孤立と自殺
「オレがここで死んでも困るのはオレだけだ」と思う人間と、「《彼ら》のためにも、オレはこんなところで死ぬわけにはゆかない」と思う人間では、ぎりぎりの局面でのふんばり方がまるで違う。(内田樹ブログより)
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自殺は、経済的な貧困、破綻と深く関係している。
しかし、自死の選択をしない人もいる。
そんな人の心の根底に、誰かとつながっているという意識があるのかもしれない。
この名言はそこをついている。
家族の絆がもっとも強力だと思うが、これが心もとない。
結婚しない、できない若者が増えている。
大家族はもとより崩壊してしまっている。
家族の絆の再構築を待てるほど状況は甘くない。
となると、別のところで、人との絆を求めるしかない。
求めるまでのなくできている絆。
ポジティブ志向の絆。
束縛しない絆。
そんなものがいつでもどこでも(ユビキタス)あるような社会。
3.11東日本大震災は、そんな社会の必要性を教えてくれたような気がする。
マザーテレサの名言を最後に。
最大の不幸は、
人から見放され、
「自分は誰からも必要とされていない」
と感じる事なのです。
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