▼フンメルの戦闘室の塗装を進めている途中でアクシデントがありました。
左右のダンパーのうち左側の可動部が外れました。丸印内が外れた箇所です。
シャドウの塗装もれを潰すため、砲身を上へ動かすときに気がつきました。
ここの可動部の車体との接合はスナップになっており、それを押し込んで可動させるようになっています。
かなり力をかけて押し込んだ記憶があります。ダンパーの可動がきついのでスナップ部分が外れてしまったのでしょう。
写真はダンパーをピンセットで伸ばそうとして防盾の支柱を破損してしまっています。
▼ダンパーはピンセットで伸ばそうとしましたが、そのままでは防盾が邪魔で伸ばせません。
外さないとダンパーを伸ばせないため、エナメル溶剤を染み込ませて防盾とその支柱を外しました。
防盾は仕方なく下部で切断しています。
ダンパーは塗装をしない状態できっちりのクリアランスだったため、恐らくサーフェイサーを塗装したためクリアランスがなくなり動きが悪くなってしまい、その状態で砲身を上へ上げようとしたためスナップ部が本体から外れてしまったのだと思います。
▼修理しましたが、ダンパーのスナップのプラがやや広がっているためか、はめても可動させると外れてしまいます。
止むを得ず写真の位置で接着して固定しました。可動しないのは残念ですが、スナップ部分が折れてしまっては元も子もないので可動は諦めました。
▼その後、塗装を続けて戦闘室と主砲部のシャドウ吹きが終わりました。
▼ダークイエローの基本色の写真を撮り忘れました。
ハイライト1の後、ハイライト2までの塗装が終わりました。
今回はここまでです。次回は細部の塗り分け、油彩によるウエザリングをしできればチッピングまで進めたいと思います。
いやぁ~せっかくのギミックが残念でしたね。
ダンパーの伸縮は、オープントップの自走砲の見せ場の一つだったのに...お気持ちお察しいたします(_ _)。
モジュレーションカラーの、ハイライトとシャドウの使い方がよく分かる記事だったです。
いつもながら、雑誌なんかより遥かに分かりやすく参考になります、ありがとうございます。
大口径自走砲のメイン部分が壊れ、ちょっと残念です。
砲身がプラより重量のあるオプションのメタルを使う可能性も考慮してダンパーに抵抗を持たせたのかもしれませんが、そこが逆にプラのスナップでは支えきれなかったのかもしれません。スナップ部が外れてなかなか元通りに出来なかった時は少し焦りました。お蔵入りを防げたことで良しとしました。
モジュレーションを意識しながら少しムラっぽくハイライトをつけました。天井はありませんが、車外よりは紫外線の劣化が少ないかなと思いましたので。