相談者 27歳/女性
朝に弱くて困っています。
悩み:
こんにちは、よろしくおねがいします。
私は東京都内の大手英会話教室で受付業務をやっております。
この英会話教室は早朝からのレッスンがある為、週に何度かシフト制で早朝出勤があります。自宅から勤務先まで1時間ほどかかるので、午前7時出勤の場合、5時に起き、6時前に家を出なくてはなりません。
私は、学生の頃から早起きが苦手で、複数の目覚まし時計をセットしても、そもそも目覚まし音が聞こえていないようでなかなか起きれません。目が覚めても気がつけば二度寝、三度寝をしてしまうこともあります。恥ずかしいことに、早朝出勤の時に何度か遅刻もしております。
遅刻をしてしまったときは罪悪感でいっぱいになり、その日一日落ち込んだり、前の晩から寝ないで出勤しようとしたこともあります。
同僚からは、気合が足りないから、責任感が足りないからだと言われてしまい、更に落ち込みます。
こんな私でも、朝きちんと起きれる方法はあるのでしょうか。
早朝からの仕事を選ばない方がいいのでしょうか。
この相談には海保カウンセラーがズバリ答えます!
お答えします。
●一番の問題は、「週に何度かシフト制で早朝出勤」です
つまり、起きる時間が日によって違うのが問題です。
解決策は、早朝シフト勤務のあるなしにかかわらず毎日4時44分に起きるようにすることです。これを習慣にしてしまうのです。
そのためには、夜の寝る時間もすこし早めにすることも必要です。さらに、そのためには、ナイトライフの自制も必要です。習慣ができるまでの辛抱です。
参考に?、今も続いている私の早起き習慣についてお話させてください。
30代後半だったと思いますが、やることが増えてしまい、そのストレス解消のための晩酌が必須というような状態。しかし、晩酌をしてしまうと、夜は仕事ができません。しかし、仕事は増えるばかり。さてどうしたものかと思案していたときに、元NHKアナウンサーでベストセラー作家でもある鈴木健二氏の本で、なにがなんでも毎朝4時44分――この時間は記憶不確かですが、あえて半端な時間を設定していたことだけは記憶に残っていますーーに起きるという話を読んで、一大決心したのが朝3時33分起きでした。これだと晩酌してあとは寝るだけ。そして、朝の3時33分に起きるだけ。そして朝の3時間を仕事(もっぱら原稿執筆)に集中しました。
2日酔いのようなときでも、また休みの日でも、ともかく3時33分に起きました。そして、とりたてて急ぎの仕事のないときは、風呂に入ったり、早朝散歩などしたこともあります。
習慣になるまで、ともかく3時33分には起きるようにしました。こうした努力をどれくらい続けたか記憶にありませんが、確実に早起き習慣ができました。困るのは、出張に行ったりしても3時33分起きになってしまうことです。(笑い)
一挙両得の習慣。今でもまだ続いています。ちなみに、この原稿は朝4時に書いています。(笑い)
なお、早起きによる睡眠不足は、通勤中の電車や昼休みのちょこっと居眠りで補うようなことも必要かもしれません。
この際、思い切って、高価な早起きグッズ、時計でも枕でも、一つ買って、早起き習慣作りに自分を追い込んでみたらどうでしょうか。
●同僚も活用しよう
同僚からは責め言葉をもらっているようですね。
それは、しかし、考えようによっては良いほうに解釈しましょう。それだけあなたへの期待があるということですから。
そこで、同僚も、習慣作りに協力、いや活用してしまうのもありです。
まずは、「4時44分の早朝起き」宣言です。同僚にこれを宣言することで、ナイトライフへの誘いを抑制してもらいます。さらに、自分ひとりの努力ではついつい出てきてしまう甘えを、同僚の厳しい目でチェックしてもらうのです。
起床に失敗した日はお昼のおごりなんて楽しい?罰もありかも。
がんばってください。