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くたばれ、マニュアル

2007-06-30 | わかりやすい表現

海保「くたばれ、マニュアル」

1章 コンピュータが不自然な操作を要求する 6枚
   ---コンピュータが問題 
 
1.1 コンピュータのわかりにくさを解剖する
 
●コンピュータが生まれて半世紀---コンピュータを友にして
●コンピュータの使い勝手を意識する
●コンピュータは約束事処理が得意
●法律の世界とコンピュータの世界をくらべてみると

1.2 複雑さを隠す

●複雑さを隠す
●ブラックボックス化がまた新たな問題を
●「指して選ぶ」インタフェースの出現

1.3 それでも操作がわからない

●操作のしやすさが一番大事
●コンピュータのソフトはこのように作られている
●おっせかいのしすぎ
●コンピュータ技術の民主化がもたらしたもの    

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1章 コンピュータが不自然な操作を要求する 6枚
   ---コンピュータ問題 

*******章扉の概要******
 「くたばれ。マニュアル」となるのは、それだけ、マニュアルが頼りにされているからとも言える。マニュアル頼りにさせるのは、そうさせる機械、すなわちコンピュータが身の回りに出現してきたからである。まずは、ユーザをしてマニュアル頼りにさせるコンピュータにはどんな問題があるのかを考えてみる。
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 時間を分割する  集中力

2007-06-30 | Weblog
集中力を高めるトレーニング あさ出版

3 時間を分割する

 一日中でも、一週間でも集中力を発揮し続けられるという人もいないわけではない。しかし、普通の人がそうした状態になれるのは、一生のうち一度か二度であろう。大災害に見舞われたとか、大発見をする前といった、ある意味では異常事態の時には、異常な集中力を発揮できる。しかし、普通の人が、平常時に集中力を持続できるのは、一時間とか二時間がせいぜいであろう。
 たとえば、学校の時間の区切り(校時)は、日本では、小学校は四五分、中学校・高校は五〇分、大学はおおむね一〇〇分である。集中の持続力の発達を考慮に入れたものであろう。
 こうした時間の分割が日常的におこなわれているということは、人間がそれほど長くは集中できるものではないことを物語っている。「根気がなくて」と嘆く人でも、時間を小刻みに分割してしまえば、その分割した時間のなかでは集中することができる。結局は、自分にあった時間の分割をすればよいのである。
 その時間分割のコツを挙げておく。
●飽きっぽい人は、小刻みに分割する
「飽きがきた」と感じた時のちょっとした休懇のとり方を工夫をする。たとえば、机を離れて一分間体操をする、お茶を入れて飲む、鉛筆を削るなどなど。短時間でできて、しかも決まった時間内でできるものを用意しておく。
●日常生活の自然の区切りを利用する
 普段の生活のなかで、集中力を持続させるコツは、生活時間にさからわずに、それに合せて時間設計をすることである。無理のない計画を組むのがコツである。
●つらいことは短時間で、楽なことは長時間で
 むずかしいこと・めんどうなこと・やりたくないことは小刻みに、やさしいこと・簡単なこと・好きなことは長い時間単位でやる。

図 クレペリン検査で根気力をチェックする
 
4 やる内容を分割する

 時間を分割して、間に休懇を入れながら仕事や勉強をするのを分散法という。それに対して、やるべき内容を分割して、それの区切りごとに休憩を入れるのを分習法という。
 似ているようで、少し違う。内容を分割すれば、それぞれをやり終える時間も結果としては分割されるという点では似ている。しかし、分散法が時間の区切りを第一義に考えるのに対して、分習法は、あくまで内容の区切りである点に違いがある。
 流れ作業のようにいつも同じことを繰り返す単純作業では、仕事の内容から区切りを入れることはできない。六〇分続けたら五分、2時間たったら15分というような休憩をはさむことになる。つまり、分散法がとられることになる。
 そうしないと、飽きががきて能率があがらないだけでなく、エラーも起こる。
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次の文字をできるだけ早く書いてみてください(仁平義明氏による)。
 「お」-->
 「わ」--> 
 「番」-->

