心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

説明が必要?

2009-11-30 | 心の体験的日記
きちんと説明すべき
とよくコメンテターなどがいう
しかし、たとえば、首相の献金問題
説明されたって、たぶん、新聞以上のことは説明できないだろう
で、それを説明して、さて、どうするの
それでもう終わり?

ことはそういうことではなく、この違反を許容するかどうか だと思う
いまのところ、世論、これくらいはいいじゃなの というところだと思う
自分も、今、こんなことでせっかくの政権交代の熱気をさましてしまうのは
日本の将来を危うくすると思う

小さい正義より大きい正義に目をむけたいところ




今日の一言

2009-11-29 | 教育
私の「おばさんキャラ」が彼女たちの共感を呼ぶのであろうか。
「おばさんキャラ」というのは、「歯に衣着せぬ」ことと「話にとりとめがない」ことである。
ゼミ生たちと話していて感じることは、彼女たちは「話に脈絡がないこと」をまったく苦にしないということである。
それよりも会話中のあるキーワードが「フック」して、そこから話が横滑りし始めるときの「逸脱感」のほうを愛するのである。
だから、「で、話をもとに戻すと」と言うと、ひそやかな落胆の色が彼女たちの眼には浮かぶのを私は見逃さぬのである(内田樹ブログより)

ヒューマンエラーを事故につなげないために

2009-11-29 | ヒューマンエラー
ヒューマンエラーを事故につなげないために ---心理安全工学序説     筑波大学心理学系 海保博之

●連載にあたり  
前半の7回の連載では、「心の管理不全」を鍵概念として、心を十全に管理できないために起こるヒューマンエラーに焦点をあてて、それを事故につなげないための方策を提案してみる。題して、心理安全工学序説。海保が一人で執筆する。  後半の5回は、交通、医療、プラントなど業種別に、事故防止策の数々を心に焦点を当てて紹介していただく。それぞれの現場に詳しい5人の方々のリレー連載となる。  
前半7回の概要は次の通りである。

●第1回 心の管理不全と心理安全工学  
我々は自分で自分の頭の働きを知るメタ認知機能を持っている。そのおかげで、自分で自分の頭の働きを知り行動をコントロールできる。ただし、いつもそれが完璧に機能しているわけではない。その隙をつくかのようにして、事故が起こる。心の管理不全を、メタ認知機能の自己管理不全、およびメタ認知機能の外部管理不全との関係で考えてみる。

●第2回 知覚管理不全と心理安全工学   
物を見たり聞いたりといった知覚機能はほとんど自動的に働いている。それだけに意識的に自己管理するのは難しい。しかし、見落とし、見誤り、といった知覚機能に由来する事故は少なくない。ここでは、人の知覚特性に配慮した外部の環境設計が重要となる。

●第3回 記憶管理不全と心理安全工学  
人は膨大な知識を記憶している。その知識の取り込み、記銘、保持、運用の不全がエラー、事故につながることがある。さらに、外からの知識管理の支援も忘れてはならない。頭の内外で知識が適切に管理されていないと、エラー、事故が発生する。

●第4回 思考管理不全と心理安全工学  
人間の最も高次の知的活動である思考には、コンピュータのような厳格で信頼性の高い側面もある一方では、独断、偏見、思い込みなどなど「高次」とはほど遠い側面もある。後者はとりわけ、エラー、事故に深く関係している。高次であるだけに、意識的な自己管理が可能な領域である。

●第5回 注意管理不全と心理安全工学  
注意不足とエラー、事故との関係はよく知られている。しかし、単なる注意の不足だけで事を済ましてしまっては事の本質を見逃すことになる。注意の特性を踏まえた注意管理の方策を、人と外部とを含めて考える必要がある。

●第6回 感情管理不全と心理安全工学   
感情の管理は個人のプライバシーに踏み込むようなところがあるためか、タブー視されてきた。しかし、感情の不安定は、知的活動に微妙な影響を及ぼし、ひいてはエラー、事故にもつながる。扱いにくい領域ではあるが、エラー、事故防止に限定するなら、自己管理と外部管理の方策を考えることも許される。

●第7回 行為管理不全と心理安全工学  
認知活動は最終的には行為として実現される。しかし、認知と行為の間には微妙なズレがある。そのズレがエラー、事故につながる。 計画ー実行ー評価(PDS)の最適化が必要とされるところである。

携帯電話

2009-11-29 | 心の体験的日記
自分は、携帯電話のほうを公開している
先日、区会の事務所から、携帯を登録してよろしいのですか
という電話
前も、おなじようなことを学会事務のほうから言われた
たぶん、世間では、携帯はプライベート
大事な用件に使う
だからこそ、携帯にはなにがなんでも出る
自分は、携帯に直接でることはほとんどない
留守録で入っているもの以外は、コールバックすることもない
だから、公開しても何も問題ないし、何も問題なかった

