心の風景 認知的体験

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ビスタと7、どっちが早い?

2012-05-31 | Weblog
研究室に入ると
両方の電源を入れる
だいたい7のほうが早いので、ブログであいさつ
そのうち、ビスタがだんだん元気になってくる
それでも、快調にうごくまでは、およそ10分はかかる
その間、ブログでしのぐ

なれれば、これもまたよし

清水幾太郎「現代思想

2012-05-31 | 心の体験的日記
ふとがらがらになってきた本棚をみる
古色蒼然たる本が2冊
その一冊がこれ
岩波全書 1966年刊行
裏に、1966年6月10日 車中にて とある
捨てられない
xpの立ち上げときにぱらぱら
随所に線が引いてある
しかし、全然、琴線にふれるものなし
うーん
捨てるかなー


カーナビ、迷子

2012-05-31 | 心の体験的日記
300メートル先の信号を左折です の案内
左折した
さらに左折、
さらに左折
もとの道路にもどる
不思議?
またトライする
また元へもどる

300メートル先の信号ではなく、
そのちょっと手前の信号を左折していたのだ

なんと、その光景
2年前ころにも同じことをしたのを思い出した


検索トップ10

2012-05-31 | Weblog
順位 検索キーワード 閲覧数
1 仕事日記をつけよう 15 PV
2 海保博之 7 PV
3 メタ認知力 6 PV
4 指差呼称の効果 5 PV
5 メタ認知 5 PV
6 自己モニタリング能力 4 PV
7 連帯感を高める 3 PV
8 共感的態度 3 PV
9 養護教諭 田村 2 PV
10 認知的連続表 2 PV



400台が定着の兆し

愛読感謝です

手続き的記憶にまつわるエラー

2012-05-30 | ヒューマンエラー
記憶には、記憶する内容によって、3種類ある。事典的な意味の記憶(意味記憶)といつどこでなにをという情報の記憶(エピソード記憶)、そして、さまざまな技法をさせる記憶(手続き的記憶)である。
 ここまでは、もっぱら、意味記憶とエピソード記憶にまつわるエラーの話をしてきた。最後に、手続き的記憶にまつわるエラーについても触れておく。
 手続き的記憶は、それがほとんど無意識のうちに自動的に機能しているため、あまり関心を引かないところがあるが、我々の習熟した認知的、行動的な技能はすべて手続き的な記憶に負うている。したがって、それにまつわる特徴的なエラーもある。
1)思い込みエラー
上達は、その過程で状況との密接なコラボレーションが必要となる。したがって、上達した技能は、その状況に置かれればほとんど自動的に実行される。状況の一部が変化したようなときにも、いつもと同じ技能が実行されてしまうと、エラーとなってしまう。
例 快速電車だと思い、駅を通過してしまった。
2)省略エラー
 一連の要素技能は、ひとたび動き出すと次々と自動的に実行される。その間に、割り込みがあると、一部の要素技能が実行されないエラーが起こる。
 例 ワンマンバスの運転者が発車動作をいようとしたところ、乗客から話かけられ、ドアを開けたまま発車してしまった。


6 情報管理を工夫する「周囲に惑わされない集中術その6」

2012-05-30 | 健康・スポーツ心理学
6 情報管理を工夫する

 雑音は、文字通りの「音」だけではない。自分の頭の中にも「雑音」はある。目の前にある仕事に関係はないが、どうしても気になること、たとえば、恋人のこと、明日の仕事の段取り、上司との人間関係のことなども一種の「雑音」である。また、当面の仕事に関係のない知識、しかし他の時には大事な知識も、その仕事への集中力を妨げる「雑音」である。
 たとえば、図に示す絵は、反転図形と呼ばれているものである。そのときどきによって見えが反転するからである。
その時見えているほうを「図」、背景になっているほうを「地」と言う。