図 同じことをくり返しているとエラー(書字スリップ)がおこる
********
 これが勉強なら分習法のほうがやりやすい。問題ごと、節ごと、科目ごと、という具合に意味的なまとまりがあるからである。
 分習法で問題になるのは、まず、どのくらいの大きさのまとまりを設定するのがいいのかである。
 これには決め手はなく、やさしいものであれば、必然的にそのまとまりは大きいものになるし、むずかしければ小さくなる。
 ところで、時間にしても内容にしても、分割すれば中断が発生する。中断すると能率が落ちるのであろうか。それともあがるのであろうか。
 これに一つの解答をあたえることになった中断効果についての心理実験を紹介しておく。
 色々の種類の作業をさせて、いずれの作業もあえて途中で強制的に打ち切ってしまう。時間分割である。そしてしばらくしてから、作業者にどんな種類の作業があったかを思い出させる。
 この結果、すべての作業を終わりまで通してやった群とくらべると、作業の途中で強制的に中断した群のほうが、よりたくさんの作業内容を思い出すことができたという。作業途中の中断が作業者に緊張をもたらし、記憶に効果的に作用したのである。
 この中断効果が示すことは、休懇を入れたい時とか、用事でやむをえず中断しなければならない時などには、あえて、内容のまとまりの途中でやめておくのがよいということを示唆している。そうすれば、前のことが記憶に残っているので、すぐに再開することができる。
 

自己アピール力を高める5箇条

2007-06-30 | わかりやすい表現
自己アピール力を高める5箇条
・何事にも自分なりの意見を持つ
・独断と偏見でものを言うことを恐れない
・職場以外にもアピールする場を持っている
・マルチメディアでの表現ができる
・人の言うことを傾聴できる

説得力をアップするための話す、書くのコツ

2007-06-30 | わかりやすい表現
02/2/10 海保
ナーシング・トディ 企画案

説得力をアップする
話す・書くコツ

締切り 4月末日
6月号

●主旨
 ナースが遭遇するさまざまな場面を想定して、わかりやすく、かつ、説得的に自分の思いを表現するコツを提供する。

●構成 全21頁 1頁1600字

1)総論「わかりやすく、説得的に表現する」 4p
 自分の思いを相手にわかりやすく伝え、時には、納得してもらうための表現のコツを、心理学の立場から伝授してもらう。
 ・読み手への共感性 ・読み手の状況への配慮
 ・何を言わないか  ・何を強調したいのか
 ・見てわからせる  など
 執筆者 海保博之

2)場面別、わかりやすく、説得的に表現するコツ

2ー1)話すコツ 5本 各2頁 全10頁
 
・「患者に話す」   知識ギャップと不安に最大の配慮を 聞く
  執筆者 
・「クレームに対処する」
  執筆者
・「会議で発言する」 説得する 議論する 沈黙する
  執筆者 
・「研究発表する」 論理性がポイント 視覚で補う
  執筆者 
・「ミーティングで話す」 要点の強調 覚えてもらう
  執筆者
・「伝達する」 口頭伝達の危うさに要注意  同僚、医師 仲間
  執筆者

2ー2)書くコツ 4本 各2頁 全8頁
・「看護記録を書く」 簡潔さ 減り張り 意味のある記録  
  執筆者 事故記録をHPにのせている看護婦に依頼
・「レポートを書く」 リテラシーを守る 言いたいことをはっき    り 論理を構築する

・「表示をする」 目立たせる 表示の現場でどう読まれるか
  

心理的時間

2007-06-30 | 認知心理学

●心理的時間(psychological time)
時計時間では同じ10分でも、心で感じる時間は、状況によって変わってくる。
たとえば、楽しい一時は、あっという間に過ぎ去るが、あとから振り返ると長く感じる。
松田文子によると、心理的に長いと評価されるのは、その人に固有の生理的時間(テンポ)が早く、生理的に興奮し、注意を集中し、その間に生起事象が多かったときである。
また、時間についての意識や態度には、時間不安、将来展望、活用法などについてかなりの個人差があることも知られている。

閲覧数1600!!

2007-06-30 | Weblog
これはまぎれもなく、これまでの最高値
一日、何度も更新するブログなんてそんなにないものねー
実は、古い原稿の一部などを転載しているだけなのですが。
それでも、一日一回の更新より、見応えはあるはずと思い
暇を見つけては、更新している次第

感謝、愛読

写真、場所不明



ちょっとした日常事故をちょっとした配慮で防ぐ

2007-06-30 | 安全、安心、
03/3/29海保 人事院 月報
2400文字
111112222233333444445555566666
30文字 x 80行=2400文字