急落 アクセス数解析

2009-11-29 | Weblog
2009.11.28(土) 1098 PV 346 IP 2182 位 / 1331160ブログ
2009.11.27(金) 1256 PV 399 IP 1686 位 / 1330716ブログ
2009.11.26(木) 1706 PV 452 IP 1478 位 / 1330302ブログ

PV,IPともに、週末急落傾向に

でも、たんたんゆっくりのんびり更新します

愛読感謝です

インフルエンザ
要注意です
自分は絶対にかからないという妙な確信をもって
毎日がんばってます


優劣のかなたへ

2009-11-29 | 教育
「優劣のかなた」はちょっとしゃれた言葉で、
恥ずかしいような気持 もしますけど、
私、とにかく優劣をなくするんじゃなくて、
向こう優劣の届かな いその先の世界へいくのでなければ、
評価と言えないんだ、というふうに思って います。(大村はま)

物忘れを防ぐ

2009-11-28 | 認知心理学
●日常生活でのもの忘れを防ぐ(楠見孝らを参考)
・5感、手足をフルに使う
・頭の中で何度も反復する
・繰り返し思い出す
・置き忘れは、置いたときの状況を順にたどってみる
・50音順に思い出しみる
・メモをとる
・カレンダーなどに書き込む
・目立つように特別な場所に置く

●外国語を覚える
・目的を明確にする
・文法をきちんと学ぶ
・毎日勉強する
・見るもの聞くものすべてを外国語で置き換える
・文脈の中で学ぶ
・いろいろの媒体を利用する
・ともかく使ってみる

●漢字ど忘れ対策
「ど忘れ状態に陥ったときの対策」
・無理に思い出そうとしない
・思い出せることを書き出してみる 
「日常的など忘れ対策」
・画数の多い漢字は細部まで正確に書いて覚える
・熟語で覚える
・手書きの機会を増やす

楽観的になる 「心を元気にする

2009-11-28 | ポジティブ心理学
●「――よりまし」の比較
 物事を楽観的に考えるコツの一つが、まずい事が起こったときに、「――より今はまし」と考えることです。やってみます。
・まずい料理ができてしまった。ないよりまし。
・病気になった。でも、前の病気よりまし。
・給料が少ない。でも、失業するよりまし。
きりがないのでこのあたりでやめておきますが、あなたも、ぜひ、あれこれ思考実験をしてみてください。
 この「―-よりまし」比較が楽観につながるのは、おわかりですね。
 今よりもネガティブな状況を比較の基準に設定して、それを比べれば、今のほうがまだまし、と考えるわけです。

ノンーベル賞をこんなところで利用するなんて!

2009-11-28 | 心の体験的日記
それは同業者として科学予算の削減は痛い
だからといって、ノーベル賞受賞者さんまで
引き出してがんばってほしいとは絶対に思わない
これって、科学技術官僚のふりつけですよ
そんなものに踊らされてはいけませんよ
経歴に傷がつきます

白川さん、益川さんは、出てきませんでしたでしょ。
まったくの推測ですが、
これこそ、ノーベル賞受賞者の良識というもの

それにしても、れんぼうさんの
「世界一でなくてはいけないのですか?」はノーベル賞ものの発想
がんばってください

円高、株安

2009-11-28 | 心の体験的日記
ど素人でも
これは異常事態
日本沈没がはじまった?
すぐにわが身がどうこうはないが、
学生がかわいそう
こんな時期に出くわすなんて
不運としか言いようがない
しのぐしかない
またよくなるまであわてずに
力をつけて
ください

リスク・コミュニケーション

2009-11-27 | 安全、安心、

●リスク・コミュニケーション
(risk communication)
リスクをどのように伝えるかは、通常のコミュニケーションとくらべると、はるかに難しいところがある。たとえば、
・リスク発生確率の見積もりそのものが難しい。
・リスクだけを強調すれば、誰もがその受け入れを拒否したり、恐怖感をいたずらに高めてしまう。
・リスクをどのようなメディアを介してどのように表現するかが面倒。
・受け手のリスク認知、リスク行動に個人差が大きい。
・情報公開、説明責任についての最近の厳しい世論とどのように折り合いをつけるか。
こうした困難を克服しながら、最適のリスク・コミュニケーションを考えていくことになる。


比較心性

2009-11-27 | わかりやすい表現
なぜ比較をするのでしょうか
 一つは、事をよりよく知ることができるからです。
 唐突ですが、学校での一人の子どもの学力をどのように評価するかを引き合いに出して見ます。相対評価、絶対評価、個人内評価の3つがあります。
 相対評価とは、その人が所属する集団の中で、その人がどれくらいの順位になるかで評価するものです。偏差値がその代表です。
 絶対評価とは、学ぶべき内容がどこまでできているかという(絶対的)規準で評価するものです。日本の教育界では、今は、もっぱらこちらのほうが使われます。
 個人内評価とは、一人の人が過去よりどれくらい進歩したかで評価するものです。
 それぞれ、一人の子どもの学力を知るために、比較の対象を変えたものです。それによって、子ども学力がよりよく見えてきます。
 もう一つは、気持ちをコントロールすることができるからです。