線)である。動画はこちら

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「JR最難関路線」岩泉線乗りつぶしと小岩井農場の旅(1)

2009-05-04 21:54:15 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
GWも後半。麻生内閣の「珍政策」である高速道路休日1,000円政策の後押しもあって、JR最難関路線の乗りつぶしを敢行することにした。高速1,000円政策については、改めて別の機会に論ずることにしたいが、2年間限りのチャンスを生かさない手はないとは思う。

それに、JRでの現地入りも出発前に検討はしたが、

青春18きっぷ…春、夏、冬休みのみ
土・日切符…5月2~3のみ対象外
三連休パス…9月~3月のみ
東日本&北海道パス…8月以降

とことごとく対象外で、通常運賃で行かざるを得ないことがわかったのだ。これでは、JRみずから「乗るな」「他の交通機関へ行ってくれ」と言っているようなもので、率直に言って疑問を感じる。混雑が分かり切っている新幹線は別として、普通列車限定の「東日本&北海道パス」くらいは発売してもいいではないか。

時刻表のトクトクきっぷ欄を見て最近、思うのだが、いつの間にかJR東日本が発売するトクトクきっぷは地方から東京へ行く人に向けたものばかりになってしまった感がある。周遊券時代は全国の観光地がフォローされ、痒いところに手が届く内容になっていたものだが、地方への旅が安く手軽に楽しめる割引切符は今ほとんど消えてしまった。JRになってからの方が、国鉄時代よりずっと東京中心主義の地方軽視になっている。国鉄分割民営化当時、「国鉄がJRになれば地域密着になり、地域に優しい鉄道になる」などとほざいていた連中は、今日のこの事態に責任を取ってもらいたい。

そんなわけで、結局、乗りつぶしが目的の旅にもかかわらず、今回はアクセスにJRを使わなかった。朝7時前、車で出発し、白河ICからすぐ東北自動車道に乗る。妻と時折運転を交代しながら午前11時半過ぎ、盛岡南ICで東北自動車道を降りる。本当に1,000円かどうか、料金表示を見るまで信じられないが…「軽・二輪 割引 1,000円」と表示された。通常料金だと5,800円のところ1,000円。往復だと11,600円が2,000円。なんと9,600円も浮いたことになり、これで今夜の宿泊費が捻出できてしまった。麻生内閣のやることはメチャクチャだ。日本の交通政策全体を俯瞰した場合、こんないびつなやり方で良くないことは確かだが。

盛岡では名物「ジャージャー麺」を食す。うどん麺の上に胡麻味噌をかけたジャージャー麺は独特の食感で味わい深かった。

そういえば、盛岡では冬でも冷麺を食べる習慣がある。この盛岡の冷麺に関しては、確か東北新幹線の車内誌「トランヴェール」の巻頭コラムで、脚本家の内舘牧子さんが書いていたっけ。冷麺は東京が一番と主張する友人を冬に盛岡の冷麺屋に連れて行ったら、いたく感動したんだとか。

それはそうと、今回の旅で一番心配なのが今夜の宿泊のことだった。私の仕事のスケジュールや妻の体調などが心配だったので、今回の盛岡行きは直前になって決めた。そのせいで、ホテルというホテルがすべて満室の状態で、私は独身時代でも数回しか経験のない「車寝」を一度は覚悟したほどだった。

だが私は、30年以上にわたる鉄ちゃん生活で日本各地を旅した経験から、県庁所在地・政令都市クラスでの泊まりはぐれは絶対あり得ないと確信しており、心配する妻にも「大丈夫。絶対に心配ない」と告げた。インターネットやオンライン地図に載っていない宿や、地元民しか知らない宿が現地に行けば必ず見つかる。そして、そのすべてを把握しているのは旅行社ではなく、地元の観光協会である。そこで昼食後、盛岡駅構内の観光協会に出向き、今夜の宿泊を何とかならないか相談してみた。

「…本日は大変混雑しており、ほとんど埋まっていますね。…でも、昼前に電話確認したところでは、2軒だけ空室のあるホテルがあります」

そのうちの1軒が昼食後になっても空いており、私たち2人はめでたくそこに収まった。夕方のチェックイン時に確かめると、そのホテルも満室になっていたことを報告しておこう。

宿確保に成功した私たちは、13時過ぎ、国道106号線を茂市に向けてひた走る。この106号線は、盛岡から宮古を結ぶ道路で、鉄道なら山田線に当たるルートである。茂市は盛岡から50キロ以上離れており、到着は14時半過ぎだった。

待つこと1時間と少し、いよいよお目当ての岩泉線の列車が入ってきた。キハ110系単行の685D(写真)である。685Dは15時40分、定刻通り発車。岩泉に向け山道を登っていく。

途中の押角は、マンガ「鉄子の旅」のおかげで「秘境駅」としてずいぶん有名になったが、道路が並行しており、すぐ近くまで車で来れる状況で秘境駅というのはどうかと思う。かのマンガは、横見浩彦氏の主観で構成される部分が大きく、秘境駅の基準はかなりいい加減だと思う。むしろ、「秘境駅へ行こう!」の牛山隆信氏の基準のほうが明確で信用できる。なんせ、牛山氏は「秘境駅」という言葉の生みの親なのだから。

そもそも北海道に行けばこの程度の駅はいくらでもあるし、私の基準では、列車が1日3往復しかなくても、その3往復6本のすべてが停車する押角は秘境駅ではない。私が過去に見た駅では、布原(岡山県・伯備線)のほうがよほど秘境ではないか。なんせ、「やくも」をはじめ多くの列車が通っているのに、伯備線の電車は全列車通過で、1日5.5往復の芸備線列車しか停まらないのだ。