ちょっとした日常事故をちょっとした配慮で防ぐ

      筑波大学心理学系 海保博之

●危険一杯の身の回り
 乱雑な研究室では、しょっちゅう物につまずいたり、机の角などにからだをぶつける。幸い、これまで怪我をするまでには至っていない。しかし、60歳にもなれば運動能力は低下してくる(はずな)ので、いずれ、転倒などの大きな事故ににつながるのではないかとは思っていながら、相変わらずの毎日をおくっている。
 一つの大事故を生み出すまでには、たくさんの軽い事故やヒヤリハット体験があるとのハインリッヒの法則は知らないわけではないが、痛い目にあわないと(法則を体験的に実証しないと)、なかなか知行一致とまではいかないのが、人間のようである。

●ちょっとした日常エラー、事故を引き起こすもの
 日常の行為の特徴は、いつもと同じ状況で多彩なことを、ほとんど無意識的かつ自動的(習慣的)に行なうところにある。
 たとえば、我々大人の朝起きてから家を出るまでにする多彩な行為を考えてほしい。いずれも無意識的かつ自動的だからこそ、ごく短時間で努力しているという感覚もなくこなしている。子供の朝のぐずぐずぶりと比較されたい。
 こんな日常の中では、エラー、事故は無縁のように思えるが、現実には、かなりの頻度で発生してしまう。なぜか。
 一つは、「いつもとちょっと違う」日常が発生しているのに、いつもと同じようにやってしまったために、状況と行為との間にギャップが生じてしまったことによるエラー、事故である。
 机の位置がちょっと動いていたのに、いつものようにまっすぐ歩いてぶつかってしまった。いつもは何もないところに刃物が置いてあって手を怪我してしまったなどなど。
 2つは、状況はいつもと同じなのだが、自分のほうが変化していて、状況と行為の間にギャップが生じてしまったことによるエラー、事故である。
 人の能力は、高まるものもあれば衰えるものもある。いつもと同じにやっているつもりでも、たとえば、高齢者の場合は、昔の70%のパワーしか出せていない、若者の場合は自然に130%のパワーが出ていた、というようなことがある。この30%が、高齢者の場合は、「能力劣化による事故」、若者の場合は、「勢い余っての事故」を起こす。
 さらに、頭の働き、とりわけ注意も時々刻々と変化している。いつもはそれとなく注意を払ってやっていた皿洗いが、あわてたために失敗してしまう、ひげそリ時に子供が泣きだし、そちらに注意がとられて、ついうっかり顔に傷を作ってしまうなどなど。
 要するに、日常のちょっとしたエラー、事故は、状況と自分の行為との間に「みえにくい」ギャップが発生してしまうために起こるのである。

●ちょっとしたエラー、事故をちょっとした配慮で防ぐ
 したがって、ちょっとしたエラー、事故を防ぐためには、次の3つのちょっとした配慮をすることになる。
 一つは、状況を変えることである。
 エラー、事故の起こったところに、あるいは、ひやりはっとしたところには、そうさせた状況要因があるはずと考えて、点検し、それを除去することである。
 幼児の誤飲事故やつまずき転倒事故などは、飲み込むもの、つまずかせるものがあったからこその事故である。それを取り去ってしまえば事故は起こらない。
 2つは、ギャップの存在を気づかせる仕掛けを作り込むことである。
 もっともよくやるのは、表示である。そこでは、いつもとちょっと違うように、あるいは、意識的に行為してもらうために、その旨を目立つように表示する。「足もと注意」「危険。よそ見」などなど。
 さらに、いつもできるわけではないが、可能なら、状況そのものの中にギャップの存在に気づくような仕掛けを作り込んでしまう。入ると危険なところは囲ってしまう(ロックアウト)、注意してほしいところは普通より培の手順が必要なようにしておく(フール・プルーフ)などなど。
 3つは、誰もが一番よくする配慮として、行為者/自分を変えることで、状況とのギャップを埋めようとするものである。
「もっとゆっくり」とか「慎重に」などなど。しかし、前述したように、日常の行為はそうした意識的な自己コントロールをしない/できないところに特徴があるので、この配慮はあまり効果的ではない。にもかかわらず手軽なためか、実によく使われる。むしろ、こんな配慮をしないように配慮してほしいところである。
●誰が配慮するか
 「それぞれが自分で」とつい言いたくなるが、それはだめと言ったばかりなので、やめておく。
 家庭なら、親は子供に対しては安全管理の責任者となる。夫婦であれば、いずれか一方がその役割を担うことになる。
 職場には、安全担当者がいる(はず)。ただ、それは、「日常」の安全担当ではなく、「仕事現場」の安全担当であることが多い。輪番性でもよいから---むしろ輪番性のほうが全体の安全意識向上にもなる---、もう一つ、「日常」の安全担当を置いて、職場の日常安全環境を作ることもあってよいかもしれない。