 「図」のほうに集中している時には、地は「雑音」となる。
 こんなたとえから何が雑音かは、ある程度、相対的なものと考えることができることがわかる。つまり、そのときは注意を引いていない、しかしいつかは注意を引く可能性のあるものが、その時の「雑音」となる。その「雑音」が、時には、意味のある「図」に変わる可能性もある。
 そこで、大事な情報が図に、当面は関係のない情報が地になるような工夫をすると集中力の妨げにならない。
 大事な情報を「図」にするためには、他から孤立させて目立たせればよい。たとえば、本を読む時に重要な部分にアンダーラインを引く、ノートに書き抜く、机の上から仕事に使うもの以外は取り除くなどである。
 一方、いかに情報を「有効な地」にするか、これも大事である。それは、「図」を支えるものでもあるし、また、いつかは「図」になるからである。
 ・新聞の切り抜きをファイルしておく
 ・ジャンル別に本や資料をまとめて整理しておく
 ・文献カードを作る
 などは、実は意図的に情報を当面「地」化してしまうことに他ならない。
 ルービンの杯では、図地反転を意図的にはコントロールできなかった。情報の図地化管理は、自分の工夫でいくらでもコントロールできる。これができれば、周囲からどんなにたくさんの雑情報が舞い込んできてもビクともしないでいられる。

[集中力を高めるトレーニング」あさ出版より

安全衛生のひろば」「安全と健康」(今日の献本

2012-05-29 | 安全、安心、
中央災害防止協会発行の雑誌
かつて編集委員をいていた関係で
今でも送ってくれる

ありがとうございます

日本唯一のこの種の雑誌です


ひろば」のほうは、初級者向け
安全と健康は、中級者向け

チャンキング・エラー

2012-05-29 | ヒューマンエラー
チャンキング・エラー
 チャンキングとは、符号化するときに、視覚的、音韻的、意味的なまとまりを作
ることである。例1は、意味的なチャンクがわかりにくくなっているものであるが、
これも、例2のように分かち書きをすれば、視覚的チャンクをつくりやすくなり例
1よりはましになる。さらに例3のように漢字かな交じり文にすれば、意味的チャ
ンクがはっきりと見えるので、処理効率を高められるだけでなく、エラーも減らせ
る。
例1 うらにわにはにわにわとりがいる
例2 うらにわには にわ にわとりがいる
例3 裏庭には、二羽、鶏がいる


待たせる人「名言の心理学」

2012-05-29 | 名言の心理学
世の中には
待たせるタイプの人と
待たされるタイプの人とがいる。
(山本高史)
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自分は、待たされるタイプである。
しかし、これは、受身の意味ではなく、
そのほうが、気分的に楽だからである。
待たせると、かえってストレスを感じてしまう。
さらに、急ぐためにあれこれリスクも高くなる。
最近は、待たされても、あまり苦にならない。
気持ちがのんびりしてきたから。


ジェスチャー力

2012-05-28 | わかりやすい表現
2-10)ジェスチャー力アップ

●ジェスチャーってどんなもの
 ジェスチャー力アップといってもパントマイムができるようにということではありません。確かに、パントマイムや俳優の演技のように、ジェスチャーもそれなりに訓練すれば、上手になりますが、実は、わたくしたちが普段使っているジェスチャーはほとんど無意識的ですので、かなり意識的な努力をしないとパワーアップしません。
 ためしに、自分が話しているところをビデオにとってもらって観察してみてください。ほとんどそんなジェスチャーをすることを意識していないはずですが、実に多彩なジェスチャーをしている自分を発見して驚くはずです。この無意識性がジェスチャーの1つの特徴になります。
 2つ目の特徴として、意識的にやっているわけではないのにもかかわらず、ジェスチャーの果たす役割が実に多彩であることです。その機能を分類すると、次の3つになります。
1)話の内容を補う 
(例)「これくらいの大きさ」と手で示す。両手を交差させてだめを表現する。
2)話のテンポの調整やメリハリづけをする
(例)手や体の動きで話の進行を調整したり、ここは大事ということを示す。
3)感情を伝える
(例)悲しい表情や明るい姿勢を見せる。
 
●ジェスチャー力アップの勘所
 ジェスチャーが無意識的なものだとしても、それをより好ましいものに変える方策がないというわけではありません。
 その1つが知識です。どういうジェスチャーが好ましいのかについての知識を豊富にすること、そして、それを折りに触れて実践してみることです。
 たとえば姿勢。言うまでもなく、猫背よりは背筋を伸ばしたほうが好ましいですね。
あるいは、表情も、目ぱっちり、口元ゆったりで表情豊かに話すほうが好ましいですね。視線も一点凝視よりも「目通り、乳通り、肩通り」の言い伝えに従う広角配置のほうが好ましいですね。
 こうしたことを知識として蓄積しながら、それを折に触れて鏡を見たりして実践してみることです。実践が積み重なることによって、自然にかつ無意識のうちに子どもに好かれるジェスチャーができるようになるはずです。