多くのトンネルを串刺しにしてきた685Dは、16時33分、定刻通り終点・岩泉に到着した。全線通しで運転される列車が1日わずか3往復。茂市~岩手和井内の区間列車を含めても4往復。国鉄時代には、1日1往復(旧・清水港線)なんて路線もあったが、現在ではこの岩泉線が最も列車本数の少ない路線だろう。その岩泉線の完乗が、ついに成った。

岩泉駅は岩手県屈指の観光地である龍泉洞の近くにある。最近、ローカル線の終点駅に降り立っても食堂はおろか、コンビニすらないということが珍しくないが、ここ岩泉駅周辺には、焼肉レストランが1軒と、ラーメン屋が1軒、元気に営業していた。地方が全般に疲弊する中で、ここは比較的元気な方ではないだろうか。

完乗達成後、私たちは折り返しの686Dで茂市に戻り、再び車で国道106号線を走って盛岡へ。昼に確保した盛岡市内のホテルにいったんチェックイン後、妻と夕食に繰り出す。盛岡駅前の繁華街に好ましい雰囲気の料理屋を発見。ジャージャー麺、冷麺と並んで郷土料理のひとつだというひっつみを食した。冬、寒い盛岡では、この「ひっつみ」が身体を芯から温めてくれるに違いない。

【完乗達成】岩泉線
正直、「JR乗りつぶし最難関路線」のここを達成できたのは非常に大きく、1線で5線分くらいの価値があると自分では思っている。くどいようだが、ここは1日3往復6本しか列車がない超閑散線区なのだ。2003年度の輸送密度(1日1キロメートル当たり乗客数)がわずか85人。国鉄再建法に基づく特定地方交通線の選定基準が輸送密度4000人未満だったことを考えると、これはもうとんでもない数字である。運行するJR東日本のある幹部が「岩泉線はボランティア」と発言したという話もあるが、真偽の程は明らかではない。

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さて、岩泉線の完乗を達成した現時点におけるJR・転換三セクの未乗車路線を挙げておこう。以下の通り、全部で29線区。昨年のGWは49線区だったから、大幅に減らしたことになる。

【北海道】宗谷本線、留萌本線、石北本線、釧網本線、根室本線、石勝線、室蘭本線、函館本線、札沼線、江差線、海峡線〔11線区〕

【東日本】津軽線、大湊線、気仙沼線、石巻線、中央本線〔5線区〕
〔注〕中央本線は、岡谷~塩尻間〔みどり湖経由〕のみ未乗車。

【東海】なし(完乗達成)

【西日本】越美北線〔1線区〕

【四国】鳴門線、徳島線、内子線、予讃線〔4線区〕
〔注〕予讃線は、内子~向井原間のみ未乗車。

【九州】肥薩線、吉都線、指宿枕崎線、日南線、宮崎空港線〔5線区〕

【三セク】秋田内陸縦貫鉄道、北近畿タンゴ鉄道宮津線・宮福線〔2社3線区〕

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只見線「トロッコ会津只見号」乗車記

2009-05-03 23:51:45 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
GWを利用して、かねてから妻の希望だった只見線へ行ってきた。私が「こんなに絶景ばかり続く路線は他にない。絶景しかない」と言っていたので行きたくなったらしい。

そこで、どうせなら「トロッコ会津只見号」でその絶景を眺めようと、指定席券を確保しておいた。アクセスをどうしようかと迷ったが、結局、会津若松まで車で行くことにした。


朝6時半過ぎ出発。昨年秋に開通した国道289号線「甲子峠」を抜け、会津若松までは1時間半。甲子峠の開通により、本当に会津若松は近くなった。今までは高速道路(東北~磐越自動車道)経由で同じくらいかかっていたのがウソのようだ。

9時14分、定刻通り列車は会津若松駅を出発。西若松で会津鉄道を分け、トロッコ列車は新潟県へ連なる山中へ分け入ってゆく。絶景のオンパレードとなるのは会津宮下~只見間(参考エントリ)で、列車は只見川と絡み合いながら走っていく。

只見線の絶景が見たいと言っていた妻は満足したようだった。ただ、トロッコ列車が初めての妻はトンネル区間では上着を着ていてもかなり寒かったようだ。「トンネル区間は寒いよ」と事前にかなり脅かしてはおいたのだが…

最後に写真をご紹介する。サムネイル画像でご紹介したのは只見駅到着後の「風っこ会津只見号」である。もうひとつ、只見駅で見かけた国鉄色キハ40系3両編成

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福島臨海鉄道撮影記

2009-05-01 22:04:36 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
福島臨海鉄道(いわき市)へ写真撮影に行ってきた。ここは以前から行きたいと思っていたのだが、貨物専用鉄道ということで日祝の運行は見込めず、冬期は白河~いわき間の国道が積雪で危険なため、なかなか足が向かなかったのだ。

年休を取得し、11時頃、車で出発。13時頃到着し、昼食後、福島臨海鉄道小名浜駅へ。小名浜14:12着の専貨55列車(泉~小名浜)は運休だったものの、小名浜14:46発高速貨56列車(小名浜~名古屋(タ)、写真)の撮影に成功した。(動画

ここに撮影に来られる方は、水族館等のレジャー施設「アクアマリンふくしま」が小名浜駅のすぐそばにあるので、そこの駐車場に車を停めると良いと思う。

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