写真 東十条の陸橋より

おかしいぞー、ビジネスマナー

2007-06-30 | 心の体験的日記
2週間ぶりに待ちに待った
共済年金加入期間証明書が届いた

たったこれだけのものに、2週間とは。
国家公務員共済組合よ。あなたも社会保険庁の後塵を拝しているのではないだろうなー
電話で問い合わせようにも、いつも話し中。
いったん受け付けて待つのが、なんと10分まってもだめ
その間の電話料金、そちらでもってよ!!

今日の一言

2007-06-30 | 心の体験的日記
2006-07-05 16:18:07
同音異義語を使ったおもしろい言説
テーマ:今日の一言

経済人は感情に左右されず、もっぱら勘定で動く人々である
経済人は市場は重視するが、私情や詩情には無縁である
金銭に触れるのは好きだが、人の琴線に触れることには興味がないような人々なのだ
(友野)典男「行動経済学 経済は「感情」で動いている」光文社新書


リスク補償 用語解説

2007-06-30 | 認知心理学

■ リスク補償( risk compensation)
高いリスクが存在するときには、それを避けるという消極的な方策と、そのリスクの発現を押さえるか除去する積極的方策とがある。後者の方策がとられたことがわかると、人は、安全裕度として事態をとらえ、危険を無視するようになる。これが長期間にわたると、また元のリスキーな事態に逆戻りしてしまう。これが「リスク補償」、あるいは「リスク恒常性(ホメオスターシス)
」と呼ばれるものである。

やる気 用語解説

2007-06-30 | 認知心理学

●やる気(motivation)
やる気(動機づけ)には、喚起、方向づけ、強化の3つ局面がある。「さあ、やるぞ」という気持ちが喚起、目標設定とそれにふさわしい行為を見つけて実行するのが方向づけ、妥当な方向づけができていることを知らしめるのが強化である。3つの局面が三位一体で一貫性を保っていないと、やる気の空回りが起こってしまう。
やる気は自分の内から発する時にその力が最大限に発揮されるが、仕事や勉強の初期段階では、上司や保護者など外部からの支援が必要である。


みないでください

2007-06-29 | 心の体験的日記
書きたいことがあってブログをあけた
途中でそれがなにであったか忘れた。
それでも、せっかくあけたので、
その事情を書いた
ごめんなさい。

ブログをしめたら、思い出した。
今、インテルのデスクトップを自力で組み立てて終わったのだ。
自力です。
たいしたもの、と自分に感心していることを書こうと思い立ったのです

問題は、さて動くかどうかだが、マニュアルが簡単だねー。
これじゃー無理ではないのかなー。でも、がんばるぞー

説得への抵抗

2007-06-29 | Weblog

● コツその1「説得への抵抗にも配慮を」
説得の入り口のところで、説得されるこ
とそのものに抵抗する傾向のあることが知ら
れてます。心理的リアクタンスと呼ばれてい
ます。反抗期の中学生くらいになると、とり
わけ強いリアクタンスがあることを承知して
おく必要があります。事の是非よりも、とも
かく説得されることへの反発、時には説得内容
とは逆の方向へ態度や信念を変えてしまうこ
ともありますから、困ったものです。
 心理的リアクタンスを少しでも下げるようにしな
と、いつまでの入り口にとどまってしまうことに
なります。
 そこで、TPOに応じて、
①あめ玉でもすすめる。
②雑談や世間話をする。
③言い分をじっくりと聴く。
④その場での説得をしない。
といったことが考えられます。要はあせらないことですね

アクセス数 高値安定

2007-06-29 | Weblog
6/28(木) 857 pv 246 ip -位(805425 BLOG中)
6/27(水) 661 pv 259 ip -位(804812 BLOG中)
6/26(火) 760 pv 213 ip -位(804191 BLOG中)
6/25(月) 704 pv 229 ip -位(803573 BLOG中)
6/24(日) 756 pv 181 ip -位(802886 BLOG中)
6/23(土) 413 pv 168 ip -位(802207 BLOG中)
6/22(金) 562 pv 194 ip -位(801632 BLOG中
200ip
700閲覧で今週は安定
ここいらあたりが当面の上限か?