はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

IV号D型 タミヤ1/35 #13 完成

2023-07-29 19:51:40 | IV号D型 タミヤ1/35

Panzer 4 Type D
Berlin 3rd Armored Division 4th Company 2nd Platoon Car 1
May 16, 1940 South-East region of Sedan, France (virtual)
ベルリン第3機甲師団 第4中隊第2小隊1号車
1940年5月16日 フランス スダン東南地域(仮想)

ドイツ軍、アルデンヌの森を突破
スダン東南でフランス軍と交戦

 

タミヤ1/35のIV号戦車D型が完成しました。キットNo.96と2桁のオールドタミヤです。
現在の水準からすれば細部の省略や差異があると思いますが、ズボラな私はあまり気にしません。
それでも一応、車外装備品を別売りの35185の「ドイツIV号戦車 車外装備品セット」に若干替えてみました。
塗装は今回初めて足回りのウエザリングにスプレー技法を用いてみました。結果は思ったほど特徴が出ずちょっと残念です。
泥・埃のベースはタミヤテクスチャーペイントを使い、湿った泥から乾燥した部分への変化は塗装とクレオスウエザリングカラー及びウエザリングペーストを使って表現してみました。
こちらは思い通りの結果が得られて満足しています。
なお、マーキングはタミヤ組説からフランス侵攻作戦(初期型)を選びましたが、手持ち資料や写真集を見てもフランス進行時のIV号D型は見つけられませんでした。
仕方なくフランス侵攻をWikiで調べ、該当しそうな戦いの中にIV号D型を仮に想定してみました。
それでは初期のドイツ機甲師団所属のIV号戦車D型をご笑覧くださいませ。

 

 

 

▼キットにはコマンダー以外にもドライバー、ガンナー、ローダーの3体のフィギュアが入っています。
今回はタミヤのドイツ歩兵「進撃セット」の歩兵を車体後部へ搭乗させる予定ですので、目線をハッチ上に出しているコマンダーのみを搭乗させました。

▲▼ジャーマングレイはタミヤラッカーLP-27を使用。ハイライトはホワイトを足して付けています。
蛍光灯の直下で撮影しているので、若干青被りしている写真が出てしまいました。
フォトショップで少し加工しましたが、スキルが足りず色調の違う写真が出てしまっています。
何卒広〜いお心でどうか見逃してやって下さいませ。

 

▼マフラーはベース色にジャーマングレイより明るいグレーを塗りました。
排気管の根本は熱で劣化した状態をホワイトで塗り、錆色はVic Hobbyのラスト色3種を使って一番錆びている部分を塗って表現しました。
最後にマフラー全体を油彩バーントシェンナで塗り、アイボリーブラック、セピアをその上にランダムに塗って変化を付けました。

 

▼足回りのウエザリングは、泥のベースにタミヤテクチャーペイントを車体下部と転輪類に塗り、埃色としてタミヤXF-59デザートイエロー:3+XF-57バフ:1に調合してエアブラシ。
乾いた泥から湿った泥への変化を付けるために、中間色にウエザリングカラーのグレイッシュブラウン、一番湿った泥としてウエザリングペーストのマットブラウンを専用薄め液で薄めて塗りつけています。
各色のブレンディングはクレオスの専用うすめ液を使って作業しています。

 

▼チッピングは浅い傷をVic Hobbyのチッピングブラウン+ホワイトをスポンジで付け、深い傷はVic Hobbyのチッピングブラウンを細筆で浅い傷の上を目安に付けていきました。

▲▼最後の仕上げにバーントアンバーをチッピングの上へ点付けして、ターペンタインで広げながら薄めていきました。

 

▼車体・砲塔の埃色(アクリル溶剤を使ったXF-59+XF-57)はスプレー技法を用いて塗装。
塗装後、水を含ませた筆を上から下へ動かしながら軽く拭き取る感じで地肌のジャーマングレーを細かく露出させました。

 

▼搭載機銃、車体のエッジ部分はグラファイトを擦り付けて金属感を出させました。

 

▼アンテナは格納させ、0.5mm真鍮線を使いました。

完成写真は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (14)
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