●心身一如
 おもしろい研究があります。
子どもに決定的な一言、たとえば、「してはいけない」とか「取り上げる」といった一言を発する際に、父親は表情も厳しいものになるのですが、母親は、時には微笑を浮かべながらそれを言う傾向があるらしいのです。
 母親のこの傾向は、子どもにとっては母親の真の意図が読みとれずに混乱してしまうことになりがちです。ダブル・バインド(2重拘束)と呼ばれていて、親子関係の不安定さををみる鍵となる概念にもなっています。ダブル・バインド状態に子どもを追いやるのは危険です。どっちが本音かわからないことによる不安が高まってしまうからです。
 怒るときもうれしいときも全身全霊でやることです。これが自然なジェスチャーの表出につながります。

●模倣することも有効
 尊敬する人のジェスチャーが自然に真似されることはよく知られています。尊敬する人のように振舞ってその人のようになろうとするメカニズムが働くようです。同一視と呼ばれています。
 テレビドラマの好きな人は、ひいきのタレントが演ずるジェスチャーが気になりますね。それが自然に真似されるのです。大好きな先生や親の振る舞いも同じように子どもに真似されます。
 人から真似をしてみたいと思われるようなジェスチャーを身に付けたいものです。

●文化によってジェスチャーは違う
 グローバル化がすすみ、学校にも異文化育ちの子どもが入学してきたり、あるいは、公園でそうした子どもどうしが遊んでいる光景もそれほどめずらしくなくなりました。
 30年前頃アメリカに10か月ほど滞在したことがあります。今でもはっきり覚えているのですから、よほど奇異な光景だったのだと思います。それは、プールの監視員が手のひらを上に向けて、日本の警官がやるように、私に対してこちらに来い来いとやっているのです。日本だと、普通に呼ぶ時は手のひらを下にしてやりますね。何か悪いことをしてしまったかのように驚いたことを今でも鮮明に思い出します。
 ジェスチャーにも万国共通のものと、その文化に固有のものとがあります。このことを知らないと、うっかり相手を怒らせてしまったり、誤解を与えたりしてしまう恐れがありますので要注意です。

●パーソナル・スペースにも注意
 最後にジェスチャーとは直接は関係しませんが、人と人との距離についてよく知られていることを一つ。
 空いている電車であなたの隣に突然見知らぬ人が座ってきたらどうでしょうか。あるいは、こんな実験があります。図書館で勉強している女子大生の隣に座ると、相手は、腕で頭を抱えたり相手に背を向けたりして、結局は、別の場所に移動してしまうのです。
 このように、人にも縄張りがあるようです。その縄張りに他人が入ってくると不愉快になったり移動したくなったりします。この縄張りをパーソナル・スペース(個人空間)と呼びます。
 見知らぬ大人どうしては、だいたい45センチくらいです。大人と子どもの場合、どれくらいになるのかのデータの存在は寡聞にして知りませんが、お互いを知っている場合には、もっと小さくなるはずです。
 お互いが親密になることがねらいなら、45センチ以内、説明や説得を開始する初期段階なら、45センチより少し距離をとって、というところでしょうか。
 いずれにしても、子どもとの物理的な距離のとり方もコミュニケーションを円滑に行うには大事な要素の一つであることは知っておいて損はありません。
 表として、個人的スペース以外についても、まとめておきましたので、参考にしてください(渋谷昌三「心理学の本」西東社を参考)

相手との関係 対人距離  行動の特徴(プロクセミックス)
密接距離 45cm以内 家族・恋人などとの身体的接触が容易にできる距離
個人距離 45~120cm 友人などと個人的な会話を交わすときの距離
社会距離 120~360cm 職場の同僚と一緒に仕事をするときの距離など
公衆距離 360cm以上 講演での聴衆と講演者との距離など